こんにちは。 今回はESXiの運用をしたことがある人であればだいたいの人が 遭遇したことがありそうなAPD(All-path-Down)内容になります。 中規模・大規模環境になってくると共有ディスクを利用し、 それぞれのESXiから参照することが一般的な構成かと思います。 図で表すと以下のような接続図です。 そして、共有ディスクへの接続パスは冗長性の観点から、 複数あることが望ましいことは言うまでもありません。 しかし、ストレージ側の障害よってストレージがパワーオフしてしまった場合は、 どうでしょうか?いくらESXiからストレージへ複数のパスを使って接続できるように なっていても、ストレージがパワーオフになってしまえば、完全に無意味です。 このような状態に陥った状態のことをAPDやPDL状態といいます。 もう少し定義について詳細がVMwareのストレージガイドに記載されています。 vSph