三菱UFJ銀行の行員が支店の貸金庫から十数億円相当の金品を盗み取っていた問題で、この行員は顧客用の鍵のスペアキーを使って貸金庫を開けていたことがわかりました。スペアキーは支店で管理されていましたが、銀行は不備があったとして今後は本部で一括管理するよう見直す方針で、近く会見を開いて詳しく説明する見通しです。
三菱UFJ銀行の行員が支店の貸金庫から十数億円相当の金品を盗み取っていた問題で、この行員は顧客用の鍵のスペアキーを使って貸金庫を開けていたことがわかりました。スペアキーは支店で管理されていましたが、銀行は不備があったとして今後は本部で一括管理するよう見直す方針で、近く会見を開いて詳しく説明する見通しです。
コンピューターのメモリーの性能を飛躍的に高める「交代磁性体」と呼ばれる特殊な性質を持った物質を見つけたと、東京大学の研究グループが発表しました。コンピューターの消費電力の低下にもつながる成果だとしています。 これは、東京大学大学院工学系研究科の関真一郎教授らの研究グループが発表しました。 グループは、磁気の性質を使って情報を記憶させるメモリーの性能を飛躍的に高める「交代磁性体」と呼ばれる特殊な性質を持った物質を探しました。 その結果、化合物の「硫化鉄」がこの特殊な性質を持っていることを突き止め、従来のメモリーと同じように情報を読み込んだり書き出したりできることを実験で確かめたということです。 研究グループによりますと、今回見つかった交代磁性体は室温で使えるのが特徴で、理論的には、従来の磁気を使ったメモリーより小型化が可能で、処理速度が100倍以上速くなるということです。 また、交代磁性体を
iPS細胞から作った目の網膜の細胞を重い目の病気の患者に移植する治療について、開発を進める神戸市の病院のグループが、早ければ来月にも医療費の一部に公的な保険が適用される「先進医療」に申請する方針を固めたことがわかりました。 認められれば、iPS細胞を使う治療としては10年前に世界初の臨床研究として行われて以来、初めてのケースとなり、グループはiPS細胞が治療として多くの患者に届けられる段階に入りつつあるとしています。 「網膜色素上皮不全症」患者への治療開発 神戸アイセンター病院 神戸アイセンター病院の栗本康夫院長らのグループは、網膜の細胞が減って視力が落ちたり視野が欠けたりする「網膜色素上皮不全症」の患者の目にiPS細胞から作った網膜の細胞をひも状に加工して移植する治療の開発を進めています。 グループによりますと、これまで治療した3人の患者はいずれも移植した細胞が定着し、中には見え方が改善
キャンプが趣味の高校生が主人公の人気アニメ、「ゆるキャン△」の舞台となった身延町でイベントが開かれ、大勢のファンでにぎわいました。 人気アニメ「ゆるキャン△」では、主人公が通う高校のモデルが身延町の「旧下部中学校」となっています。 イベントはこの校舎を拠点に地域活性化の活動をしている住民団体が開きました。 このうち7日行われた校舎の見学会は、全国から訪れた大勢のファンが開始前から長い行列をつくり、校舎に入るとキャラクターのテントが張られた教室や図書室で記念写真を撮るなどしておよそ400人がアニメの雰囲気を楽しんでいました。 静岡県から来た男性は「もう感動しています」と話していました。 また、校庭は7日から8日にかけてキャンプ場となり、およそ80組の人たちが思い思いにテントを張って、アニメの聖地で一晩を過ごしたということです。 愛知県から来た男性は「校庭でのキャンプ自体も面白いですが、身延は
愛知県警察本部はいずれも栃木県内の30代で、子どもが同じ保育園に通う「ママ友」2人について、闇バイトとして実行役を勧誘し、店からタブレット端末をだまし取ったとして逮捕しました。警察の調べに対し、このうち1人は「ホストやギャンブルで借金があった」などと供述しているということです。 逮捕されたのはいずれも栃木県佐野市に住む、パート従業員の黒田裕香容疑者(31)と、無職の小浦優容疑者(32)です。 愛知県警によりますと、2人はことし8月、大阪市内の家電量販店で、スマートフォンに他人名義の決済サービスの画面を示し、およそ39万円のタブレット端末をだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 2人は子どもが同じ保育園に通うママ友で、警察はすでに検挙されている詐欺の実行役を「闇バイト」として勧誘する役割だったとみています。 警察の調べに対し2人はいずれも容疑を認め、このうち黒田容疑者は「生活費がほ
3日、東京・渋谷区の首都高速道路に電動キックボードが進入し、およそ1キロにわたって走行していたことがわかり、首都高速道路が映像を公開して注意を呼びかけています。 首都高速道路によりますと3日午前3時ごろ、首都高速道路3号渋谷線の下りに電動キックボードが進入し、およそ1キロにわたって走行したということです。 首都高速道路がSNSで公開した映像には、電動キックボードに乗った人が高速道路に入っていく様子や路肩から車線に膨らんで走行する様子などが写っています。 首都高速道路ではことしに入り3日までに電動キックボードが進入するケースが7件確認されていて、いずれのケースも後を走る車などが気づいてけがをするような事故は発生していないということです。 首都高速道路は、命に関わる重大な事故につながるおそれがあることから高速道路には入らないよう注意を呼びかけるとともに、誤って進入してしまった場合にはすぐに安全
