フリーペーパーの電子書籍版「FURATTO」。手作り感いっぱいのフリーペーパーは、思わず表紙をめくりたくなる出来栄えだ。 電子書籍のハード面も一通り出揃い、いよいよ各出版社も本格的に書籍の電子化へ動き出す兆しが見えて来た。 そんななか、フリーペーパーも電子書籍へと移行しつつある。フリーペーパーと言えば、駅前で配布しているか、人の出入りが激しいところに置かれているのが常だ。電子書籍化すれば、流通経費を削減できるだけでなく、紙代や印刷費も節約できるという大きなメリットがある。 だが、電子書籍化されれば、そのためにわざわざフリーペーパーサイトへアクセスする必要性が出てくる。そうなるまでには高額な宣伝費や、話題性が必要になるだろう。 また、書籍を電子化するには多額のコストがかかるのを、ご存じない方も意外と多い。そのためフリーペーパーの電子書籍化は、下手をすると今までスポンサーになってくれていた企業