ブックマーク / gendai.media (705)

  • パリで「おにぎり」ブーム到来 鮭、ツナマヨに続き人気の意外な具材(週刊現代) @moneygendai

    Omusubi セボン! パリのなかでもひときわシックな場所、パレ・ロワイヤルで、パリジャンやパリジェンヌたちがおむすびを頬張る。そんな光景が日常のものとなりつつある。 寿司、ラーメンなどの日は、すっかり美大国フランスでも受け入れられているが、おむすびのハードルはなかなか高かった。日ではお馴染みの「おむすび権米衛」の現地法人「Gonbei Europe」の代表・佐藤大輔氏が語る。 「日にそれほど慣れ親しんでいないフランス人にとって、日のおむすびは米の量が多すぎるんです。実際、こちらで『Omusubi』として売られているものは、日の『おにぎらず』のように具材が多めのものがほとんど。 しかし、弊社は物の日のおむすびを普及させたいと考えて、あえて現地化しない味で勝負しています」 初めての客の中には、「しょう油がついていないから欲しい」と言い出す人もいる。寿司と勘違いしているの

    パリで「おにぎり」ブーム到来 鮭、ツナマヨに続き人気の意外な具材(週刊現代) @moneygendai
    toraba
    toraba 2022/06/29
  • 若者が「左傾化」するイギリスで、日本の若者が左傾化しない理由を考えた(たかまつ なな)

    ピン芸人、NHKのディレクターを経て、社会問題やSDG、政治について発信する時事YouTuberとして活動している、たかまつななさん。2016年の18歳選挙導入の年から「笑下村塾」という会社を立ち上げ、これまで全国の学校や企業の約6万人に対し主権者教育SDGsに関する出張授業を行ってきた。 そうした活動を行う中でたかまつさんが感じているのが、日の若者の政治との距離。参院選の公示(6月22日)が間近だが、参院選の投票率は低下傾向が続いており、前回(2019年)も10〜30代の若い世代の投票率は中高年世代よりも著しく低く、40%を切っている。 一方、たかまつさんが現在、日との二拠点生活を行っているイギリスでは近年、若者の投票率が上昇傾向にある。また、若者の右傾化が指摘されている日とは対照的に、若者の左傾化が顕著になっているという。この違いの背景にあるものは何なのか。たかまつさんがイギリ

    若者が「左傾化」するイギリスで、日本の若者が左傾化しない理由を考えた(たかまつ なな)
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    toraba 2022/06/22
  • 日本人の15%、与党支持者の3割が「民主主義は大事じゃない」と思っている…驚きの調査結果(秦 正樹) @gendai_biz

    近年、民主主義と権威主義いずれの政府のパフォーマンスが優れているかについて、かつてないほどに注目が集まっている(たとえば、Narita & Sudo, 2021;安中, 2021)。 新型コロナ禍が明らかにしたように、「緊急事態」にあっては、政治的な意思決定に合意や時間を要する「モタモタした」民主主義体制より、強権的であっても「スピーディーな」権威主義体制の方が魅力的に映る人も多いかもしれない。実際に、多くの民主国の世論では、民主主義が唯一の合法的な統治形態だとは認められつつも、同時に、必ずしも市民のニーズを実現する十分な方法だとは思われていないようである(Foa & Mounk, 2016)。 さらに、東アジア各国では「民主主義からの離脱(Democratic deconsolidation)」現象も観察されている(Shin, 2021)。そうした中にあって、現代の日人は民主主義の価値

    日本人の15%、与党支持者の3割が「民主主義は大事じゃない」と思っている…驚きの調査結果(秦 正樹) @gendai_biz
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    toraba 2022/06/17
    「日本には真の民主主義が根付いていない」「民主主義とは何かを理解していない」「反民主主義者はもう民主主義では片が付かないと言っている」https://youtu.be/1DErfYEACvY?t=318
  • 現代を取り巻く「ポピュラー・ミソジニー」とは何か? その考え方が教えてくれること(河野 真太郎) @gendai_biz

    現代の男性性の問題を考える際に大きなヒントをくれるキーワードに「ポピュラー・ミソジニー」というものがある。それはどんな概念で、どのようなものの見方を授けてくれるのか。このほど『新しい声を聞くぼくたち』(講談社)を上梓した、専修大学教授の河野真太郎氏が解説する。 女性専用車両への反発 大学でジェンダーやフェミニズムについて教えていると文字通りに必ず、100%の確率で学生から返ってくる反応がある。それは「女性専用車両」についてである。別に当該の講義で女性専用車両や痴漢について述べたわけではない。ジェンダー、フェミニズム一般についての講義への反応だ。 その反応の主旨は、女性専用車両は男性を排除するものであり、それは「逆差別」だ、というものである。 私は長いこと、この反応がうまく理解できないでいた。フェミニズム一般の話をしているところに、話題にもなっていない女性専用車両について逆差別だという反応を

