ブックマーク / blog.livedoor.jp/tokyojohodo (115)

  • 人生初の受け取り拒否 : この世に家がある限り

    12月27 人生初の受け取り拒否 カテゴリ:暮らしのこと 玄関の段ボール箱の中でみかんが日々腐っていく。一人暮らしに一箱のみかんは多すぎる。消費しきれない。あまり好きでもないのに、毎日、せっせとべてみたが、とうてい、べきれる量ではない。青い黴をまとわせたみかんをつまんで捨てる度、作った人に申し訳なく、みかんにお詫びしている。嫌だ、もう、こんなの嫌だ。送ってくれた人に葉書を書いた。一度目はさすがに悪いかと思って読み直して破いて捨てた。でも、1週間後、やっぱりもう一度書いた。これは投函した。その3日後、今度は同じ人からまた、荷物が届いた。今度は小さい。品名にはオリーブオイルと書いてある。たぶん、十分消費できる量だろう。だが、もう、この人とは付き合いたくない。宅配のお兄ちゃんに申し訳ないけれど、受取り拒否でいいですか?と聞いた。「?」という顔に玄関先に置いたミカン箱を指差し、いつも、こういう

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    toronei 2018/12/27
  • 広大なバックヤードが支えているもの : この世に家がある限り

    8月31 広大なバックヤードが支えているもの カテゴリ:暮らしのこと雑談 2年に一度のお茶会シーズン。場所は現在建替えが進んでいるホテルオークラ。何もないホールに茶室を組んで、茶花を飾る台を組んで茶会が開かれているのだが、毎回、この時期にはホテルのバックヤードの広大さに分かっていても驚かされる。利用しているのがホールだからなのだが、必ず隣接して厨房的な施設があり、裏から回れる通路があり、大きな鍋やら、大量の器やらが備え付けられている。加えて、あちこちに人がいて、ちょっと何かを頼むとさささっと冷たい水とか、熱い湯とかが出てくる。微妙に椅子の並びがずれていると、いつの間にか糸巻き(!)を持った人たちが来て、見事なくらいにまっすぐに並べ直していく。 何度も同じ場所でやっているからかもしれないが、実に統率のとれたスピーディーな作業が無言のうちに進められていて、おお、これぞ、サービスと思うのだが、

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    toronei 2018/09/04
  • 金沢の名料亭閉店とそういう時代の始まり : この世に家がある限り

    9月4 金沢の名料亭閉店とそういう時代の始まり カテゴリ:暮らしのこと危険に関すること 金沢の料亭、つる幸さんが11月で店を閉めるそうだ。新聞報道によれば理由は大おかみの高齢化と人手不足。このまま続けることはサービスの低下に繋がるということらしい。建物は能登の旅館さんが取得、高級旅館として再スタートする。 この記事を読んで思ったのは、つい先日書いたエントリー、「広大なバックヤードが支えるもの」だった。ホテルオークラのサービスを支える、見えない部分について書いたのだが、書きながら、これを残していくのが難しい時代になるだろうなと思っていた。理由は簡単だ。このところ、個人経営の老舗飲店の閉店がいくつか続いていた。理由は高齢化、人手不足。チェーン店であればいろいろやりくりすることもできるし、ブランド力があれば、それはそれでなんとかもできる。だから、オークラのようなところはそれでもまだ良い。 だが

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    toronei 2018/09/04
  • 大阪らしさを活かして8軒長屋を改修、中津に「キタの北ナガヤ」誕生 : この世に家がある限り

    8月29 大阪らしさを活かして8軒長屋を改修、中津に「キタの北ナガヤ」誕生 カテゴリ:街のこと仕事に関すること 7月に一泊二日で大阪に行った。その間のアポ5件、大阪、京都の往復もあり、合間に撮影も、という強行軍だったのだが、非常に実りの多い、充実した二日間だった。そこで取材した1件がこちら、キタの北ナガヤ。大坂に何カ所かある戦災で焼け残った地域のひとつ、中津に生まれた長屋を改装した物件だ。しかも、8軒というサイズ。よくある長屋は2軒、3軒程度だから、8軒は超ビッグサイズ。さらに無茶苦茶駅から近いという立地。これが残ったのは偶然の積み重ねというか、奇跡というか。実際、もっと大きなモノにする計画もいろいろあったそうで、そのあたり、書けない話が少なからず。でも、不動産が絡む話にはそういうのがとても多い。夢も欲望もいろんなものを書きたてるのだ、不動産というやつは。 ところで、ここ、物件も面白かった

