JR東日本が導入したEV-E801系「ACCUM」は、JR九州の交流蓄電池電車「DENCHA」(日立製作所が製造)をベースに、耐寒耐雪対応などのカスタマイズを行った車両。車体の形状に「DENCHA」との共通点が見られる一方、前照灯・尾灯の位置や排障器(スカート)の形状が異なり、寒冷地での走行に対応した装備となっている。 最大の特徴ともいえる車両ごとに異なるボディカラーは、男鹿の「赤なまはげ」「青なまはげ」が由来だという。車体側面のドア横にも、なまはげをイメージしたデザインが施された。営業運転開始を記念したヘッドマークも掲出され、赤い車両のヘッドマークに「青なまはげ」、青い車両のヘッドマークに「赤なまはげ」が登場。ともに男鹿半島を代表する景勝地「ゴジラ岩」の夕景と組み合わせたデザインとなっている。車内はロングシートで、電気の流れを表示する「エネルギーフローモニター」も設置された。 男鹿線(追