    現代を取り巻く「ポピュラー・ミソジニー」とは何か? その考え方が教えてくれること(河野 真太郎) @gendai_biz
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    toraba 2022/06/02
    ナンシー・フレイザー(アメリカ人フェミニスト)『フェミニズムはどうして資本主義の侍女となってしまったのか』https://thirdfemi.exblog.jp/23471355/
  • 「女性は男性より幸福度が高い」「だから女性の支援は後回し」という議論の危うさ(山本 咲子) @gendai_biz

    「女性は男性より幸福度が高い」「だから女性の支援は後回し」という議論の危うさ 適応的選好形成とは何か? みなさんは世論調査に協力したことがありますか? 世論調査には生活の満足度や幸福度を問う質問があり、この調査結果は様々な社会政策に反映されています。 2018年度の調査によれば、現在の生活に対する満足度について、男性の72.9%、女性の76.3%が「満足」と回答し、男性の26.3%、女性の22.7%が「不満」と回答しました。この結果だけを見ると、多くの人は男性よりも女性の方が現在の生活に満足していると思うのではないでしょうか。 なお、過去の調査でも、生活に満足している人の割合は20代女性が最も高いことや、男性より女性の幸福感が高いことが報告されています。これ以外にも、多くの調査や研究において、女性は男性よりも生活の満足度や幸福度を高く回答する傾向があり、日では一般的に女性は男性より生活満

    「女性は男性より幸福度が高い」「だから女性の支援は後回し」という議論の危うさ(山本 咲子) @gendai_biz
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    toraba 2022/04/28
    「適応的選考形成」に当てはまるのは記事内の女性だけでなく所謂『弱者男性』にも当てはまるような・・・特に男性が「状況を変えようという動機を欠いている」時は支援じゃなく批判される傾向
  • 独占手記 私が見た「維新」と「橋下徹」 結党後の理念とカネへの執着について(米山 隆一) @gendai_biz

    今だから明かすべきだと私が考えた理由 2012年~2015年の2年間、私・米山隆一は衆議院議員・参議院議員の候補者として日維新の会(維新の党)に所属していました。 この連載で、私が維新で経験し、感じたことを、可能な限り客観的に書いていきたいと思います。 日維新の会は、伸長と停滞を繰り返しながら、2021年の選挙で41議席を獲得し、ブームを起こした2012年の結党時の議席に迫りつつあります。 その中で、維新はことあるごとに「身を切る改革」と叫んで自らはお金に対してクリーンであることを喧伝していますが、私は第1回目の衆議院選挙では使いもしないのに100万円の経費を徴収されましたし、2015年の分裂騒動では橋下氏らの大阪組は「政党交付金の国庫返納!」を叫びながら、ひたすらお金に執着し、刑事事件すれすれの事さえして資金を収奪していました。 彼らが見せている姿とその実像は、余りにい違っています

    独占手記 私が見た「維新」と「橋下徹」 結党後の理念とカネへの執着について(米山 隆一) @gendai_biz
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    toraba 2022/04/23
  • 「聞く」ばかりの岸田総理、ここにきて「何もしていない」のに過労でダウン寸前(週刊現代) @gendai_biz

    ウクライナ侵攻で睡眠不足 「国会会期中にコロナ禍とウクライナ侵攻が重なり、『総理に覇気が感じられない』との声が官邸から聞こえて、体調不良が心配されていました」(全国紙政治部記者) ウクライナ侵攻に関しては海外とのやり取りが多くなり、その分、岸田文雄首相の睡眠時間が削られていたのだという。 「結局、医師に診てもらったところ、『過労』という診断が下ったようです。しかし、病名がつかないだけに具体的な治療方針も立てられず、かと言って休養を多めに取るということも現状を鑑みると不可能でしょう」(同前) 岸田派中堅議員は、「総理は、『何か少しでも異変があったら深夜でも携帯を鳴らしてほしいタイプ』なので、官邸幹部は気を揉んでいる」と明かすが、一方でこんな指摘もある。 「一国の総理が激務なのは当然でしょう。岸田さんはかねてから何が優先課題なのか分からないままで、目に見えて実績が出ているとは言い難い状況です」