共同通信は、生稲外務政務官がおととし8月に靖国神社を参拝したと誤って報じたことについて、経緯を検証した記事を配信しました。 原因について「分担して取材した別の報道機関の記者の情報を裏付けを取らないままうのみにした」とした上で、再発防止に全力で取り組むとしています。 共同通信は、おととし8月15日に「自民党の生稲参議院議員が靖国神社に参拝した」と報じました。 また、今月24日、生稲外務政務官が出席した世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式に、韓国政府が政府代表の出席を見送ったことに関連した複数の記事でも、生稲氏の靖国神社参拝について報じました。 共同通信は「生稲氏は参拝しておらず誤った報道だった」と25日に訂正し、30日、経緯を検証した記事を配信しました。 この中で「閣僚や国会議員の靖国神社への参拝取材は、主な3か所の入り口の出入りをカバーするため別の報道機関数社と分担している」とした上
共同通信が、生稲外務政務官が2022年に靖国神社に参拝したと配信した記事を誤った報道だったと訂正したことを受けて、水谷社長は、外務省の岡野事務次官と面会し、「日韓関係にも影響を与えたことを遺憾に思う。生稲政務官や日韓の多くの関係者に謝罪する」と述べました。 共同通信は、生稲外務政務官が2022年8月に靖国神社に参拝したと国内外に配信した記事について「生稲氏は参拝しておらず誤った報道だった」と訂正しました。 これを受けて、外務省の岡野事務次官は26日夕方、外務省で共同通信社の水谷亨社長と面会し、説明を求めました。 外務省によりますと、この中で、水谷社長は「『佐渡島の金山』の追悼式に関係した多くの方々が混乱し、日韓関係にも影響を与えたことを遺憾に思う。生稲政務官や地元の方々、日韓の多くの関係者に謝罪する」と述べたということです。 そのうえで、「本件を重く受け止め、なぜ、このようなことが起きたの
EV=電気自動車の走行距離を大幅に伸ばすことができる次世代の電池「全固体電池」について、自動車メーカー各社は2020年代後半の量産化に向けて、必要な生産技術の検証を進めるなど研究開発を加速させています。 「全固体電池」は、電気をためたり放出したりするのに必要な「電解質」に液体ではなく固体を使うことで、EVの走行距離を大幅に伸ばし、充電時間の短縮も期待できる技術で、各社が研究開発を進めています。 このうち、ホンダはおよそ430億円を投資して全固体電池の量産に必要な生産工程を検証する施設を栃木県さくら市に建設し、2025年1月の稼働開始を前に、報道陣に公開しました。 会社では、全固体電池によって走行距離を2倍に伸ばすとともにコスト削減も目指していて、2020年代後半に量産を始める予定です。 本田技術研究所の大津啓司社長は「量産に向けて、手応えが出てきている。EV普及に向けて、ゲームチェンジを起
共同通信は、生稲外務政務官が2022年8月に靖国神社を参拝したと国内外に配信した記事について、「生稲氏は参拝しておらず誤った報道だった」と訂正しました。 共同通信は、2022年8月15日に「自民党の生稲参議院議員が靖国神社に参拝した」と報じました。 また、24日、生稲外務政務官が出席した世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式に、韓国政府が政府代表の出席を見送ったことに関連した複数の記事でも、生稲氏の靖国神社参拝について報じました。 これに関し共同通信は25日夜、「正しくは生稲氏は参拝しておらず誤った報道でした」と加盟社に訂正記事を配信しました。 訂正記事では「靖国神社への国会議員の出入りを取材する過程で生稲氏が境内に入るのを見たとの報告があったが、本人に直接の確認取材をしないまま記事化した」としています。 また、「当日参拝した複数の自民党議員が共同通信に『生稲氏はいなかった』と述べた」
ことし8月、靖国神社の石の柱に落書きされているのが見つかった事件で、警視庁が器物損壊などの疑いで中国人の14歳の少年の逮捕状を取ったことが、捜査関係者への取材でわかりました。 少年は落書きが見つかった当日に中国に帰国していました。 ことし8月、東京・千代田区の靖国神社の入り口にある石の柱に、黒いフェルトペンのようなものでトイレを意味する漢字などが落書きされているのが見つかりました。 近くに設置された防犯カメラには夜間、柱に近づく不審な人物が写っていて、警視庁が捜査した結果、中国人の14歳の少年が関わった疑いがあるとして、21日、器物損壊と礼拝所不敬の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかりました。 少年は事件の数日前に複数人で来日し都内に滞在していましたが、神社にはひとりで訪れて、落書きが見つかった当日に羽田空港から中国に帰国していました。 靖国神社ではことし5月にも、同じ石の
