県立高指導者のわいせつ:被告「エッチをすれば音色よくなる」−−第2回公判 /山梨 ◇生徒にみだらな行為 部活動で指導していた県立高校の女子生徒にみだらな行為をしたとして、児童福祉法違反(わいせつ行為)の罪に問われた韮崎市富士見ケ丘1、製造業、萩原吉人被告(33)の第2回公判が26日、甲府家裁(渡辺康裁判官)であり、検察側は「エッチをすれば音色が良くなる」と萩原被告が生徒をだまし、生徒計13人にみだらな行為をしたことを明らかにした。 検察側の冒頭陳述によると、萩原被告は演奏技術に不安を感じた生徒に、「音が弱いからエッチしないとまずい。オレが力になってあげる」と話し、みだらな行為に及んだ。その後も「演奏に悩む生徒ならば練習と称して性交できる」と考え、「音楽家になりたいのなら、今の音じゃ駄目だ」「腹式呼吸をマスターするために体の中を変えるしかない」などと生徒が不安になるように仕向け、一度成功する