米国海軍研究所 NRL (U.S. Naval Research Laboratory) が、飛行と水中潜航に両対応する水空両用ドローン Flimmerを発表しました。Flimmer は flyingとswimmerを合わせた造語。 飛行速度は時速75kmほど、着水後は時速最大18kmで水中を航行します。狙いは飛行モードで高速かつ効率的に目的地まで近づき、必要に応じて潜航モードに移ることで遠距離からの投入を可能にすること。 テストではFlimmerを高度300mの上空から投下し、空を飛んだ後に着水・潜航させることに成功しています。 米海軍研究所の機関紙 Spectra より、Flimmer のテストを示した連続写真。 飛行と潜水の機能を併せ持つためには、着水の衝撃に耐えるために強く壊れにくい構造にしなくてはいけませんが、現状ではまだ穏やかな波のない状態の海にしか着水できません。 一般に飛行