    「聞く」ばかりの岸田総理、ここにきて「何もしていない」のに過労でダウン寸前(週刊現代) @gendai_biz
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    toraba 2022/04/12
    「だから岸田には任せられない、今こそ高市内閣を」vs『高市早苗政調会長が更迭へ 安倍氏の“使い捨て”が派内造反の火種になる可能性』https://www.news-postseven.com/archives/20220410_1743092.html
  • ウィル・スミスの問題を見て、アトピーで外見いじりに苦しみ続けた私が言いたいこと(若尾 淳子)

    一連の騒動の違和感 3月27日、アメリカで行われた「第94回アカデミー賞」の授賞式で、俳優のウィル・スミスが、プレゼンターのコメディアン、クリス・ロックを平手打ちした問題が世界中で賛否をよんでいる。 きっかけはウィル・スミスの・ジェイダ・ピンケット・スミスのヘアスタイルをクリス・ロックがイジったこと。彼女は長年脱毛症に苦しんでいることを公表しており、授賞式当日も超短髪で参加。それをクリス・ロックは「『G.I.ジェーン』の続編を早く見たいもんだ」とコメント。これに怒ったウィル・スミスが舞台に駆け上がり、クリス・ロックを平手打ちした後、汚い言葉で罵ったのだ。もちろん、生放送で子どもたちも見ているような場で暴力をふるったこと、そのあとも暴力的な発言をしたこと、それが許されないことはわかる。その後、ウィル・スミスが謝罪コメントを出し、米アカデミーを退会した。 世間ではいろんな意見が出ているが、病

    ウィル・スミスの問題を見て、アトピーで外見いじりに苦しみ続けた私が言いたいこと(若尾 淳子)
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    toraba 2022/04/05
  • なぜタキシード仮面はセーラームーンより「弱く」描かれたのか(三宅 香帆)

    いわゆる「白馬の王子様」と呼ばれる、主人公の女性をピンチから救ってくれる、頼りがいのあるかっこいい男性は、少女漫画の代表的なヒーロー像だ。しかし、それは昭和までの傾向であり、平成から少女漫画のヒーロー像は大きく変化しているという。『美少女戦士セーラームーン』や『こどものおもちゃ』など、平成を代表する少女漫画から、三宅さんがその変化を考察する。 ※以下、三宅さんの著書『女の子の謎を解く』を著者の許可を得たうえで一部抜粋・再構成したものです。 昭和から平成、少女漫画は変化する 平成の女の子たちは、「弱い男の子」に恋をした。平成が終わって令和になった今、数々の少女漫画を片手に、そう言えるんじゃないだろうか。 平成が終わって令和になり、思う。「最近、平成の少女漫画リバイバル多すぎだろ!」と。まさか2010年代が終わろうとする今、『BANANA FISH』や『フルーツバスケット』がアニメになるとは思

    なぜタキシード仮面はセーラームーンより「弱く」描かれたのか(三宅 香帆)
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    toraba 2022/03/30
    「表面的な社会的ステータスなどの幸福だけでなく、内面に目を向けて幸福になりたい」平成を代表する少女漫画『花より男子』の白馬の王子様、道明寺司は?
  • ロシアのワリエワ選手「ドーピング疑惑」小児精神科医として見逃せないこと(内田 舞)

    競技への信頼の喪失にもなりかねない フィギュア女子シングルが終わった。ドーピング疑惑が解決せぬまま、ショート1位通過でフリーを迎えたカミラ・ワリエワ選手。結局、来の完璧と言われるジャンプが思うように発揮できず、4位に終わった。そして、日の坂花織選手が銅メダルに輝いた。 しかし、ワリエワ選手の演技は切なくあまりに悲しすぎた。何のために彼女は演技をしなくてはならかったのか……。 「ドーピング疑惑の解明はもちろん重要なことで、はっきりさせなければならない部分です。ですが、今回の疑惑問題で今後議論していかねばならないのは、まだ心も体も成長途中にある選手に無理な生活規制やプレッシャーを与え、とにかく勝てばいい、の指導になっていないかということです。ワリエワ選手をはじめ、近年のロシアのフィギュア女子の成績をみるとフィギュアファンとしてよりも小児精神科医としてこの問題について厳しく発言せずにはいら