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    toronei 2018/08/29
  • 電話がある電話ボックスじゃなく、電話をかける電話ボックスが欲しい : この世に家がある限り

    3月21 電話がある電話ボックスじゃなく、電話をかける電話ボックスが欲しい カテゴリ:暮らしのこと街のこと 先日、友人と話をしていた時に出たアイディア。 電話ボックスが欲しいよね。 といっても、電話がある、そこに入らないと電話がかけられない電話ボックスではなく、 電話をかけるためのボックスということ。 営業の仕事をしていたり、取材で電話をかけるという場合、 外で、立ってというのはなかなか辛い。 周囲の音が気になるし、こちらが話している内容は聞かれたくない。 ついでにメモも取りたいし、場合によっては電卓をはたきたいこともあるだろう。 そんな時に使える、電話をかけるための電話ボックスである。 だから、電話はなくて良い。 メモを取るための小さなテーブルと荷物が置ける台、 ついでに軽くよっかかれる程度の椅子(とは言わない?)、 ついでに携帯が電話できる機能も有料でいいからあるとなおさら。 女性向け

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    toronei 2018/03/21
    気持ちは凄いわかる。ただどうしてもゴミ捨て場になったりいつかれたりしちゃうんだよなあ、そういう場所って。
  • シェアハウス「すみはじめ住宅」から分かった、徳島県神山町で移住が成功している理由 : この世に家がある限り

    1月29 シェアハウス「すみはじめ住宅」から分かった、徳島県神山町で移住が成功している理由 カテゴリ:住まいのこと街のこと 今月最後のホームズプレス記事はまたしても(!)徳島県神山町。 移住者のためのすみはじめ住宅なる、空き家を改修したシェアハウスである。 第一号となる住宅を見せていただいたのだが、地元特有の石積みが魅力的な家だった。 ところで神山町の取材でひとつ、深く反省したことがある。 東京の感覚で、家が空いているなら、 空いたままにしてどんどん劣化していくなら貸したり、売ったりすればよいのにと思うのは、 そして、そう思わないことを不思議に思うのは、都会ならではの感覚だということだ。 生まれてからずっと同じ家に住み続けている、 誰かが引っ越してくるのは結婚の時くらいという場所では そもそも住替えるという発想はないし、家を貸すという考えもない。それが当たり前だ。 家は家族のもので、それ以

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    toronei 2018/01/30
  • 「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす : この世に家がある限り

    1月9 「家事のしすぎ」が日を滅ぼす カテゴリ:暮らしのこと 年2冊目は『「家事のしすぎ」が日を滅ぼす』(佐光紀子著 光文社新書)。 主婦向けの媒体に縁がないし、専業主婦のお友達はいないではないものの、 あまり突っ込んだ話はしないしで、丁寧な暮らしという言葉はどっか遠いところの、 べられないモノという認識だったのだが、読んでみて、おやおやと発見をした。 誰かが、女性たちが丁寧な暮らしを理想とするように望んでいるのだね、 女性に無限のタダ働きをさせようとしているのだね、 なるほど、そういうことかと。 背景にあるものが見えてくると事情はだいぶ変わる。 ところで家事である。 我が家では子どもの頃から勉強はしなくても良いけれど、お手伝いだけは絶対しろと言われた。 だから、掃除、料理、風呂焚きその他、いろいろなことを妹たちを指揮してやってきたが、 大人になって家事は役立つなあと思った。 だっ

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    toronei 2018/01/14
  • 「タダ同然の廃墟物件」に買い手が集まる理由 : この世に家がある限り

