ブックマーク / kaze-no-katami.hatenablog.jp (16)

  • 取り敢えず鳥を撮る - 風のかたみの日記

    カメラを首からぶら下げ、散歩するようになって彼是3年が過ぎた。主な被写体は「季節の花」で、これまで撮った枚数は数え切れないが、相変わらず撮影そのものは全く上達しない。 所持する機材もごく一般的な代物で、しかも取説を読まない主義が災いし、未だに機能や使い方がよく解っていない。それでも美しい花は綺麗に写したいし、切り取る画面はバランスの良い構図であって欲しいという図々しい性格なのである。 歩きながら、咲いている花はないかと左右をキョロキョロ見回していると、鳥の鳴き声が聞こえてくる。しかしどこにいるのか判らない。 野鳥の撮影は非常に難しい。先ず鳥と遭遇する必要がある。運よく見つけても距離があったり枝に隠れていたりする。しかも生き物なのでじっとしていない。時折バズーカ砲みたいなカメラを三脚に据え、コーヒーを飲みながら獲物が現れるのを待っている御仁を見かけるが、流石にそこまでやる気力も財力も持ち合わ

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    tket 2022/02/15
  • 季節の花(令和四年二月) - 風のかたみの日記

    いつになくこの冬は、寒さが堪えるような気がする。だが実際の気温は、昨年と比べ大して違いはなく平年並みらしい。という事は、単なる思い過ごしなのだろうか。 そう言えば先達て、検査の為採血した際、注射針がえらく痛かった。年齢を重ねるにつれ、身体への刺激に対する抵抗力が衰えてしまったのかも知れない。 そんな事を考えていたら、2月1日、気象庁が東京都の梅の開花を伝えた。それによると平年より10日遅れ、昨年に比べ15日遅いらしい。 桜の開花宣言は馴染み深いが、梅にも同じようなものがあるのかと思い調べてみると、東京の場合、梅の標準木は北の丸公園にある白梅で、この木に5~6輪花が咲くと開花と見做すとの事であった。 『やはり、今年は去年より寒いのだ』私は我が意を得たみたいに少し安心したが、生活圏に於いても、昨年、梅は正月3日には開花しており、今の時期は黄色い支那満作が細長い花弁を揺らしていた筈である。 そし

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    tket 2022/02/08
  • 万世、不易? - 風のかたみの日記

    ひと月程前、時折会っては近況報告等をしている友人から、近々、共通の知人を交え飲もうと連絡があった。もとより当方に異論は無く即OKと回答していたが、暫く経っても何も言って来ないので「あの話はどうしたん?」とメールしたところ、その日のうちに日取が決まった。 私としては、美人女将がいる馴染の蕎麦屋で、鴨肉を焼きながら冷たい生ビールを頂き、〆は一足早い年越蕎麦、と行きたいところであったが、既に「肉の万世」を予約したという。 しかも料理は@4,000円の「肉盛り宴会メニュー」に@1,298円の「2時間飲み放題」をつけた、との事。 コロナ太りを解消すべくダイエット完遂中の心算である私は、冬至の夕刻、一抹の不安を抱きながら、指定された「肉の万世 神田駅前店」へやって来た。 尚、「肉の万世」についての説明はこちら。 ja.wikipedia.org 入口で手の消毒を済ませて入店。紙製のマスク入れも用意され

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    tket 2021/12/27
  • うどんすき - 風のかたみの日記

    2021年7月12日に発令された4度目の緊急事態宣言が、9月30日に解除され凡そ1ヶ月半が経過した。その間、感染者数は減少を続け、漸く飲店にも活気が戻りつつあるようだ。 我々大学の同級生、悪友3人組も久しく顔を合わせることは控えていたが、かかる状況下「そろそろいいんでないかい」(尚、北海道出身者はいない=念の為)との声が上がり、約2年振りに旧交を温める運びとなった。主たるテーマは勿論、ヤクルトスワローズ「リーグ優勝祝賀会」兼「日シリーズ必勝祈願」である。 場所は前回、日橋「たいめいけん」での酒宴終了時に、メンバーの一人から以前実家があった文京区湯島との提案があり、反対する理由も無いのですんなり決定。今回漸く実現する事となったのである。 早速行ってみたい。 11月某日、17時半に最寄り駅に集合。歩くのがメンドイのでタクシーで店に向かう。湯島天神近くで下車、そこからは狭い道を歩き、程なく