    ロシアのワリエワ選手「ドーピング疑惑」小児精神科医として見逃せないこと(内田 舞)
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    toraba 2022/02/18
  • 日本は若者世代にとって、もはや民主主義社会ではない(中川 まろみ)

    「若者の政治離れ」。この言葉を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。実際、昨年行われた第49回衆議院総選挙では、20代の投票率は36%(全体の投票率は56%)と全年代の中で最も低かった(総務省選挙部「年齢別投票状況」より)。 では、若者が投票に行かないとどうなるのか。よく見聞きするのが、若者が選挙に行かないと政治家は自分に投票してくれる高齢者の期待する政治ばかりを行い、子育て支援など若者が求める政治が行われなくなる、という意見だ。ジャーナリストの池上彰氏も選挙と政治について解説する冊子『池上彰のマンガでわかる選挙と政治の話 2021』でまさにそう語っている。 一方で、少子高齢化の進む日では、そもそも数が少ないので若者が選挙に行っても意見は通りづらい、という声も聞かれる。実際、昨年の衆院選の時点での30代以下の有権者数は全体の26%であり、若者世代が少数派であることは事実である。 で

    日本は若者世代にとって、もはや民主主義社会ではない(中川 まろみ)
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    toraba 2022/02/09
    「生まれながらに多数派であり続ける今の高齢者世代と生まれながらに少数派である今の若者世代との感覚には大きな隔たりがある」https://youtu.be/T5G995ipOEg?t=3298
  • 見知らぬ人はすべて「不審者」、行き過ぎた通報も…平日昼間に出歩く中年男性の僕が困惑した理由(赤木 智弘) @gendai_biz

    当に不審者なのか?」というジレンマ 情報メールなどで日々伝えられる不審者情報。近くで声かけ事案などがあったという情報があれば、子供の親は気が気ではないだろう。 道を歩いている子供を車に乗せようとしたり、不必要に付きまとったり、ナンパしようとしたり、下半身を露出するなどする行為は当然不審者である。 しかし中には「こんにちは」と声をかけられたことが不審者扱いされるような、不審者と考える事にハテナマークがつくような事例もあるようだ。 もちろん、文字で書けば単なる挨拶でも、シチュエーションによっては極めて不自然で怪しい行為であることも十分に考えられるが「それは当に不審者なのか?」という不審者情報が散見されるのも事実である。 有名な事例だと名プロ野球選手落合博満氏のご子息で、現在は声優として活躍している落合福嗣氏が不審者扱いされたという事があった。落合氏が平日の昼間、普段行かない公園で3歳の長

    見知らぬ人はすべて「不審者」、行き過ぎた通報も…平日昼間に出歩く中年男性の僕が困惑した理由(赤木 智弘) @gendai_biz
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    toraba 2022/02/03
  • 日本がいつの間にか「モノを売って稼ぐ国」から変貌していた…!(宮崎 成人)

    国の黒字や赤字とはどういう意味なのか? 日アメリカ、イギリス、中国などの国々はどのような経済構造なのか? 財務省・IMF・世界銀行などで活躍され、『教養としての金融危機』を上梓した宮崎成人さんが解説します。 同じ黒字国(赤字国)でも経常収支の中身は様々です。そこで、経常収支の分野のどこが強いか弱いかを見ることによって、国による経済構造の違いが見えてきます。ここでは、いくつか代表的な例を見ていきましょう。 日は過去何十年も経常収支黒字国です。トヨタやキヤノンのような日を代表する大企業だけでなく、特定分野に強い数多くの中小企業の製品が海外で取引されていますので、ずっと貿易黒字を出し続けていると思ってしまいそうですが、現実は異なります。 たしかにかつては財(モノ)の貿易が黒字を稼ぎ出していましたし、それが日米貿易摩擦の原因となっていました。 しかし、現地生産が進んだことや、日企業がいく

    日本がいつの間にか「モノを売って稼ぐ国」から変貌していた…!(宮崎 成人)
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    toraba 2022/01/19
    日本の経常収支推移『それが良いことなのかどうかは置いておくとして、もはや日本の経常収支の主役は貿易収支から所得収支に移っている』https://youtu.be/Px4KiE0KK_g?t=931
  • 草彅剛主演『アルトゥロ・ウイの興隆』は、良質な「ファシズム体験」プログラムかもしれない(松本 俊樹) @gendai_biz

