ブックマーク / politas.jp (13)

  • なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    安全保障が争点の珍しい選挙 安倍晋三首相が衆院解散会見で発表した名称は「国難突破解散」であったが、このキャッチコピーには、山積する国難に対して一気にブレイクスルーをもたらすための権力を安倍政権に集約させてほしいという願望が含意されている。 来であれば、小選挙区制をとる現在の衆議院選挙は、常に政権選択選挙の様相を持つ。その安倍政権の呼びかけに対して賛成するか、反対するかが問われる選挙だといえる。 北朝鮮ミサイル危機などの安全保障・外交問題、少子高齢化問題、生産性向上など働き方改革、教育政策、憲法改正など多様な争点が選挙で問われることになるが、今回の選挙の特徴は、各種メディアの世論調査でも明らかなように、北朝鮮ミサイル危機など安全保障・外交問題が選挙の主要争点となった、55年体制崩壊以後、珍しい選挙だということである。 Photo by yoppy (CC BY 2.0) 第2次安倍政権の特

    なぜ日本人の多くが自民党を選ぶのか(福田充)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
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    tone-unga 2018/06/21
  • 辺野古移設問題の「源流」はどこにあるのか――大田昌秀元沖縄県知事インタビュー(堀潤)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    私たちは「敗戦」を迎えたあの時代から続く一のタイムラインの上をいまも変わらず歩き続けている。振り返れば戦前、戦中、戦後に隔たりはなく、かつての日常の連続の上に私たちの日々の暮らしがあるのだ。多くの犠牲と惨禍をもたらしたあの不条理な戦争の記憶は時の経過と共に薄れ、風化が進んでいる。しかし、ひとたび沖縄へ目を向けると、私たちが「風化」という言葉によって、いかに冷たい目線の投げかけに加担してしまっているか気づかされ、強い自戒の念を感じざるを得ない。なぜ、沖縄にあれだけの数の米軍基地が集中しているのか、私たちは知っているだろうか。報道で伝えられる「沖縄の怒り」という言葉の源流に想いを馳せることができているだろうか。 私は米軍基地問題と向き合い続けてきた沖縄の歴史を知るために、先日、元沖縄県知事の大田昌秀氏をはじめ沖縄戦を体験した方々の元を訪ねた。 大田氏は1925年生まれの90歳。学徒兵として沖

    辺野古移設問題の「源流」はどこにあるのか――大田昌秀元沖縄県知事インタビュー(堀潤)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
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    tone-unga 2018/01/04
  • テレビの選挙報道がネットに後れを取る時代(亀松太郎)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    史上最多の21人が立候補している2016年夏の東京都知事選。でも、群雄割拠というムードは全く感じられません。その大きな原因は、テレビや新聞の選挙報道にあります。「主要3候補」という言葉を使って、鳥越俊太郎、増田寛也、小池百合子の3人(届け出順)にフォーカスした報道を展開しているからです。 他の18人の候補者は、まるで刺身のつまのように、都知事選のニュースの最後にちょっと名前を紹介されるだけ。マスメディアによって、「主要3候補」とその他の候補の間に太い線がクッキリと引かれてしまいました。 「主要3候補」の報道だけで十分なのか? これが、17日間の選挙戦を通じて、有力な候補者が徐々に絞り込まれていったということであれば、まだうなずけます。しかし、ほとんどのマスメディアは7月14日の告示日から「まじめに報道すべきなのは3人だけだ」と決め込んで、「主要3候補」報道を続けてきました。 でも、21人も

    テレビの選挙報道がネットに後れを取る時代(亀松太郎)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
  • 【都知事選2016】後藤輝樹候補 政見放送 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    7月25日にNHK総合で放送された後藤輝樹候補の政見放送の書き起こしです。 東京都知事候補者、無所属、後藤輝樹、33歳。皇暦2642年12月8日降誕。皇暦2671年、神奈川県議会議員選挙の立候補を皮切りに、6連続落選。輝樹塾塾長。 では、後藤輝樹さんの政見放送です。 公職選挙法第150条の2の規定をふまえて、音声を一部削除しています。 これからおやすみの方も、お目覚めの方も、そして偶然この映像を目にしてしまったあなたも、ようこそごきげんよう。後藤輝樹の△△△△の時間です。いまから皆さんに△△△△を出し合ってもらいます。私の戦闘力は、53万です。 アイ・セイ・△△△△! ユー・セイ・出すぞ! △△△△! ……(オーディエンスにマイクを差し出す振り)△△△△!  ……(オーディエンスにマイクを差し出す振り) %%%主義ってなんだ!(ドン! ドン!) %%%主義ってなんだ!(ドン! ドン!) %