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    tket 2021/11/21
  • 「はてなブロガーに10の質問」 - 風のかたみの日記

    今回は、ポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」でも、太田裕美の「恋人たちの100の偽り」などでもなく、はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えてみることにする。 尚、これは景品のレッドカードレッドスター10個に目が眩んだ訳では決してない事を念の為、申し添える 🙄 では早速行ってみよう。 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? kaze-no-katami.hatenablog.jp はてなブログを始めたきっかけは? ボケ防止。 自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事? 強いて挙げるとするならばコレ・・・かな。 kaze-no-katami.hatenablog.jp ブログを書きたくなるのはどんなとき? 最近は全く書きたいと思わない。 下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事? タイトルと進捗状況。 ワクチン三昧(85

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    tket 2021/11/17
  • 季節の花(令和三年十一月) - 風のかたみの日記

    毎年この時期になると、日光へ日帰りで紅葉狩りに出掛ける。家から凡そ170km、順調に行けば車で約2時間半、鮮やかに色づいた絶景を眺めることが出来る筈である。 その為に先月、愛車を半年点検に出した際、オイル、エレメント、そしてタイヤを全て新品に交換、高速走行に支障ないよう準備していたのだ。 ところが、どうにも行く気になれない。最近とみに視力が低下した為か、持病の腰痛が悪化したせいなのか、それともコロナ禍ですっかり引き籠りが板に付いてしまったのか。 理由は定かではないものの、何れにしても今年は、近所の紅葉を眺めて過ごす事になりそうである。という訳でまた、いつものYouTubeを。【カタカナは花名、(    )  内は花言葉】 www.youtube.com 尚、過去に投稿した日光の記事を添付する。良ければご覧頂きたい。 kaze-no-katami.hatenablog.jp kaze-no-

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    tket 2021/11/13
  • 中秋の名月 - 風のかたみの日記

    ♪ そそら そら そら ウサギのダンス、タラッタ ラッタ ラッタ・・・ このままこの歌で終わらせてもいいのだが、それではお叱りを受けてしまいそうなので、早速題へ。 さて、夜空で一番明るい天体「月」は、凡そ45億5千万年前、巨大隕石が地球に衝突(ディープインパクト)した際、飛び散った破片が固まって出来たと言われている。 従って「海」と呼ばれる表面の黒い部分は、当然地球と同じように大量の水が・・・無い。(日光が当たらない極地付近には氷が少しあるらしい) そしてその海と白く輝く山岳部分とが織りなす模様を、日ではウサギがをつく姿にたとえた。 これが中国ではひき蛙、ヨーロッパでは木に繋がれたロバ、ロシアでは老女の横顔となり、地域や人種、文化等によって、物の見方も随分変わるものだとつくづく思う。(諸説あり) 我が国のわらべ歌「十五夜お月様」を見て跳ねるウサギは、月にいるのか地上にいるのか定かでは

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    tket 2021/09/22
  • 創作童話「木霊」(再掲) - 風のかたみの日記

    時折、忘れた頃に「はてなブログ」から、このようなメールが届く。 「下書き」のストックなど全く無く、常に自転車操業状態の私としては、これを利用しない手は無い。若干の後ろめたさに目をつぶり、早速2年前に投稿した記事を、以下の通り再掲する事にした次第。 「昔書いた童話」 大学2年のある日、突然友人から「童話」を書いてくれと頼まれた。彼が所属する同人サークルの小冊子に載せる為だという。 私は童話には殆ど興味が無く、それ迄に読んだと言えば、せいぜいサン・テグジュペリの「星の王子さま」位しか思い当たらなかった。しかもあの物語自体、童話なのかどうかも疑わしい。それでも余程暇を持て余していたのだろう、渋々ながら何故か引き受けていた。 今回はいつもと趣向を変え、埃まみれのその原稿を引っ張り出してきた。 「木霊」 僕はもう少しで泣き出しそうだった。こんなに遠く迄一人で来たのは初めてだったし、僕の大好きなお母さ

