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ブックマーク / blog.tinect.jp (7)

  • 「言い方がキツイ人」は、いったい何を考えているのか。

    「悪い人ではないんだろうけど、言葉選びが下手だなぁ」 わたしはAさんに対して、ときおりこう思っていた。 Aさんの考え方自体がおかしいわけではないのだが、なんだか癪に障る言い方が多いのだ。 なぜこの人はこんなにも言葉選びが下手なんだろうと不思議だったが、最近その理由がわかった。 彼は言葉選びが下手なんじゃない。単純に、「自分の言い分は正しいのだから、それを理解できない相手が悪い」と考えていたのだ。 かつてのわたしのように。 「言葉を選んで伝える」という発想がないAさん あるとき、数人で出身地の話をしていたときのこと。 Bさんが、Aさんの出身地を勘違いをしていた。 「Aさんって、沖縄出身だったよね?」 「いや、ちがうけど」 「あれ、沖縄って言ってたと思ったんだけどな」 「いやいや、沖縄出身なんて一切言ってないし」 「あー、ごめん。言ってたと思ったんだけど、だれかと勘違いしたのかも」 「思い込み

    「言い方がキツイ人」は、いったい何を考えているのか。
    tontonNeko2010
    tontonNeko2010 2024/06/10
    「相手の受け取り方が悪い⇔自分の言い方を見直そう」でループして10年以上経ちました、未だに答えが出ないのでそろそろ開き直ろうと思います
  • ギャンブル好きの兄が、末期がんだとわかったときの話。

    「一緒に病院へ行ってくれないか」。 7年ほど音信不通だった兄から電話があったのは2013年5月17日だった。 総額で1000万を超す貸した金は返さない─、知人の弁護士を通じて整理した債務の返済は滞る─、紹介した会社は問題を起こしてクビになる─。 度重なる不義理から長く絶縁状態だったが、いつになく暗い語り口に嫌な予感がした。 兄は電話をしてくる数日前に、10年ほど連れ添った離婚していた。類は友を呼ぶと言うが、2人はそろって無類のギャンブル好きだった。 夫婦は、東海地方の某温泉宿で、住み込みで働いて得た毎月の収入のほとんどを、パチンコと競艇につぎ込んでいた。 生活苦でケンカが絶えず、自身の体調も日々悪化していく悪循環の中で、兄は離婚届を突き付けた。 そんな状況だったから、やむなく、一緒に病院に付いてきてもらう相手として、絶縁状態だった私を指名してきたのだと思う。 普段は人を笑わせる、陽

    ギャンブル好きの兄が、末期がんだとわかったときの話。
    tontonNeko2010
    tontonNeko2010 2024/04/24
    この方の胆力がすごい、1日で30万平気で人溶かすおっさんに付き合えないと思う
  • チームに無能がいた場合、そのメンバーを見捨てるのが最善か

    日の議題はこちらです。 「チームに無能がいた場合、そのメンバーを見捨てるのが最善か」 実は以前もこのテーマで書こうとしたのだが、うまくまとまらずにボツにしていた。 しかし先日、当サイトで『「どうにも成長しないし、意欲も低い部下」をどうすべきか?』という記事が公開されたので、この記事と合わせてふたたび書いていきたいと思う。 記事を要約すると、 ・管理職にとっての悩みは、向上心がなく、能力が低く、素直でない部下の扱い ・管理職には育成の義務があるとはいえ、大事なのはチームの目標達成 ・教育の費用対効果が合わない人の育成優先度は落としてもいい ・問題児はそもそもその仕事に向いていないケースが多いので、当てにしない、成長に期待しない、その人に時間を使わないのが最適解 ・採用失敗の責任は人事と経営者がとるべきなので、あとはその人たちに任せればいい ということだ。 記事の最後は、こう締められている。

    チームに無能がいた場合、そのメンバーを見捨てるのが最善か
    tontonNeko2010
    tontonNeko2010 2023/05/22
    常に有能側に立てる人が羨ましい。どうやったら「有能な人」になれるんだろう。
  • 子どものうちからTPOに合った服装を選ぶスキルを身につけないと、大人になって苦労する