    昨年11月から今年1月にかけて、草彅剛主演の舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』(白井晃演出)が、KAAT神奈川芸術劇場をはじめ各地で上演されました。「異化効果」などで知られる20世紀の劇作家・ブレヒトの戯曲を基にした公演で、普通なら「熱狂」が起きにくい舞台と考えられていますが、実際は客席に大きな熱狂が巻き起こりました。 昨年12月に公演を見た演劇の研究者である松俊樹さんは、その舞台が良質な「ファシズム体験プログラム」とも呼べるような性質を持っていたと言います。ブレヒトという作家の特徴とわせて、公演の特徴を松さんが紹介します。 ブレヒトの「異化効果」 「ブレヒトで熱狂?」最初は耳を疑った。白井晃演出、草彅剛主演のKAAT神奈川芸術劇場主催・製作による『アルトゥロ・ウイの興隆』のことである。格的なコロナ禍を迎える直前、まだ私たちがこの災禍を海の向こうの出来事だと思っていた2020年1月に迎

    草彅剛主演『アルトゥロ・ウイの興隆』は、良質な「ファシズム体験」プログラムかもしれない(松本 俊樹) @gendai_biz
    toraba
    toraba 2022/01/19
    逆に言うと「スター性」「親しみやすさ」「逆境」の3つが揃わないと抑制された環境ではファシズム体験は起こらないとも取れる、ただ今の政治システムが抑制されてるかが問題だが・・・
  • 「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai

    『格差という虚構』という刺激的なタイトルの著作がちくま新書から刊行された。 このは「格差など存在しない」と主張しているわけではない。「格差自体はあり、それに対して人々が不満を抱いている。しかし、格差の根拠とされているものや、『格差はなくせる』という考え方が虚構である」と論じる。 1.格差を生み出すもの、あるいは正当化する理屈としてしばしば「能力」が持ち出されるが、その能力を生み出す「遺伝」も「環境」も人にはどうにもできないこと(外因)で決まっている 2.人間は他者との比較を通してアイデンティティを育む。したがって比較が生み出す「差」のない社会に人間は生きられず、ヒトはなんらかの格差を望んでおり、格差を解消しようとする運動にはキリがない 3.格差是正に際して「平等をめざす」と言われ、政治哲学では平等の根拠を普遍的な価値に求めるが、普遍的価値など存在しない。どんな分配が正しいのかという「平

    「格差はなくせる」は虚妄である(飯田 一史) @moneygendai
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    toraba 2022/01/17
    神は乗り越えられる試練しか与えない!派『この世の中にはどうしようもない・取り返しのつかない問題なんてない!すべて人間の理性と良心で解決できる!』https://youtu.be/5TBPefNLsY4?t=518
  • 民主主義と権威主義、どちらの「社会経済パフォーマンス」が上なのか? データ分析が示す驚きの結果(東島 雅昌) @gendai_biz

    「民主主義の危機」? 「民主主義の危機」が叫ばれている。代表民主制への高まる不信、米国のトランプ前大統領に代表されるポピュリスト政治家の台頭、そして極端な党派対立の進展などがその背景をなしている。一方、中国をはじめとした権威主義諸国は、自らの統治の実績上の優位を強調している。新型コロナウイルスへの迅速な対応や、急速な経済成長の喧伝は、その一端だろう。 危機にある民主主義と影響力を増す権威主義の対峙は、米バイデン大統領の主導で先月おこなわれた「民主主義サミット」やそれに対する中国ロシアの反発によって、いっそう深刻なものとなっている。エスカレートする民主主義と権威主義の対立は、国際政治を規定する最重要のファクターとなっているといえよう。 しかし、はたして、民主主義は権威主義よりも社会経済パフォーマンスで劣っているといえるのであろうか。この小論では、民主主義体制、権威主義体制といった「政治体制

    民主主義と権威主義、どちらの「社会経済パフォーマンス」が上なのか? データ分析が示す驚きの結果(東島 雅昌) @gendai_biz
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    toraba 2022/01/09
    Foreign Affairs「欧米の自由民主主義諸国は中国のようなデジタル権威主義に勝てないかもしれないと怯えている」https://youtu.be/helG4ohheTM?t=3264
  • 2年ぶりに開催される「コミケット」が、これまでに「失ってきたモノ」(貞包 英之) @moneygendai

