気象庁の長期予報によりますと、ことしの夏は西日本と沖縄・奄美で気温が平年より高いほか、北日本と東日本でも平年並か平年より高くなり、暑い夏になると予想されています。 それによりますと、南米のペルー沖で赤道付近の海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」が続く影響で、日本付近は来月以降も南から暖かい空気が流れ込みやすい状態が続く見込みです。このため、来月の気温は東日本と西日本で平年より高く、北日本と沖縄・奄美で平年並か高いと予想されています。 4月は東日本と西日本、それに沖縄・奄美で平年より高く、北日本では平年並か高い見込みで、5月は西日本と沖縄・奄美で平年より高く、北日本と東日本では平年並か高い見込みです。雨量は、低気圧や前線の影響で、西日本で平年より多いと予想されています。 また、6月から8月にかけては、太平洋高気圧の北への張り出しが弱いものの、夏に気温の高い傾向が続いていることから、