以前から会社の本棚にあることは知っていましたが、正直言って、本を読んでソフトウェアのテストが分かるとは思えなかったので、手にとることはありませんでした。 先週末、諸般の事情により手を出しました。 結論を言うと、読む価値がありました。突然ソフトウェアテストの技術は向上しませんが、ソフトウェアテストについて考える刺激になりました。他の人にも読ませて、週末、読書会をしようと画策しています。 結局、人が重要 属人性否定には真向から対立します。鉄則210は典型です。帯にデマルコの名前があるのもうなずけます。 これと関係しますが、 文書やプロセスを固定化することへの警鐘 固定観念や機械的な作業で、テストをする人の想像力を奪うことの危険を説きます。立派なテスト仕様書を作って満足するより、完全なテストがありえない現実を認識した上で何をすべきかを考えるべきです。 実践的技術的なアドバイスとして、 テストの多