![携帯電話で図書館の利用をもっと身近に:ロングアイランドの図書館、地元のIT会社の開発したCapiraMobileを採用](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
誰しも幼い時に近くの図書館で大好きな本を借りた記憶があるはず、だとすれば、図書館で本を借りたその時を写真におさめるのは素敵なことなのでは――ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、このような考えから利用者が「自分撮り」をするためのブース“Photo Booth”を設置したと発表しています。2013年8月12日の記事でNYPLが紹介しています。 記事によると、ブースは2か所に設置され、1つは、中央館とも言えるシュワルツマン館のAstor Hallに、もう1つがミッド・マンハッタン図書館のエントランス近くに設置されたとのことです。ブースでは、撮影前に、NYPLへの来館理由(本を借りに来た、あるいは、勉強しに来た等)とどこから来たのか(ブロンクス、ブルックリン等)をオプションで選択可能となっており、撮影した写真は設定されたアドレスに届くようになっています。 設置から数週間で、既に1,900人以上の
2013年5月9日、シンガポールのInfocomm Development Authority (IDA)が、オフィスへ行く代わりに自宅近くの公共スペースで働く労働形態を促進するイニシアティブ「Smart Work Centres Call-for-Proposal (SWC CFP)」を発表しました。Smart Work Centres(SWC)はオフィス環境にある機器を整え、様々な働き方に応じた職場環境を提供するとのことです。 このイニシアティブはシンガポールの国立図書館委員会(National Library Board:NLB)とPeople’s Associationとの共同の取り組みで、この2機関から5か所の公共スペースが提供されるそうです。Jurong Regional図書館、 Geylang East公共図書館、Toa Payoh公共図書館、 Kampong Ubiコミュニ
身延町立図書館は、不要になった本の帯を活用したオリジナルの「メモ挟ばさみ」を作り、来館者にプレゼントしている。捨てていた帯を有効に使おうと職員たちが考案。紙をまとめたり、お菓子の袋を閉じたりするのに使える便利な文房具で、切り刻んだ帯を張り付け、さまざまな柄を作っている。 同館では、本の帯は必要な一部分だけを切って貸し出す本に張り付けるため、これまで帯の大部分はそのまま捨てていた。再利用法を職員らで検討。5月上旬から、倉庫にあった洗濯挟みのような形をした「ピンチ」と呼ばれるものを使ったメモ挟みを作り始めた。 帯をナイフで丁寧に切り、木製のピンチに、のりで張り付け出来上がる。単色のものから絵柄が入ったカラフルなものまで多彩なものに仕上げている。すべて同館職員の手作り。サイズは2種類あり、大きいものが約6センチ、小さいものが約4センチ。貸し出しカウンターに置き、自由に選べる。図書館を利用した
農家の生活向上を支援する各国の公共図書館サービス5事例 農業が基幹産業である地域にとって,農家の生活や所得の向上は重要な課題である。農業発展への取組みのパートナーとして,公共図書館に着目する動きがある。国際NGOであるEIFL(Electronic Information for Libraries)の公共図書館イノベーションプログラム(PLIP)では,ICTを活用して農業支援プログラムに取り組む各国の図書館に着目し,複数の革新的なプログラムに対し資金提供をするなどして,支援している。2011年から2012年にかけて行われたEIFLから1万5,000米ドルの助成金が提供された5つの事例について,それらが農家の生活・所得向上に貢献したことが報告されている。その中には,ベーシックなICTの利活用の研修プログラムから,日本にはあまり見られない実践も含まれており,興味深い。 アルメニアの田舎町Be
米国アーリントン郡図書館(Arlington County library)が、“American Girl”というブランドの人形貸出プログラムを開始したようです。American Girlとは、米国の歴史上の女の子をイメージして造られたもので、その時代の歴史的な背景も伝えるキャラクターとして作成されたもののようです。 このプログラムを紹介しているWashington Postの記事によると、同館のプログラムはこれに先立って開始されたニューヨーク市図書館の同様の取組みを模倣して始められたもので、アーリントン郡図書館では、Josefina (1824年)、Marie-GraceとCecile(1853年)、Addy(1864年)、Rebecca(1914)、Molly(1944年)、JulieとIvy(1974年)の8体の人形を貸出しているとのことです。同館では、これらの人形とともに、それぞ
