W杯サッカーの3D放送を発表するスカパーJSATとソニーの幹部=20日午後、東京都内 CS放送のスカパーJSATとソニーは20日、6月11日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の全64試合のうち、25試合を3次元(3D)で放送すると発表した。W杯の3D中継は国内初となる。 スカパーは6月19日に3D専門チャンネル「スカチャン3D169」を開設、同日の日本対オランダ戦と7月11日(日本時間12日)の決勝戦の2試合を3Dで生中継する。残りの23試合は、6月20日以降に順次、録画番組を放映する。ソニーなどが発売する3D対応テレビを持っていて、「スカパー!HD」「スカパー!光」のいずれかのサービスを利用していれば無料で視聴できる。 ソニーは、W杯を主催する国際サッカー連盟(FIFA)と共同で試合の3D映像を制作。日本のほか米国、スペイン、韓国で3D放送が予定されている。