東京 江戸川区の住宅で住人の60代の男性を刃物で殺害したとして、近くの中学校の教諭が殺人の疑いで逮捕された事件で、教諭が、FX投資などで数百万円の借金を抱えていたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。教諭は盗みの目的で住宅に侵入した疑いがあり、警視庁は借金との関わりなど、動機について捜査する方針です。 ことし2月、江戸川区一之江の住宅で住人の山岸正文さん(63)が血を流して倒れているのが見つかり、警視庁は10日、江戸川区立の中学校教諭、尾本幸祐容疑者(36)が山岸さんの顔や首などを刃物で切りつけるなどして殺害したとして殺人の疑いで逮捕しました。 調べに対し、当初は容疑を否認していましたが、その後、黙秘しているということです。 これまでの調べで、山岸さんは外出先からの帰宅直後に殺害されたとみられることが分かっていて、警視庁は盗みの目的で住宅に侵入し、帰宅した山岸さんと鉢合わせた疑