    【都知事選2016】後藤輝樹候補 政見放送 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
  • 【都知事選2016】ないとうひさお候補 政見放送 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    7月21日にNHK総合で放送されたないとうひさお候補の政見放送の書き起こしです。 東京都知事候補者、無所属、ないとうひさお、59歳。元陸上自衛官、現在会社員。 では、ないとうひさおさんの政見放送です。 都知事候補、ないとうひさおです。 まず、私の目指す東京の姿について、ご説明申しあげます。「自己責任に基づいた真の自由と心あたたかい東京」、これが私の目指す東京です。 自己責任とは、自分でできることは自分でやり、自分で責任を取るということです。今日、日は防衛、エネルギー、料という重要な安全保障に関する事項を、ほとんど外国に丸投げして、依存しています。これでアメリカのリンカーン大統領が、「人民の、人民による、人民のための政治」と民主主義を表した政治が実現できているのでしょうか。依存している国に対して、何も言えなくなってしまっているのではないでしょうか。自分のできることを自分でやる。その心を取

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  • 【都知事選2016】高橋しょうご候補 街頭演説第一声 書き起こし(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    視点 Photo by 【都知事選2016】高橋しょうご氏 街頭演説第一声 生中継 - 2016/07/14 12:35開始 - ニコニコ生放送 7月14日に都庁前で行われた高橋しょうご候補の街頭演説第一声の書き起こしです。 ニコニコ生放送:http://live.nicovideo.jp/watch/lv269570792#11:12 私は、東京都荒川区在住の32歳、高橋しょうごと申します。今回、東京都知事選に出馬をいたしました。今回ですね、立花候補にマイクをお貸しいただき、この都庁の前で、第一声をさせていただくということで、とても感謝しております。 それでは私の考えについてですけれども、そもそも選挙というものは戦いではないと思っております。なぜかと言うと、まずみなさんに被選挙権があり、そして、今回それを行使した人たちが、みんな思い思いにこの世の中をよくするためにがんばると。そういうこと

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  • 憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    自民党や日会議が、憲法改正のとば口のひとつとして憲法24条に目をつけたのは、敵ながらうまいところをついていると思う。 まず24条は、9条に比べて話題になりにくいのだ。 たとえばYahoo!ニュースで「憲法24条」を検索すると、ニュースの数は28。一方の「憲法9条」は389で、14倍近い差がある(ともに2016年6月30日現在)。そもそも9条の内容を知らない人はいないだろうが、24条の内容を知っている人は多くないだろう。 家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か では家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か。現行憲法を見てみよう。 第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基として、相互の協力により、維持されなければならない。 2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、

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  • 「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 このテキストの印刷用PDFはこちらからダウンロードできます。 自分のアタマで考えよう 最近の日お金がある人とない人の格差が大きくなり、若者や子どもの貧困が問題になっています。現在貧困に近い生活を送っている人は、どうやってそこから抜け出せばいいのでしょうか。 私が代表を務めるライフネット生命には、高校を中退して働いていたものの、通信制の高校に通い単位を取得、その後、一念発起して大学試験を受けて大学に入り、入社した社員がいます。 しかし、身も蓋もない言い方ですが「受けた教育のレベルが低いと、いい仕事につける確率はぐんと低くなる」というデータがあるのも事実(労働政策研究・研究機構「ユースフル労働統計2015」)。中卒と大卒とでは、生涯賃金に1億円近い差があるのです。 この国には小学校にも行けていない子ど

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  • 【総選挙2014】自民党の圧勝でデフレ脱却の兆しが見え始める(finalvent)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来 )2014年12月6日

    Photo by Joe Jones(CC BY 2.0) 自民党は圧勝する 第47回衆議院議員総選挙は、自民党が圧勝するだろう。 改選前の衆議院は定員480議席。与党は、自民党295議席と公明党31議席を加えて326議席。過半数ラインは241議席。この圧倒的多数は、衆議院の3分の2の320議席も越えていたので、「衆議院の優越」によって思い通りの立法が可能だった。 今回の衆議院選挙では「0増5減」で定員が475議席となり、3分の2は317議席になる。趨勢が前回と大筋で変わらないとすると、2つの攻防がある。 (1)与党が「衆議院の優越」の3分の2である317議席を維持できるか (2)自民党単独でその317議席が獲得できるか 私は、自民党単独で「衆議院の優越」を得るだろうと見ている。そうなると、自民党の歯止めとなっていた公明党の意義も失われる。公明党の「生活必需品には軽減税率を」という主張も自

    【総選挙2014】自民党の圧勝でデフレ脱却の兆しが見え始める(finalvent)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来 )2014年12月6日
  • 永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年

