大阪湾を泳ぐイルカの群れ=大阪・南港沖1キロ付近で2019年1月31日午前9時ごろ、大阪海上保安監部提供 大阪市住之江区の大阪南港沖の大阪湾で31日、海上保安庁の巡視艇が約30頭のイルカの群れを発見し、撮影した画像を公開した。 大阪海上保安監部によると、同日午前9時ごろ、巡視艇「みおかぜ」が南港から約1キロの沖合をパトロール中、水しぶきをあげて泳ぐイルカの群れを発見。海面を跳びはねながら北に向かって移…
【ウィーン三木幸治、ブリュッセル八田浩輔】「マケドニア」という国名を巡り、27年にわたり対立を続けてきた東欧のマケドニアとギリシャは12日、国名を「北マケドニア共和国」に変更することで合意した。国名変更でギリシャが反対していたマケドニアの北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)への加盟が大きく前進することになる。 マケドニアは1991年に旧ユーゴスラビアから独立した際、アレキサンダー大王ゆかりの古代王国から名前を取ったが、同名の地域を持つギリシャが反発。また、元々「マケドニア」は現在のマケドニア、ブルガリア、ギリシャを含む地域の名称だったため、ギリシャは「マケドニアの国名は領土拡大の野心を示している」と非難していた。
阿波踊りが開幕し、軽快なリズムに乗って踊る踊り手たち=徳島市で2016年8月12日午後7時34分、貝塚太一撮影 徳島市の夏の風物詩「阿波踊り」を主催する公益社団法人「市観光協会」について、市は2日、債権者として破産手続き開始を徳島地裁に申し立てたことを明らかにした。4億円以上の累積赤字があり、運営を改善できないと判断した。今夏の阿波踊りについて市は「責任を持って新たな運営体制を早急に検討する」としているが、見通しは立っていない。 同協会は阿波踊りを徳島新聞社と共催し、事業会計を担当。市は協会に対して2017年度には約2200万円の補助金を出しているほか、金融機関からの借り入れを返済できない場合は、市が代わって支払う契約を結んでいた。
“休筆”、連載分を5月に刊行 著者の病気のため中断した内田康夫さん(82)の連載小説「孤道」の単行本が5月12日、未完のまま毎日新聞出版から刊行されることになった。内田さんは21日、小説の“休筆宣言”をするとともに、続編となる完結編を一般募集することを発表する。 連載は2014年12月、毎日新聞夕刊でスタート。翌年7月に脳梗塞(こうそく)で倒れ、連載は8月12日204回で中断していた。完結することを目指し療養に励んでいたが、左半身にまひが残り、執筆を断念。休筆宣言に至った。 「孤道」は、熊野古道と阿武山古墳(大阪府高槻市)をつなぐ謎を追う歴史ロマン。浅見光彦シリーズの114冊目で、3年ぶりの新刊となる。同シリーズは映像化され、累計発行部数9600万部の人気作品。内田さんは「完結編を書けないことが返す返すも残念です」としながら、「浅見は『これで軽井沢のセンセ(内田さんのこと)に、あることない
【ワシントン清水憲司】ドナルド・トランプ次期米大統領が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱方針を示したことを受け、オバマ政権は22日、任期中の議会承認を断念する考えを正式表明した。参加国間に足並みの乱れも出る中、TPPの枠組みを崩し、2国間の貿易協定交渉にかじを切るトランプ次期政権は現行の貿易体制に批判的な人物を要職に据え、強硬な交渉姿勢を取ることが予想される。 アーネスト大統領報道官は22日の記者会見で、オバマ大統領の任期中にTPP承認法案の審議を目指す可能性を問われ、「次のステップとして示せるものは何もない」と述べ、断念する意向を表明した。アーネスト氏は「TPPが(グローバル化に対応する)我々の戦略だった。(TPP離脱は)悲劇的だ」と語った。共和党の重鎮マケイン上院議員も同日、「中国が経済ルールを書き換える好機になる。米国の労働者と安全保障に深刻な結…
オランダのライデン国立民族学博物館に所蔵され、作者不明とされてきた絵画6枚の作者が、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(1760〜1849年)だったことが同館の調査で分かった。長崎市で22日にあった「国際シーボルトコレクション会議」で、同館シニア研究員のマティ・フォラー氏が発表した。西洋画の特徴がみられ、フォラー氏は「北斎が西洋の技法をよく理解していたことが分かる。非常に画期的だ」と話している。 絵画は水彩画5枚と石版画1枚で、日本橋や品川など、江戸の街並みが描かれている。江戸後期から幕末にかけて日本に滞在したドイツ人医師、シーボルトが集めた作品の一部。落款やサインはなく作者は不明だったが、シーボルトの子孫が保管していたシーボルト直筆の目録に6枚の絵のことが記録されていることをフォラー氏が確認した。目録には「北斎が我々のスタイルで描いたもの」という記述もあった。
「日本の国の成り立ちを考えるうえで貴重」 彦根市教委発表 滋賀県彦根市教委は17日、市内の「稲部(いなべ)遺跡」(同市稲部、彦富両町)で弥生時代終末から古墳時代初め(3世紀前半)の鉄器工房群の遺構が見つかったと発表した。同時代では他にない規模という。大規模な建物の跡も確認された。当時、鉄製品の原料は大陸からの調達に頼っており、同時代の邪馬台国について記した中国の史書「魏志倭人伝」で、大陸と交易があったとされる「三十国」のうちの一つともみられるという。 鉄器工房は30棟以上ある竪穴建物群で、各棟は一辺3.5〜5.3メートルの方形。うち23棟の床面から鉄片や鉄塊が見つかった。一部に土なども含んだ状態だが、全体の重さは計約6キロに上るという。同時に鍛冶や鉄を加工する際に使ったと思われる台石や、鉄製矢尻2個なども見つかった。国内には当時、製鉄技術がなく、鉄の延べ板を朝鮮半島から取り寄せ、武器や農具
ゴールデンウイーク(GW)を中心に毎年5万人の観光客でにぎわう浜松市の浜名湖の潮干狩りが、干潟からアサリが消えてしまう非常事態を受け、今シーズン(4〜8月)は中止されることになった。漁師らの“捜査”で、クロダイが食い荒らしているのが原因とほぼ特定されたが、地元関係者は被害防止に四苦八苦している。 海水と淡水が交じる汽水湖の浜名湖は良質のアサリが取れることで知られ、三つの干潟を有料で開放する潮干狩りは、春から夏の風物詩として観光の目玉の一つになっている。 しかし2013年、赤潮と台風の影響でアサリが減少したことから戦後初めて潮干狩りが中止になった。主催する浜名漁協弁天島遊船組合は、採取量を制限したり稚貝を放流したりしてきたが、昨年5月に“事件”が起きた。不足分を補うため遊船組合が夜間にまいた500キロ以上のアサリが、一晩ですべて消えてしまったのだ。
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