モロッコ地震(モロッコじしん)とは、2023年9月8日(現地時間)にモロッコのマラケシュ=サフィ地方で発生した地震である。同国においてM6.8はここ100年あまりで最大の規模であり、1960年の地震(アガディール地震(英語版))以来の甚大な被害が出た地震となった[8]。 モロッコ地震は2023年9月8日23時11分1秒(現地時間)に発生した。震央は、モロッコマラケシュ=サフィ地方に位置するオウカイメデン(英語版)から西南西へ約54 km離れた地点である。アメリカ地質調査所(USGS)によれば震源の深さは19.0 km、地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定されている[7]。なお気象庁は気象庁マグニチュードを7.0と解析している[9]。 この地震によって震央近くでは改正メルカリ震度階級VIIIを観測したが、これは日本の気象庁震度階級に換算して震度5強-6弱程度に相当する揺れである[2]