長野県諏訪郡の原村図書館が、米粉のベーカリーの貸出を開始しています。 原村図書館では、原村や原村こめっこクラブからデータや米粉のベーカリーを借り、図書館の資料とともに、テーマ図書「持続可能な農業生産をめざして」のコーナーを設置したとのこと。米粉のベーカリーは4台あり、貸出期間は1週間。原村図書館の利用者であれば村内在住を問わず借りることができる、とのことです。 なお、原村では米粉米の栽培と消費拡大に取り組んでおり、「生産が増えても消費が拡大しなければ、値段は下がって」しまうとのことから、原村こめっこクラブが米粉のレシピ集の発行にも取組んできたそうです。 テーマ図書「持続可能な農業生産をめざして」(2013/2/6) http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail1.jsp?id=3265&pan=1 米粉のベーカリーお貸しします(2013/2/
図書館に“先生”を:シカゴ公共図書館,宿題支援を拡大 米国においては,宿題支援に積極的に取組む公共図書館は多く,本誌でも2009年にLibrary of the Future Awardを受賞したインディアナポリス・マリオン郡公共図書館(E914参照),2010年にLibrary of the Yearを受賞したコロンバス・メトロポリタン図書館(E1063参照)などの取組みを紹介してきた。このような中,シカゴ公共図書館では,“Teacher in the Library”プログラムが行われてきたが,2013年1月,シカゴ市のエマニュエル(Rahm Emanuel)市長と,シカゴ公共図書館のバノン(Brian Bannon)理事長が,同プログラムを拡張することを発表した。 現行の“Teacher in the Library”プログラムは,教員資格を有する者が,シカゴ市の各地域にある図書館に
2013年1月11日、フランス国立図書館(BNF)のLabo BNFは、GISデータを手掛けるEsri France社と共同で開発した、BNF所蔵の古地図を検索するための新たなウェブサイトを公開しました。これは、2012年10月23日から2013年1月27日までBNFで開催中の展示“L’âge d’or des cartes marines – Quand l’Europe découvrait le monde”に関連したもののようです。 公開されたウェブサイトでは、古地図で描かれている領域が画面の地図上に赤い線で表示されており、それを利用して目的の地図を検索することができるようになっています。現在のところ、16-17世紀の地図資料9点のみの閲覧となっています。 L’âge d’or des cartes marines. Expo BnF http://maps.esrifrance.
2013年1月23日のAspen Timesが、米国コロラド州のBasalt Regional Libraryで始められた植物の種の貸出サービス(seed-lending library)について紹介しています。 これは、同地域の園芸家やローカルフードの推進者の発案によるもので、同館のBarbara Milnor氏がこのプロジェクトに賛同した結果、館内の書架に第1世代の種を“配架”することになったというものです。 参加者は、同館の利用者カードを使ってパックに詰められた種を借りることができ、それぞれが育てて収穫した後9か月以内に種を返却するというシステムになっています。なお、参加者は育て方についてのワークショップへの参加が義務付けられているとのことです。 種は種苗会社や地元の園芸家から譲り受けたもので、2,000パック用意されているとのことです。パックには育てやすさに応じて緑や青の色が付けら
ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、オンライン学習コンテンツの提供を手掛けるLynda.comと契約し、NYPLの科学・産業・ビジネス図書館(SIBL)の60以上の端末で、利用者が無料でLynda.comのコンテンツにアクセスできるようになったとのことです。 Lynda.comではJavascriptのプログラミングやソフトウェアの使い方などのコンテンツから、給料の交渉テクニックなどのビジネスに関するコンテンツまで提供しています。 米国の公共図書館では、200館ほどが職員の研修用にLynda.comを導入しており、一部には特定の端末で利用できるところもあるとのことですが、利用者向けに広く導入するのは初めてのこととなるようです。 Lynda.com, NYPL Explore New Library-wide Access Model(2012/12/13付け記事) http://www.