    11月20 「タダ同然の廃墟物件」に買い手が集まる理由 カテゴリ:街のこと住まいのこと 今月の東洋経済オンラインの記事は空き家問題。 「タダ同然の廃墟物件」に買い手が集まる理由 である。 私が2年前に「解決!空き家問題」を出すと同時期くらいに立ち上がった空き家の売り、買い情報を 所有者あるいはその了承を得た関係者が無料で掲出できるという掲示板「家いちば」を取り上げた。 私自身でいえば、この2年のうち、 昨年後半くらいから思い出したように空き家関連のセミナー、執筆が増えているが、 家いちばも徐々に知られるようになったからだろう、ここ半年ほどは掲載、成約に至る物件が続出している。 原稿にも書いたが、不動産を売る人、買う人の意識が確実に変わってきていることが分かるし、 今後、それがさらに変化すると、いろいろ変わることがあろうなと思う。 個人的には住むと働くがもっと多様化し、同じ地平で語られるよう

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    toronei 2017/11/20
  • 坂崎出羽守をどう見るか : この世に家がある限り

    11月6 坂崎出羽守をどう見るか カテゴリ:暮らしのこと 今月、国立劇場大劇場では明治後期から昭和初期にかけて書かれた、 いわゆる新歌舞伎2を上演している。 1目は山有三誕生130年にちなみ、山有三の書き下ろし、 「坂崎出羽守」で当代の尾上松緑が演じている。 これは大阪夏の陣で孫娘、千姫を無事に救出した者には千姫を嫁にやるという、徳川家康の言葉を信じ、 猛火の中に飛び込んで姫を助け出したものの、 顔面にひどい火傷を負った坂崎出羽守が千姫に嫌われ、約束を反故にされ……という物語。 この文面だけを読むと、見た目にこだわる姫君、ひどいわっと思うだろうし、私も以前見た時にはそう思った。 しかし、時間が経つとモノの見え方は変わるものだ。 前回、この芝居を見たのは30年以上前なのだが、その時には坂崎出羽守が単に純情なだけの、 姫を慕う誠実な男に見えたし、姫はわがままなだけに見えた。 確かに姫が

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    toronei 2017/11/07
  • 「サブリースで大損した人」がハメられた手口 : この世に家がある限り

    8月6 「サブリースで大損した人」がハメられた手口 カテゴリ:住まいのこと暮らしのこと 東洋経済オンライン、今月の1はサブリース。 たまたま、身近でヤバいところまで行った人の話が続出、 不動産関係者以外からもいろいろ聞けたので、そのあたりを。 そして、ヤバいかもという時に役立ちそうな情報などをまとめた。 実は完成するまでは解約(もちろん損害賠償は必要だけれど)できるよとか、 訪問販売と同じケースになる場合があるのでクーリングオフできるよなんてところも追加、 仕方ないで終わせないようにと考えた。 ところでこれに絡み、2題。 昨日は東京の下町エリアの、築年数で言うと絶対にメガバンクは貸さないよねという物件の、 リノベ現場を見に行っていた。 オーナーさんは銀行経由で10社ものハウスメーカーから営業を受けていたそうで、 ハウスメーカー利用で新築するなら全額貸しますよと。 そりゃ、つまり、銀行が貸

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    toronei 2017/08/06
  • 東京随一の「名物商店街」を襲う変化の荒波 タワマン街化を選んだ武蔵小山の未来 : この世に家がある限り

    6月7 東京随一の「名物商店街」を襲う変化の荒波 タワマン街化を選んだ武蔵小山の未来 カテゴリ:街のこと仕事に関すること 今月の東洋経済オンラインは武蔵小山。 日一感じのいいタワマンへというコピーで再開発、タワマンが建設されているまちである。 都心に近いのは近いものの、元々は小規模な工場も多い住宅地だった武蔵小山が 全国的にも有名になったのはがんばる商店街の存在から。 だが、人が集まるようになり、自分でモノを売るよりも店を貸すほうがお得やんと考え始めたところから、 まちは変わったんだと思う。 10数年前に歩いた時でさえ、人は多いけれど生活感のない商店街だなあと感じたことを覚えているから、 がんばる商店街と言われていた時からずっと、うまく客付けしている貸店舗街化していたんだろうなあ。 生き残りのためにはそれももちろんありだから、まったく問題はない。 だが、魅力もないよね、そういう街はと私は

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    toronei 2017/06/07
  • 暗くて狭い「鉄道高架下」が人気化する必然 人と街をつなぐ「ハブ」が続々誕生 : この世に家がある限り

