筆者が耳にする「iPhone」のさまざまな問題の中で群を抜いて最も多いのは、バッテリーに関するものだ。確かに、バッテリーは消耗品なので、時間の経過とともに消耗していくのは避けられないが、iPhoneのバッテリー問題は、バッテリーそのものが原因ではないことが多い。 幸い、「iOS 15」には、バッテリーの問題を診断するのに役立つツールがいくつか用意されている。本記事では、それらのツールを使用して、iPhoneのバッテリーを実際に交換する必要があるのか、それとも、アプリや充電器、欠陥のあるケーブルが原因なのかを確認する手順を紹介する。 バッテリーの状態 最初に、バッテリーの状態を確認する。これを行うには、「Settings」(設定)>「Battery」(バッテリー)>「Battery Health」(バッテリーの状態)の順に進む。 最初に断っておくが、「Maximum Capacity」(最大