再選を目指す次期仏大統領選挙の選挙運動のため、ニース(Nice)の大学で講演に臨むニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領(当時、2012年3月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/VALERY HACHE 【7月1日 AFP】フランスで範囲が拡大している不正事件の捜査に絡み、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)前大統領(59)が1日、事情聴取のため仏当局に拘束された。仏司法筋がAFPに明らかにした。大統領経験者に対する異例の動きだ。 サルコジ氏は事情聴取のために当局に出頭。捜査官らはサルコジ氏を最長24時間まで拘束することができる。拘束期間はさらに1日延長される可能性もある。 前日にはサルコジ氏の弁護士ティエリ・エルゾグ(Thierry Herzog)氏と2人の予審判事が拘束されている。 捜査官らは、サルコジ氏がエルゾグ弁護士の協力を得て司法妨害を試みたことを