    創作童話「木霊」(再掲) - 風のかたみの日記
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    tket 2021/09/08
  • 季節の花(令和三年九月) - 風のかたみの日記

    高校二年の夏休み、秋に行われる文化祭の打ち合わせの為、クラスの責任者だけ数名で学校に集まった。その中には私の意中の女生徒も入っていた。 話が済んで下校する際、その旨、職員室に報告しに行くと、偶々日直で来ていた担任が、慰労として小遣いをポケットマネーから出してくれた。 私達はそれで「かき氷」をべに行き、残金は花火を買って、昼間にも拘らず校舎の影で花火遊びをした。(無分別な火遊びをした訳でも、校舎に火をつけた訳でもない) そんな他愛もない出来事が、いつしか心に残る素敵な夏の思い出に姿を変え、後に私は次のような言葉を綴って歌を作った。 日差しに歩く 後ろ姿が 子供のように はしゃいでたね 買ったばかりの 花火を振りながら 夜までとても 待てないなんて あの時 言えば良かった 君がとても 好きだって 僕の心を 知ってるように 君の瞳が 笑っていた あの日あの時、多分私は「青春」の真っ只中にいたの

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    tket 2021/09/08
  • 百日草(ヒャクニチソウ) - 風のかたみの日記

    何とか目標としていた1週間連続投稿の最終日を迎えた。普段それを習慣としているブロガー諸氏にとっては「何を大袈裟に」と思われるかも知れないが、私にしてみれば予想以上にハードで非日常的な体験となった。 何はともあれ、ここ迄続ける事が出来た最大の要因は、偏に読者の方々から頂いた「はてなスター」や「ブックマーク」「コメント」であり、心より深謝申し上げる。 そも、この「風のかたみの日記」は勝手気ままな雑記帳の様なもので、もとより崇高な志を抱いて始めた訳ではない。 従って、何ら一貫性を持たず、高邁な思想や該博な知識、卓越した技術、有益な情報、安易な受け売り等を提供する事、或いは傷つき挫けた心を癒し、励まし、寄り添う事はしない。 それでも、若し、出来るならば、このブログが、取り巻く環境に左右される事なく、色とりどりの花を、長期に亘って咲かせる「百日草」のような存在になればイイと願っている。 花   名:

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    tket 2021/08/08
  • 野芥子(ノゲシ) - 風のかたみの日記

    今回のオリンピックでゴルフ競技が行われた「霞が関カンツリー俱楽部」。ここは首都圏屈指の名門コースである。ゴルフ大好きのトランプ前大統領が来日した際も、この伝統あるゴルフ場がセットされていた。 過日、幸いなことに私は、何度かこのコースをラウンドする機会に恵まれた。門から少し車を走らせると、左手にシックなクラブハウスが見えてくる。「名門ゴルフ場とはこんな所の事を言うのだな」そう思った。 花   名:野芥子(ノゲシ) 学   名:Sonchus oleraceus 英   名:Common sowthistle 開花期:4月~10月 花言葉:悠久 旅人 見間違っては嫌 花言葉の「見間違っては嫌」はタンポポに似ているせいか。多分そうだろう。間違いない。

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    tket 2021/08/03
  • 目指せ! シンガーソングライター(4) - 風のかたみの日記

    これまで3回に亘りDTMと編曲支援ソフト「Singer Song Writer(SSW)」について、実際に音を聞いて頂きながらレポートしてきた。 事前の予想ではSSWはCubaseに比べ、かなり簡単だろうと高を括っていたところ、思いのほか手強く「サクッと終わらせる」という当初の目論見は見事に砕け散ってしまった。 それでもブログに書き始めた以上、途中で諦める訳にはいかない。ヘッドフォンを付けたまま400頁の分厚い取扱説明書と首っ引きでPCのディスプレイを睨みながら、少しずつ作業を進めてゆく。 「何が悲しくてこんな事をしているのだろうか」 今回は例の主旋律(テンポは♩=120)をもう少し進展させ、より曲らしくする事を目指しイントロ4小節を追加、併せて2コーラスに増やし、アレンジのガイドとなる全体の構成は <イントロ> <Aメロ> <Bメロ> <Bメロ> <サビ> <エンディング>とした。 これ

