30日、川崎競馬場で行われた川崎記念(4歳上、交流GI・ダート2100m、1着賞金6000万円)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気フィールドルージュ(牡6、栗東・西園正都厩舎)が、好位3、4番手追走から、逃げ粘る2番人気フリオーソとの叩き合いを制し、同馬に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒1(稍重)。さらに4馬身差の3着に3番人気シャドウゲイトが入った。なお、ヴァーミリアン、サンライズバッカスは出走を取り消している。 勝ったフィールドルージュは、父クロコルージュ、母メジロレーマー(その父リンドシェーバー)、3代母は86年の牝馬3冠(桜花賞、オークス、エリザベス女王杯-いずれもGI)を制したメジロラモーヌ。半兄に04年東京ダービー(南関東G1)3着のジョウテンデヒア(父デヒア)がいる血統。 04年9月にデビューし、4戦目で初勝利。06年の韓国馬事会杯(1600万下、中山・ダー