背景 約30年前、インターネット普及と同時期に開始されたストリーミング(メディアコンテンツのネットワーク配信)は、現在、国内約1兆円の産業となりました。そして、メディア先進国である米国において、すでにストリーミングは、テレビ放送やCATVを超え、市民生活において最も長い接触時間を持つメディアになっています。 このように、ストリーミングは社会生活に最も大きな影響力を持つメディアになっていますが、産業の拡大とともに、ストリーミング産業としての責任の遂行、他産業との協議・協力が必要になり始めています。しかし、ストリーミングは、1兆円産業といいつつも、そのマーケットは広告、有料配信、企業向けと分かれており、業界全体がまとまるにはもう少し時間がかかりそうです。 一方、エンジニアリング面においては、いくつかの共同して取り組むべき課題もでてきています。しかし、ストリーミングに関わるエンジニアは、同じ技術