    5月14 暗くて狭い「鉄道高架下」が人気化する必然 人と街をつなぐ「ハブ」が続々誕生 カテゴリ:街のこと仕事に関すること 東洋経済オンライン今月の1は鉄道高架下。 そもそも、このテーマに意識が行くようになったのは少し前のテレビからの取材依頼。 3カ所の高架下を示され、どこが違うか、解説してほしいと言われたのである。 最終的には解説する前に連絡が来なくなったのだが(テレビ仕事ではあるあるなこと)、 でも、私にとってはそれまで目をやっていなかったところに目をやるきっかけになり、 それはそれで面白かった。 その後、JR中央線の高架下についてオールアバウトで長い原稿を1書き、 これからアップするものでも、武蔵小金井の高架下保育園の話を書いている。 さらに、今回は中目黒、東小金井、灘という高架3立て。 どういうことになっているか、従来とどこが違うか、ご高覧いただければである。 ところで、中目

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    toronei 2017/05/14
  • 松原団地、消滅 : この世に家がある限り

    3月6 松原団地、消滅 カテゴリ:住まいのこと街のこと 完成当時、東洋最大規模と謳われた草加松原団地の入居が始まったのは昭和37年。 その頃としては家賃が高く、高級な団地というイメージもあったそうだが、 団地というのはある意味不当な扱い(?)をされてきた住まいで、 昭和30年代に憧れの住まいとして期待を受けて誕生、 しかし、その後すぐに働く母親に放置されるかわいそうな団地っ子を生むと言われ出し、 以降、最近に至るまで、ポジティブなイメージで語られることは少なかった。 その辺りは以前書いた、横浜の団地の歴史50年を振り返る記事が参考になると思う。 そして、さらに最近は同年代が同時入居したことから、同時に高齢化が進み、 かつ住宅自体が現在のスタンダードからすると狭く、様々な不備もあるためか、 団地は多くの場合、再生しなくてはいけない住まい、場所のひとつとして認識されるようになっている。 その意

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    toronei 2017/03/06
  • エジプトの愛国教育 : この世に家がある限り

    2月25 エジプトの愛国教育 カテゴリ:暮らしのこと 今朝の朝刊で面白かった記事のひとつがこれ。「愛国教育というけれど」。 著者はエジプト育ちの方で文章は「私が育ったエジプトでは」と始まる。 文明発祥地として、アラブの盟主としてとかなり厳しく、壮大な背景のある愛国教育を受け、でも、エジプト人の公共意識は薄いという。 ほぼ無償で教育を受けた貴重な人材が海外へ出て行く現状には愛国教育は役立っていないらしい。 喰っていけない、誇り高き自国より、能力を買ってくれる他国へということだ。 それどころかと、著者は続ける。 愛国教育は無益な比較の欲求、尊大な勘違いを植え付けると。 何を見てもピラミッドのほうがすごいと思うのだと。 分かるなあ、ピラミッドと日の寺を比べることに、どっちが偉いかなんて思うことに意味はない。 他国と比べる必要なんてない。 人間と同じで自分は自分、他人は他人。違うのだ。 だが、エ

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    toronei 2017/03/01
  • 闇市の面影を残す街~終戦直後に誕生し数年で消えた東京の闇市の今 : この世に家がある限り

    2月6 闇市の面影を残す街~終戦直後に誕生し数年で消えた東京の闇市の今 カテゴリ:街のこと仕事に関すること ホームズプレス、2月の2目は闇市である。 題して、「闇市の面影を残す街~終戦直後に誕生し数年で消えた東京の闇市の今」。 昨年の秋に取材した内容を元に、でも、一般論としての闇市について取り上げた。 最近、記事のタイトルは編集部がSEO対策を加味して手を入れることが多いのだが、 聞いて驚いたのは闇市という単語の人気ぶりだ。 だから、タイトルの冒頭に闇市という言葉が来ているのだが、 そうかあ、好きな人が多いのかあ、である。 もちろん、私も好きだから、こういう原稿を書いたわけだが、でも、なぜ、好きなのだろうと思うと、 情緒的には言えても、論理的にはなかなか説明しづらい。 まあ、でも、好き嫌いはそういうものである。 ところで、この記事では写真をできるだけ用意しようと考えた。 わざわざ撮影に行

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    toronei 2017/02/07
  • 脱東京5組が語る「私達が東京を離れた理由」 : この世に家がある限り

