激速のテスラやポルシェも軽規格のi-MiEVも同じ! 電気自動車の自動車税額が一律の謎 (1/2ページ) もともとは戦費調達のために創設された 自動車関連税制のなかでも、自動車税は地方税で、クルマを所有することで課せられる税金だ。その税額は、エンジン排気量によって定められている。ところが電気自動車(EV)は排気量の区別がない。いわば排気量はゼロなのだから、エンジン車の場合に排気量1000cc以下に該当する最低税額の2万5000円という税額になる。 タイカン画像はこちら 一方、今日では登録車扱いだがもとは軽自動車だった三菱のi-MiEVと、高性能かつ高額なポルシェ・タイカンが同じ税額でよいのかという疑問はあるかもしれない。 i-MiEV画像はこちら そもそも自動車税とは、昭和15年(1940年)に創設され、目的は戦費調達にあったという。太平洋戦争は1941年に開戦するが、日本はすでに1937