人間は「飽きる動物」です。数か月から数年という長期間、常に集中し続けることなどできません。 重要なのは、 「飽きてしまったときに、集中力を取り戻す方法を見つけておく」 「徹底的に『やらなくていいこと』をそぎ落とし、合格への最短ルートを見つける」 この2つの原則なのです。 (「はじめに」より) このように主張するのは、『東大合格者が実践している 絶対飽きない勉強法』(鬼頭政人、大和書房)の著者。開成中学・高校から東京大学文1(法学部)に進み、卒業後は慶應義塾大学法科大学院に進学。在学中に司法試験に一発合格し、弁護士として勤務したのち、資格試験対策を提供するオンラインサービス「資格スクエア」を企業したという人物です。 そう聞くと、いかにも特別な人といった印象を抱かざるを得ません。ところが著者は「難関大学に合格する技術」は誰でも習得可能なのだと主張するのです。そこで本書では、そんな経験をフル活用