    戦後70年にあたり、僕がいま、自分の中でどうもうまく腑に落ちていないことを、みなさんに聞いてもらいたいと思います。それは「日はいつまで敗戦国なんでしょうか?」ということです。 僕は1973年生まれなので、敗戦国である日に生まれ育ち、敗戦国というのが何なのかわからないまま大人になりました。どうしたいきさつで日戦争に負けたのか、そうしたことにはっきりと関心を持つようになったのは、35歳になってからです。 僕は山口県の出身で、広島と長崎に親戚がいます。子供のころ、夏休みになるとどちらかの親戚の家に遊びに行きました。そうすると、いとこのおばちゃんとかから当然のように「ここに原爆が落ちた」という話を聞く。あとは『はだしのゲン』の漫画を学校で読んだり、終戦記念日には意味がわからないながらも黙とうを捧げたり、育った環境からか戦争への意識は高いほうでした。 それでも、子供の僕が持っていた戦争のイメ

    永遠に「敗戦」が続く国で(田村淳)|ポリタス 戦後70年
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    tone-unga 2015/10/02
  • 日本は、できそこないの「普通の国」になど、なる必要はない!(茂木健一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    近代の日を振り返ると、エポック・メイキングな出来事は、二度あったと言えるでしょう。 一度目は、明治維新。二度目は、第二次世界大戦における敗戦。どちらも、日という国のあり方を、根底から変えるような出来事でした。 近代における日という国家の「正統性」を担保しているのが、明治維新です。日人は、西欧以外の国として初めて近代化に成功したことを、長らく誇りに思ってきました。今日に至るまで、明治維新の物語は、繰り返し語られてきています。吉田松陰の松下村塾。坂龍馬の奔走。福沢諭吉の文明開化。日人は、これらの「偉人」たちの物語が大好きです。大河ドラマのテーマにも、繰り返し取り上げられてきました。 Photo by Evan Blaser (CC BY 2.0) 一方、第二次世界大戦の敗戦は、強烈なトラウマとして、日人の脳裏に焼き付けられています。戦争に至る日の道筋の評価は置いても、その結果は

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  • 脱原子力を選択したドイツの現状と課題(熊谷徹)|ポリタス 原発“新設”の是非

    ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、今年3月に日を訪れる直前にネット上に発表したインタビューの中で、「ドイツは再生可能エネルギー拡大の道を歩んでいる。日にもそうなってほしい」と述べた。 ドイツは、2011年に発生した、東京電力・福島第一原子力発電所の炉心溶融事故をきっかけに、エネルギー政策を根的に変えた。世界中で、ドイツほど福島事故の教訓を真剣に自国にあてはめ、政策を大幅に転換させた国は1つもない。 Photo by 朝日新聞社 首脳会談に臨む安倍首相(右列中央)と、ドイツのメルケル首相(左から2人目)=2015年3月9日、首相官邸、諫山卓弥撮影 原子力回帰はあり得ない 私は1990年からドイツを拠点にして、エネルギー問題を取材・執筆活動のテーマの1つとしてきたが、福島事故直後にこの国が見せた劇的な展開には驚かされた。もともと原子力擁護派だったアンゲラ・メルケル首相が、福島事故の映像を

    脱原子力を選択したドイツの現状と課題(熊谷徹)|ポリタス 原発“新設”の是非
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    tone-unga 2015/06/22
  • 最近の再稼働のお話と、覚めない「もんじゅの夢」のこと。(もんじゅ君)|ポリタス 原発“新設”の是非

    最近の原発のあれこれ こんにちは。ボクは福井県敦賀市に住んでいる、高速増殖炉のもんじゅ君。高速増殖炉なんてちょっとむずかしい名前をしているけど、原発のなかま(ただし落ちこぼれ)って考えてね。 この記事では、最近の原発再稼働に向かう道すじのあれこれと、それにからめて「あれっ、そもそも高速増殖炉もんじゅってなんだっけ?」「核燃料サイクルってなんのこと?」ってお話をしたいんだ。 さて、ことし(2015年)の3月11日を過ぎてまもなく、たてつづけに「ふるい原発が廃炉になる」というニュースが大きく報じられたんだ。 3月11日以降というタイミングからは、そのとき「東日大震災の起こった日に原発問題が話題になるのは避けたかったのかな」「それでいて3月のうちにいろいろと決着をつけて、原子力行政として年度内に一定の進捗がいった、という結果にしたいのかな」と、ふたつ考えが頭をよぎったんだけども……。 「廃炉」

    最近の再稼働のお話と、覚めない「もんじゅの夢」のこと。(もんじゅ君)|ポリタス 原発“新設”の是非
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    tone-unga 2015/06/17
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