【1】15章「汎用サブドメイン」「隔離されたコア」 コアドメインは、ソフトウェアプロダクトラインのコア資産とほぼ同じ。 蒸留は、コア資産抽出の作業と同じ。 コア資産こそがそのモデル、そのシステムの中核となるドメインの塊。 すると、そのコアドメイン(コア資産)から、補助的な役割を持つドメインを分離して、コア資産の凝集度を高めることが重要になってくる。 【1-1】補助的な役割を持つドメインはいくつかある。 一つは、汎用ドメイン。 たとえば、フレームワークなどの開発基盤、アナパタやリファレンスモデルのようなモデルテンプレート、自動テスト、共通関数など。 「ドメイン駆動設計」の例では、タイムゾーンモジュールがあった。 他にも、会計や物理学は既にモデルとしてテンプレート化されているため、汎用サブドメインの範疇になる。 【1-2】他には、隔離されたコア。 「ドメイン駆動設計」の例では、P.437にある