あなたの仕事風景を思い浮かべてください。明日までに必要な資料の作成に着手したところに、取引先からの電話やメールが到着。やり取りに追われている間に部署の会議が始まり、それが予定を超えて延々と続く。ようやく資料作成に取りかかった頃には、集中力が右肩下がり。なんとか仕上げたものの、余計な表現や誤字脱字があって、またやり直し…。 ここまで極端ではないにせよ、労働時間をなかなか有効に活用できていないと感じる方は少なくないでしょう。 今回から、オフィス現場の「改善」をテーマに連載を展開します。現代の市場では品質・技術力に加えて、低コストが勝利の条件とされています。あなたの労働時間はまさにコストそのもの。つまり、低コストの実現には労働時間の最大限の活用が必須であり、その際に有効な「改善」は今や業界問わず求められているのです。 早速ですが、以下の項目についてご自身でチェックしてみてください(図)。 いくつ
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