警察庁は、世界各国の公共機関や企業にサイバー攻撃を繰り返す、『フォボス』というグループの42歳のロシア人運営者を、アメリカ司法省が、日本の警察の協力を得て検挙したと発表しました。『フォボス』をめぐっては、国内でも「身代金要求型」のサイバー攻撃の被害が、少なくともおよそ70件確認されていて、運営者が検挙されたのは初めてだということです。 アメリカ司法省が、身代金要求型のコンピューターウイルス、「ランサムウェア」を販売、配布したなどとして検挙したのは、ロシア国籍のエフゲーニー・プティーツィン被告(42)です。 警察庁によりますと、被告は、世界中の1000以上の公共機関や民間企業を標的にしたサイバー攻撃によって、1600万ドル以上の身代金を奪ったとされる『フォボス』というグループの運営者の立場にあったとみられています。 日本国内でも、『フォボス』による攻撃の被害が2020年以降、行政機関や民間企
「私の体をぐちゃぐちゃにした」 4年前、手術中に脊髄の神経を切られる医療事故にあった70代の女性。両足がまひして歩けなくなり、下半身を激しい痛みが襲うようになりました。 病院は調査の結果、執刀した医師が8か月間で8件の医療事故に関わっていたと公表。その後、医師は別の病院に移りました。 医療事故を繰り返す「リピーター医師」の問題がいま各地で発覚しています。 なぜ食い止めることができなかったのか、患者ができることはないのか。医療の安全について考えます。 (プロジェクトセンター ディレクター 高橋裕太) 【NHKプラスで配信】クローズアップ現代 “リピーター医師”の衝撃 病院で一体何が? 配信期限 :11/26(火) 午後7:57 まで↓↓↓こちらで見られます↓↓↓
太陽光発電施設から銅線ケーブルを盗んだとしてタイ人の窃盗グループが逮捕された事件で、警視庁などは、盗品と知りながらこれらの銅線ケーブルを買い取っていた疑いがあるとして、栃木と茨城にある4つの業者を一斉に捜索しました。 捜索を受けたのは、栃木県小山市や茨城県古河市などにある金属くずの買い取りを行う4つの業者で、午前10時半ごろ、警視庁と栃木県警の捜査員が一斉に捜索に入りました。 金属価格の高騰を背景に銅線ケーブルなどが盗まれる被害が相次ぐ中、ことし5月に東京 日の出町の太陽光発電施設から送電用の銅線ケーブルおよそ840メートル、193万円相当を盗んだなどとして、ウェイチェークー・プリチャー被告(24)らタイ人の窃盗グループ7人が逮捕、起訴されています。 警視庁によりますと、盗んだ銅線ケーブルは中国人が経営する小山市内の買い取り業者に売却していたとみられ、その後の捜査で、この業者を含む4つの業
今回は、沖縄県と海を挟んで隣り合う鹿児島県とで、ほぼ同じ時間に記録的な大雨となりましたが、両県の初動対応は全く異なるものになりました。 【鹿児島県】。 鹿児島県では今月9日の午前0時半すぎに奄美地方に「顕著な大雨に関する情報」が出され、与論町に「記録的短時間大雨情報」が発表されました。 そして、午前2時40分に大雨特別警報が発表され、同時に鹿児島県が災害対策本部を設置しました。 県は与論町に災害救助法を適用することを発表した上で、午前と夜に災害対策本部会議を開催。 県民に対し安全に最大限留意した行動をとるよう呼びかけました。 【沖縄県】。 一方、沖縄県です。 まず、今月9日に、奄美地方より30分早く、本島北部に「顕著な大雨に関する情報」が出されました。 このあと、大雨特別警報は発表されなかったものの、午前3時すぎまでに名護市、国頭村、東村、大宜味村に10回以上「記録的短時間大雨情報」が発表
ことし5月、東京 葛飾区の路上で、自転車の女性の背後からバイクで近づき、かごの中からバッグをひったくったとして、47歳の容疑者が警視庁に逮捕されました。この事件の前後に葛飾区や足立区で、女性を狙ったひったくり事件が相次いでいて、警視庁は容疑者が関わっているとみて捜査を進めています。 逮捕されたのは、韓国籍で、住居、職業いずれも不詳の尹星王容疑者(47)です。 捜査関係者によりますと、ことし5月、葛飾区東金町の路上で自転車に乗っていた30代の女性の背後からバイクで近づき、かごの中から現金1万円などが入ったハンドバッグをひったくった疑いが持たれています。 警視庁が現場周辺の防犯カメラの映像などから尹容疑者を特定し、7日に逮捕しました。 この事件の前後には、葛飾区や足立区で女性を狙った同様の手口のひったくり事件が複数発生していて、中にはバイクに引きずられた女性がけがをしたケースもあったということ
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