阿部 「全国の自治体で年々増え続ける生活保護費。 今年度その総額は、3兆7,000億円に達し、過去最高を更新しました。」 鈴木 「そうした中、年齢がまだ若いなど働く能力がある受給者の就労を支援することで、昨年度生活保護の支給額を、およそ2億円減らすことに成功した自治体があります。 いったいどのような取り組みなのでしょうか。」
これまでNHKは、佐村河内守氏をとりあげた番組やニュースを放送してきましたが、本人が作曲していなかったことや、全聾ではなかったことに気づくことができませんでした。 視聴者のみなさまや、番組の取材でご協力いただいた方々に、改めてお詫びいたします。 なぜ、こうした事態を防げなかったのか、調査の結果をご報告いたします。
1 2014 年 3 月 16 日 佐村河内氏関連番組・調査報告書 日本放送協会 はじめに 全聾の作曲家として知られていた佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏について、 NHKはこれまで、 「NHKスペシャル」などの番組やニュースで取り上げてきた。 しかし、本人が作曲していないことや、全聾ではなかったことに気づくことができなか った。 なぜこうした事態を防げなかったのか。NHKは、再発防止の観点から、調査チーム を設け、佐村河内氏を最初に取り上げた「情報LIVE ただイマ!」と、 「NHKス ペシャル」について、提案から放送に至るまでの経緯を調査した。調査では、制作にあ たったディレクターやプロデューサー、カメラマンなどのほか、佐村河内氏や外部の関 係者からも聞き取りを行った。また、当時の取材メモなどの資料も調べた。 1.発覚の経緯 2014 年 2 月 2 日、 佐村河内守氏に関して、
首都圏の台所、東京・築地市場。 79年前の、昭和10年に建てられた建物が、老朽化したことなどから、移転して新しい市場を建設する予定です。 しかし今、思わぬ問題に直面しています。 鈴木 「それがこちら、『入札不調』です。 公共工事の入札で、自治体の示した予定価格内で落札する建設業者が現れず、発注ができない事態です。 政府の経済対策や、東日本大震災の復興事業などで、工事が全体として増え、建設コストが高騰。 こうした中、全国の公共工事で、『入札不調』が相次いでいます。」 近田 「なかには、子どもの安全を守らなければならない学校の施設でも、耐震化工事の見通しすら立たないなど、深刻なケースも出ています。」
髙尾 「今日(12日)の特集は、特定の人種や民族に対する、差別や憎しみをあおったりする言動・『ヘイトスピーチ』です。 ヘイトスピーチといいますと、差別的なことばがまず思い浮かびますが、実は、差別的なイラストや画像なども含まれます。 最近では日本でも、在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチが問題になっていますが、ヨーロッパでは、差別反対を訴えた人が殺害されるなど、深刻な社会問題になっています。」 鎌倉 「なぜヨーロッパで、ヘイトスピーチが繰り返されるのか。 そして、その広がりを防ぐためには、どんな対策が進められているのか。 最前線の現場を取材しました。」 ここ数年、ヨーロッパ各地で横行しているヘイトスピーチ。 ギリシャでは移民に対する、差別的な言動が繰り返されています。 移民排斥を掲げる、極右政党の党員による政治活動の様子を撮影した映像です。 移民と見られる人たちに対して、暴力的な振る舞い
農林水産省は昨日、10月からの輸入小麦の売り渡し価格を3%値上げすることを発表しました。穀物価格高騰の食卓への影響について合瀬宏毅(おおせひろき)解説委員です。 Q.穀物価格高騰の影響が食卓に出てきたと言うことでしょうか? 干ばつの小麦への影響はなかったのですが、トウモロコシ価格に連動するとともに、ロシアなどでの不作もあって、7月の国際価格は6月に比べて60%近く高騰しました。 日本国内での輸入小麦の売り渡し価格は過去6ヶ月、つまり3月から8月までの平均ですから、今回の値上げ幅は3%と、それほど大きくはありません。ただ今の国際価格が続くと来年4月からはもっと値上がりすることになります。 Q.食卓への影響は大きいですね 小麦だけではありません。トウモロコシや大豆、菜種は食用油や家畜のエサに欠かせないものです。 すでに食用油の一部は大手スーパーで10%前後値上がりしていますし、今後エサの価格
Tバックの水着を着て上目遣いで足を広げるなど、いま小中学生が出演した過激な水着DVDが問題視されている。 児童ポルノ禁止法の明確な規制対象になっていない映像。 法の隙間をかいくぐるように制作、インターネットの動画配信も行われマニアの人気を集めている。 取材を進めると歌手やタレントに憧れる少女たちを業者が言葉巧みにDVDに出演させている実態が明らかになってきた。 「有名になれる」という言葉を信じ撮影に臨む少女たち。 その映像が性的欲求を満たすために使われていることを知りショックを受け自殺未遂するケースも出ている。
海の環境が大きく変わる中、漁業が大きく変貌しています。安定して魚介類を供給するため、安価に陸上養殖ができる「好適環境水」という技術の可能性について考えます。
北京オリンピックを伝えるNHKの放送に出た翻訳テロップである。 このテロップを見ただけで、日本語を母語とする私たちは、話者について何らかのイメージを思い浮かべることができる。 ①は力強さと自信をもっている男性、②は華やかさ、または上品さをそなえた女性、というように。 テレビのスポーツ放送における翻訳テロップには、「~さ」「~(だ)ぜ」「~(だ)わ」のような、日本語話者が話しことばとして日常的にはあまり使わないことばづかいが登場する。なぜ、現代の日本人はそんな話し方をしないにもかかわらず外国人のインタビューには使われるのか。特にスポーツ関連のニュースやドキュメンタリーというノンフィクションで使われているのはなぜか。 本稿では、北京オリンピック放送に出た翻訳テロップを、「役割語」という観点を導入して分析することによって、これらの疑問を解こうと試みた。分析の結果、翻訳テロップに役割語が出現する人
1981年に制作した、みんなのうた「コンピューターおばあちゃん」の映像の一部を手直しすることになりました。経緯と対応についてお知らせします。
<< 前の記事 | トップページ | 2010年01月26日 (火)おはようコラム 「IPCC地球温暖化報告書に重大ミス」 (阿部キャスター) 地球温暖化をめぐる専門家の国際機関であるIPCC・気候変動に関する政府間パネルが3年前に出した報告書で、ヒマラヤ氷河の消失の可能性を述べた記述が科学的根拠のないものだったことが最近明らかになり、波紋を広げています。 嶋津解説委員です。 Q1)ヒマラヤ氷河に関して、IPCCは具体的に何を間違えたのか? A1) 問題は第4次評価報告書の中の「ヒマラヤの氷河はこのままでは2035年までにすべて解けて無くなってしまう可能が高い」と言う記述です。 これに対し、インド政府や氷河の専門家からは2035年という数字に疑問が示され、調査の結果、2035年という数字の出所は、実は10年前にインドのある学者が、雑誌の電話インタビューに対して科学的根拠もないままに
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