    コミケットが2年ぶりに帰ってくる 今年の年末には、ついにコミックマーケットが帰ってくる。 たまに一般参加するだけのきわめてライトな参加者にすぎない筆者にとっても、この空白の2年間は、なんとも落ち着かない日々だった。コミケットがない夏と年末。ワクチン接種証明などが必要とされ、参加者が限定されているとはいえ、どうにか開催に漕ぎ着けられたことについては、関係者の多大な努力があったことが推察される。まずは感謝を捧げたい。 ただしそれとは別に、コミケットの再開にかんして、たんに喜ばしいだけではなく、躊躇と疑問が心に湧くことも事実である。コミケットはなぜ、これからも必要なのか。そうした問いに対し、筆者は確信を持って答えられないからである。 コミケットは、好きなものを一緒に楽しむ人たちによって支えられてきた。「その何が悪い?」という意見にはたしかに答えがたい。とはいえ問題は、それだけでは片付かない。なぜ

    2年ぶりに開催される「コミケット」が、これまでに「失ってきたモノ」(貞包 英之) @moneygendai
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    toraba 2021/12/30
  • ミュージカルオタクが振り返る、神田沙也加さんが「松田聖子の娘」を超えた瞬間(長谷川 あや)

    絵に描いたような冬晴れの日曜の朝、神田沙也加さんの訃報を知った。その前日、演劇関連のライター仲間からのLINEで、神田さんが『マイ・フェア・レディ』の札幌公演を休演し、朝夏まなとさんのチームが代役に立ったことは知っていたが、こんなことになっていたなんて。時が止まったかのような衝撃を受けながらも、私は劇場に行く身支度をする。彼女がいなくなった世界でも、日のさまざまな場所で、当たり前のようにミュージカル興行の幕が上がる。いや、決して当たり前じゃない。昨年来のコロナ禍で、ひとつの舞台が上演されるのは奇跡のようなものだと私たちは思い知った。 私は神田さんのファンだったわけではない。しかし、大のミュージカルファンということもあり、初舞台を含め彼女の出演作は何作か見ている。ミュージカルの舞台上での彼女は、ありきたりの言葉で恐縮だが、眩しいばかりに輝いていた。とても素敵な俳優だった。そして、それ以上の

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    toraba 2021/12/27
  • なぜ「1日4時間労働」は実現しないのか…世界を覆う「クソどうでもいい仕事」という病(酒井 隆史)

    高収入で社会的承認を得ている人々の仕事が、実は穴を掘っては埋めるような無意味な仕事だった……? 彼らは自分が意味のない仕事をやっていることに気づき、苦しんでいるが、社会ではムダで無意味な仕事が増殖している——。 人類学者のデヴィッド・グレーバーが『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』で論じた「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」は、日でも大きな反響を呼びました。 「ブルシット・ジョブ」とは何か? どのように「発見」されたのか? 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』著者の酒井隆史さんが紹介します。 ある観察者が見た世界 このようにまず想定してみましょう。 ひとつの世界があって、それをある人間が観察しています。 そこでは人はあくせく朝から晩まで仕事をしています。しかし、観察者の目には、その仕事のかなりの部分がなんの意味もなく、たとえば、必要のない

    なぜ「1日4時間労働」は実現しないのか…世界を覆う「クソどうでもいい仕事」という病(酒井 隆史)
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    toraba 2021/12/12
    デイヴィッド・グッドハート『私たちは「手」や「心」すなわち手仕事やケア労働に比べて、あまりにも「頭」つまり知性を特権化しすぎているのです』https://courrier.jp/news/archives/224624/
  • 映画も大ヒット『きのう何食べた?』が教えてくれた、男性が「おじさんをこじらせない」方法(古豆) @gendai_biz

    「おじさんが楽しそうなのがかわいい」 大ヒットマンガ&ドラマ『きのう何べた?』が映画化され、大きな反響を呼んでいます。 わたしもこれまで、原作マンガ、ドラマと、シロさんとケンジをめぐる様々なエピソードに楽しませてもらってきましたが、今回の映画からも、あたたかい気持ちをもらったり、人生について考えさせられたりしました。 ところで、映画観賞後、SNSなどで感想を検索していて印象的だったことがあります。それは、 「おじさんが二人で楽しそうにしているのがかわいい」 といった趣旨の書き込みが多数見られたことです。 作に、どこか「好ましいおじさん像」を提示する側面を感じ取っている人が少なくないようなのです。30代の友人の男性の山さん(仮名)も、「シロさんって、自分の器の小ささを自覚してるところとか、人間関係でウジウジ悩んでるところとか、すごく素敵なおじさんだよね〜」と言っていました。 今回、映画

    映画も大ヒット『きのう何食べた?』が教えてくれた、男性が「おじさんをこじらせない」方法(古豆) @gendai_biz
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    toraba 2021/12/06