生活習慣による脂肪肝が年々増えている 肝臓の病気としてよくイメージされるのは、お酒の飲みすぎによるアルコール性脂肪肝や肝炎、またはA、B、C型などのウイルス性の肝炎から進行した、肝硬変や肝がんだと思います。 近年、注目されているのが、お酒をそれほど飲まない人にも見られる、非アルコール性の脂肪肝(NASHナッシュ)です。 脂肪肝とは、肝臓の細胞に脂肪の粒がたまった状態のこと。 世界3大珍味の一つに挙げられる「フォアグラ」は、カモやガチョウを人工的に脂肪肝にさせて作った食材です。 非アルコール性脂肪肝は、成人の約3割に見られ、推定1000万人と言われる患者数は、年々増加傾向にあります。 糖尿病や高血圧、動脈硬化などと同じく、肥満(内臓脂肪)を下地とする生活習慣病です。 これまで非アルコール性の脂肪肝は、アルコール性肝炎やウイルス性肝炎と比べて、肝硬変や肝臓がんのリスクが低いと考えられてきました