相模原の図書館で「福袋」!?普段出会わない本に出会ってほしい、と図書館スタッフが本の福袋をつくりました! 相模原市立図書館では「としょかん福袋」と題し、中身の見えない3冊の本の入った福袋を貸出しします! 図書館職員・相談員が「普段読まないような本と出会ってほしい」との思いで、キーワードを決めてオススメの本を福袋に詰めました。 福袋は、大人向けと子供向けにわかれていますので、親子で1袋ずつ借りることもできますよ! 「としょかん福袋」の貸出期間は、1/5(木)~1/31(火)までです。 また相模原市立図書館では、1/13(金)16:30~、図書館で使用しなくなった本を利用者に提供する「くるくるブックコーナー」を、1/15(日)14時~「大人のためのおはなし会」として、今年の干支「辰」にまつわる朗読と紙芝居を楽しむことができます。(予約不要、入場無料) 相模原市立図書館 所在地/〒252
米国のカンザス州にはケーキ型を貸し出している図書館があるそうです。 その様子を紹介する新聞記事には、“Cake Pans”とラベルの貼られた書架に、さまざまなケーキ型(バービーやらダース・ベイダーやら)がずらりと並んでいる写真が掲載されています。グレイドベンド公共図書館のものです。これらのケーキ型は、プラスチックの大きな袋に入れられ、飾り付けの方法も添えられているそうです。ひとつひとつの型はOPACにデータ登録され、利用者への貸し出しや、他館へのILLも可能ということです。 退職した図書館員に聞いてみたところ、同館が寄贈を受けてケーキ型を扱い始めたのは25年以上前に遡るそうです。無料で飾り付け教室も開いていました。1986年ごろにはこの周辺にケーキ型を入手するような場所なんてなかったと、彼は当時の事情を振り返っています。現在も同館のコレクションは住民からの寄贈で増加していっているということ
2012年11月20日に開催された図書館総合展第1日目に、「図書館100連発-フツーの図書館にできること」というフォーラムが開かれました。あまり知られることのない図書館の小さな工夫や事例を全部で100個紹介し、図書館を良くしていくことを目指すというものです。 図書館総合展ウェブサイトには早くも同フォーラムのイベントレポートが掲載されており、それら100個の事例がリストアップされています。それによると、「資料提供の工夫」「資料収集・保存の工夫」「利用環境改善の工夫」「地域・利用者連携の事例」「個人発の図書館的サービス」「総合的な改善のために」の6つのカテゴリに分けて紹介が行われたそうです。また、『ライブラリー・リソース・ガイド』創刊号でも「図書館100連発」の特集が組まれています。 フォーラム参加者のツイートのなかには、このような事例を共有するデータベースがあれば、という声も見られました。
メリーランド州のアンアルンデル郡(Anne Arundel County)の図書館で、メイカースペース(創作スペース)を設置する動きがあることが、Crofton West County Gazette紙で取り上げられています。 アンアルンデル郡図書館では、貸出数、来館者数、イベント参加者数などの指標によるランキングが州内でも最も下の方に位置するとのことで、その改善のためメイカースペースの導入を検討していることのようです。 メイカースペースとは、DIY愛好者などに創作のスペースやツールを提供するものです。 Libraries hope ‘maker spaces’ make a difference (Crofton-West County Gazette 2012/11/30付け) http://www.capitalgazette.com/crofton_westcounty/news/
2012年11月5日、国際NPO団体IREXが、“Romanian Library Helps Patrons Find the Best Doctors”という記事を掲載しています。記事では、利用者から度々良い医者の紹介の相談を受けるルーマニアのラコアサという地域の公共図書館が2011年1月に始めた、利用者にベストな医者を探すことのできる“Biblio@Sănătate ”というウェブサービスについて紹介しています。 利用者は、この“Biblio@Sănătate”を利用することで、診療予約ができ、また簡単な医療関係のアドバイスも受けられるということで、利用者の時間と費用の節約に繋がるようです。また図書館員にとっても、利用者の検索の手伝いをする時間も省ける等の利点があるとのことです。この“Biblio@Sănătate”は、図書館の2人のボランティアが管理しているとのことです。 Roma
2012年11月6日から12月20日まで、三重県立図書館で、「大型ディスプレイ電子ミュージアム」が体験できます。これは、三重県の県立博物館・県立美術館・斎宮歴史博物館等の県立文化施設が所蔵する資料等約700点を、大型ディスプレイで施設横断的に検索・閲覧できる電子展示システムとのことです。 大迫力画像が閲覧できる「大型ディスプレイ電子ミュージアム」の運用を開始します。 (三重の文化 2012/11/6付けの記事) http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012110058 図書館で「大型ディスプレイ電子ミュージアム」体験! (三重県立図書館 2012/11/8付けの記事) http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012110178
マイクロスキャナを導入しました マイクロフィルム・マイクロフィッシュのご利用のために、図書館本館1階にマイクロスキャナを導入しました。 マイクロスキャナ専用のパソコン画面から、マイクロ資料の閲覧・プリントアウト・画像保存が可能です。 プリントアウトは1枚10円 (課金プリンタ出力、生協コピーカード支払い) です。 USBメモリをご持参いただければ、画像保存は無料となります。 利用受付時間 平日9:00-16:30 (17:00までにご利用を終了してください) マイクロリーダーからのプリントアウトについては、従来通り学内者:1枚20円、学外者:1枚35円です。 印刷・画像保存は、著作権法上適法な範囲内で行ってください。 ご利用の際はヘルプデスクにて手続きをお願いいたします。
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