体重を毎日計測して一喜一憂している人がいるかもしれません。しかし、たくさん食べて飲んだ次の日に体重が増える主な原因は、水分量の変化にあります。食べたものが翌日すぐに体脂肪となって体に蓄積されるわけではありません。 食事をとると食べたものは体内で消化吸収され、その後エネルギー源(糖質)として肝臓に貯蓄されますが、それらが消費されないまま蓄えられていると、余った糖質は体脂肪に変換されて保存されます。脂肪を燃焼させるには糖質よりも時間がかかるので、そのまま体を動かさずに消費カロリーが少ない状態を作ってしまうと、体脂肪はどんどん増えていくことになります。 「食べすぎたかも……」と感じた時には、食べたものが糖質として蓄えられている間に、積極的にエネルギー源として消費してしまうこと、つまり、運動することが大切なのです。 食べすぎてしまった翌日は、ひたすら食事を控えて過ごすという人がいますが、食べすぎで