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    tket 2021/04/25
  • 季節の花(令和三年三月) - 風のかたみの日記

    ここ暫く鳴りを潜めていた「花粉症」が突然復活、目は痒く鼻水が止まらない。外出時、鼻はマスクである程度防げるが、目を保護するアイテムと言えば、せいぜい水泳用のゴーグル位しか持っておらず、流石にあれを付けて街中を歩く訳にはいかないだろう。 最初に自分が「花粉症」だと認識したのは彼是20年前。歳を重ねる毎に次第に症状は緩和されて来たので、すっかり安心しきっていた矢先の再発である。 仕方がないので散歩を取り止め、これ迄撮り貯めた写真で動画を作成、いつものように YouTube にUPした。ご覧頂ければこの上ない幸せである。 季節の花 令和3年3月/風のかたみの日記

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    tket 2021/03/15
  • ヘッドフォン三昧 - 風のかたみの日記

    自分で言うのも何だが、音に関して私はちょっとウルサイ。例えばスタインウェイとベーゼンドルファーの違いくらいは、側板に書かれた社名のロゴさえ見れば瞬時に判断出来る程である・・・。 ところで私達が日頃耳にする音楽の殆どはスタジオで録音、ミキシング、マスタリング等の処理を施した上で、CDやダウンロード用mp3として商品化されたものだ。また最近は敢えてアナログ・レコードにする場合もあるように聞く。 読者諸氏は普段どのうような環境で音楽を聴かれているのだろうか。ウォーキング中「耳からうどん」状態の「ながら派」。はたまた家のステレオでじっくり「鑑賞派」。 中には防音されたリスニングルーム、マーク・レビンソンのアンプ、JBLのスタジオモニターといった簡単には手に入らない、垂涎の所謂ハイエンド・オーディオ機器を揃える強者や、「音が暖かい」という理由で真空管アンプを愛用するマニアもいたりするかも知れない。

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    tket 2021/02/21
    勉強になります🙇‍♂️
  • 日本橋の空 - 風のかたみの日記

    『日橋』と言っても大阪にある電気街の話ではない。字は同じだが読み方が微妙に異なり、大阪の「にっぽんばし」に対し、こちらは「にほんばし」で所在地は東京都中央区日橋である。 この橋は1603年(慶長8年)、江戸幕府創設と同時期に初代が架橋され、翌年には五街道の起点と定められた。 民謡『お江戸日橋』に歌われるように「七つ立ち」、即ち日橋を午前4時に出発すると高輪付近で日の出を迎え「・・・夜明けで提灯消す」という事になる。 現在の石造りの橋は1911年(明治44年)に改築された物で、20代目にあたるという。因みに我が国の道路の中心を表す「日国道路元票」が橋の中央付近に今も設置されている。 しかし、そのように日を代表する橋梁でありながら、殆ど日の当たらない存在になってしまったのだ。理由は見ての通り。 あろうことか1963年(昭和38年)首都高速道路「都心環状線」の高架が上空を塞いでしまっ

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    tket 2021/02/06
  • シンクロニシティ(初回投稿2020年1月17日) - 風のかたみの日記

    あの日から26年の歳月が流れた。それは即ち、日の人口の凡そ2割が「阪神・淡路大震災」をリアルタイムで知らない事を意味する。だが別に不思議な事ではない。私達の大部分もまた、1923年(大正12年)に起きた「関東大震災」を知らないのだから。 しかし私の中では、我が国を揺るがしたあの大災害に対し、どこかアウトサイダー的な感覚が今もなお残っている。それは多分、あの日あの時、遠く離れた場所にいたからかも知れない。否、恐らくそうに違いない。 以下はその当時の状況を昨年記述したものである。思う所があって再掲する事とした。 先ず最初に。この「シンクロニシティ」というタイトルを見て、大集団女性アイドルの歌についての記述だと思った方、申し訳ない。そうではないので悪しからず。 さて、1995年1月、未だお屠蘇気分が抜け切らない内に、私は初めてインドネシア共和国へ向かった。目的は観光ではなく、旧通産省所管の外郭

    シンクロニシティ(初回投稿2020年1月17日) - 風のかたみの日記
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    tket 2021/01/18
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