世界中の数十の狩猟採集社会のデータを分析したところ、こうした社会の少なくとも79%で、女性が狩猟を行っていた事実が示された。 これまで「男は狩猟、女は採集」という定説が広く定着していたが、これを覆す結果となった。 この研究は、アメリカ、シアトル・パシフィック大学のアビゲイル・アンダーソン氏らが行ったもので『PLOS ONE』(2023/06/28)に論文が掲載された。
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オーストラリアに生息する「カモノハシ(学名 Ornithorhynchus anatinus)」は、哺乳類でありながら卵を産み、口には歯がないかわりに電気を感じるクチバシがあり、手足の水かきで泳ぎ回り、オスには毒爪まであるという珍獣だ。 あまりにも独自路線の進化を遂げたために、カモノハシ単独でカモノハシ科カモノハシ属を構成する。 そんな彼らには更に奇妙な特徴を持っていることが明らかになったそうだ。紫外線(UV)で照らすと、毛皮が青緑の蛍光色に光り輝くというのだ。
ロシア極東ウラジオストク郊外にあるサファリパークで飼育されていた1頭のヤギが、11月5日死亡した。5歳前後とみられている。 ティムールと名付けられたこのヤギは、餌として同サファリで飼育されているシベリアトラのアムールに与えられたものの、そのまま友情を育んだとして有名になった。 11月8日、サファリパーク園長によりティムールの死亡を発表。死因は自然死であると告げたが、実際には過去のアムールによる攻撃が原因で健康状態が悪化したためとみられている。 2015年以降、トラとヤギのユニークな友情物語は、世界各地で報じられただけに、今回のティムールの死はファンに大きなショックを与えたようだ。
クロアチア東部、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境沿いに、スラヴォンスキ・ブロッドという町がある。コウノトリのマレナは、この町の郊外で暮らしている。翼を傷めていて、飛ぶことができないのだ。 マレナを保護しているのは、71歳になるスティエパン・ヴォーキッチさんである。3人の息子はそれぞれ遠くへ巣立ち、妻とは死に別れたため、現在は一人暮らしだ。 25年前、まだ幼いマレナは翼に銃弾を受け動けない状態だった。それを発見したヴォーキッチさんはマレナを保護し、甲斐甲斐しく面倒をみている。 もう二度と飛ぶことは叶わないマレナだが、彼女を見初めたオスが現れた。クレペタンはその愛を貫き、毎春1ヶ月をかけ、14,000km以上の距離を越えて帰ってくる。 コウノトリは渡り鳥なのでずっと一緒にいることはできないが、この通い婚は16年も続いているという。
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