    「ブラック校則」という言葉が認知されはじめているなか、先日朝日新聞で、『「先生はコート着てるのに…」 校則で着用を制限するワケ』という記事が公開された。 内容はタイトルそのまんまで、男子生徒は校則でコートの着用が禁止されており、着用には学校の許可が必要とのこと。 最低気温が氷点下を下回る日でも、生徒たちは校門前でジャンパーを脱いだり、セーターや肌着を着たりして、寒さをしのいでいるらしい。 なぜ、校則でコートなどの着用を制限するのか。冒頭の男子生徒が通う高校に取材すると、教頭は「昔からある校則なので、目的は分からない」と話した。「生徒は制服の中に着ることで防寒しているし、朝に学校に電話してコート着用の許可を取れば、着ていくこともできる」と説明する。 目的がわからんのかーい! というツッコミはさておき。 宮崎県弁護士会は22年8月に「校則見直しQ&A」という文書をまとめ、県内の教育委員会などに

    子どものうちからTPOに合った服装を選ぶスキルを身につけないと、大人になって苦労する
    tontonNeko2010
    tontonNeko2010 2023/02/27
    タイトルとこの方のエピソードでからの学校の服装自由化って無理がある。服装を選ぶスキルではなく質問ができる度胸とかならわかる
  • コーヒードリッパーを知らなかった四十代男が、火傷せずにコーヒーを淹れるまで

    ちょっと個人的に新鮮な体験が出来たので、それについての経緯と所感を書いてみたいと思います。 以前にも書いたことがありますが、「自分が何を知らないのか」を知るのはとても難しいことです。 なにしろそこには、知識を求める為の「とっかかり」というものがない。知識量ゼロの状態だと、「自分には何が分からないのか」が分かりません。 必然、人に聞こうにもwebで検索しようにも、そもそも「分からないことを解決しよう」という動機自体が発生しません。 「こういうものなんだろう」という自分の知識の範囲内に、人は簡単に安住してしまうのです。 我々は、基的には、「知っている」ことをスタート地点にして、そこから少しずつ手探りをするような形でしか知識を広げていくことが出来ません。 「知らない」を自発的に、一足飛びに解決する為には、壁を二、三枚超えなくてはいけないのです。 だからこそ、「知らない」をどんどん勝手に埋めてく

    コーヒードリッパーを知らなかった四十代男が、火傷せずにコーヒーを淹れるまで
    tontonNeko2010
    tontonNeko2010 2022/12/15
    自分も同じようなベクトルの悩みを持ってる。質問したら小馬鹿にされるのがわかってるし、何をどう聞いたらいいのかわからない状態は辛い
  • 「事実」と「意見」をキッチリ区別したいなら「主語を意識せよ」と、私は出版社で教わった。

    もう随分昔の話なんですが、とある出版社さんにお世話になって、ゴーストライターっぽい仕事をやっていた時期がありました。 ゴーストライターといっても 「芸能人や有名人の代わりに単著を書く」というような華々しい仕事をしたことは一回もなく、 単に「誰かが、何かの事情で予定通り書けなくなった時、穴埋めに何か急いで書く」 というのが主要な役割だったのでそう呼ばれていただけなのですが、書くだけならとにかく色々書きました。 行ったことがない場所の旅行記を書いたことも、連載ものの時代小説の途中一回だけを書いたこともありました。 連載もの小説の途中だけを書くというのは自分でも割と面白く、書きながら 「これ、俺が登場人物全員切腹させたら来週どうなるんだろうなー」 とかよく妄想してました。まあ普通に考えて、それ実際にやったらめっちゃ怒られてボツになるだけでしょうけど。 ちなみにこの時は、プロットすら何も渡されてい

    「事実」と「意見」をキッチリ区別したいなら「主語を意識せよ」と、私は出版社で教わった。
  • チームの成果は「有能な人」ではなく、「最も無能な人」に依存する。

    あるソフト開発のエンジニアと話をした時、 「現場の改善活動」の話になった。 その方が言うには、 「社長の命令で、「やる気のある人」を中心に一生懸命、改善活動をしている。アイデアは現場にたくさんあるので、実行するのに結構忙しいんだけど、なぜか納期や品質が改善された感じがしない。なんでだろう。」 という相談をされた。 そして偶然、ほとんど同時期に、同じ相談を複数の会社から受けた。 「やる気のある人が頑張れば頑張るほど、全体として成果が出ない」という皮肉な状況。 これは何処の企業でも大変良く見られる状況なのだ。 「ザ・ゴール」というを読んだことがあるだろうか。 エリヤフ・ゴールドラット氏という、イスラエルの物理学者が著したもので、「制約条件の理論」について小説形式で解説されている。 非常に面白い、かつ役に立つ知識が収められているので、新社会人必携の書籍と言っても良い。 そして、こののテーマ

    チームの成果は「有能な人」ではなく、「最も無能な人」に依存する。
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