    1月6 脱東京5組が語る「私達が東京を離れた理由」 カテゴリ:住まいのこと暮らしのこと 1年前の今頃に最初の取材をスタートし、1年かけてだらだら(!)と5組の方々に話を聞いた記事、 「脱東京5組が語る『私達が東京を離れた理由』」が日アップされた。 リードでも書いたが、このところ何回か脱東京ブームがあったものの、今回はそれぞれの人が それぞれに違う目的、動機、背景から東京を離れているようで、 これまでのブームとはちょっと違うなあと思っている。 ついでに言えば、単純に東京を離れるという以上に意味があるような気もしている。 そのあたり、すごく個別性が高い話なので、あえてまとめず、それぞれの気持ちを聞くという形にした。 だから、今回の記事には(それ以外の記事でもそういうのはよくあるが)結論は全くない。 どうしよう、どうしたら良い、どのやり方を推奨する、も全くない。 それぞれが自分がどこに住むか、

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    toronei 2017/01/06
  • 飛田新地の人々 関西新地完全ガイド : この世に家がある限り

    1月4 飛田新地の人々 関西新地完全ガイド カテゴリ:暮らしのこと これは仕事に必要(?)で読んだ1冊。 だが、んんん、読むというほどの量ではなく、斜めに眺めたというのが正しい。 場所やシステムの紹介など、割りにあっさりした内容なので、 帯にある「渾身のドキュメント」という言葉を使うにはちょっと無理があるように感じる。 とはいえ、なかなか表に出しにくい内容をまとめたという意味では正しいのやもしれず、である。 ところで世の中にはこうした、その昔遊廓だった場所というのはあちこちにあるわけだが、 面白いと思うのは、どこを歩いていてもデジャブな感じがするということ。 建物などに共通するものがあるので、そういうものがある場合には分かって当然なのだが、 それ以外、まったく何の痕跡もないような場所でも、ふと踏み込んでみて違和感を覚え、 調べてみると、やっぱりということが過去に何度も。 明らかな痕跡はなく

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    toronei 2017/01/05
  • 同潤会の一戸建てと個性なんぞというヤツ : この世に家がある限り

    12月21 同潤会の一戸建てと個性なんぞというヤツ カテゴリ:暮らしのこと 同潤会の一戸建てについて調べている。 いくつか資料を集めて読んでいるのだが、 集合住宅と異なり、資料自体が少ない。 とりあえず、2001年3月の雑誌東京人を読んでいるのだが、そこに掲載されている内田青蔵さんの原稿になるほど!と思ったところがあったので紹介したい。 記事最後のあたりで内田さんは同潤会の一戸建てを評して見た目は限りなく普通の住宅と書いていらっしゃる。 そして、その普通さは万人に共通する住み易さの最大公約数をかたちに表現したものであり、万人にとって住み易い住宅こそ、売却時に有利に働く利点と考えたのだ、とも。 日で中古住宅の流通が今ひとつどころか、今250くらいなのには色々な理由が挙げられるが、そのうちの、いわゆる注文住宅て呼ばれている一戸建てについては建てた人の趣味嗜好が強過ぎてマッチングしなくいという

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    toronei 2016/12/22
  • 全戸空室アパートがリノベーションで変化。二代目大家が作り上げた「住み続けたい町」 : この世に家がある限り

    12月19 全戸空室アパートがリノベーションで変化。二代目大家が作り上げた「住み続けたい町」 カテゴリ:暮らしのこと仕事に関すること 11月に行った関西ではいろいろな取材をさせていただいたのだが、 そのうちのひとつが、こちら、宝塚の小林というところにある賃貸の一画。 そこだけが全然別の区画のように思える、明るくて軽い雰囲気のある場所で、 若い2代目大家さんが周囲の反対を押し切って作ったという。 以前、全国賃貸住宅新聞で見かけて以来、行きたくてたまらなかった場所だったので、 現地に行った時にはホント、嬉しかった。 これは他の取材でもそうで、新聞その他で見かけてここに行きたい!はけっこうちょくちょくあって、 しかも、このところ、その多くに行かせてもらえている。ありがたいことである。 ところで、年末年始には空き家についての記事が増える。 このタイミングで家族で話し合っておこうねということなのだろ

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    toronei 2016/12/19
  • 世界で評価されるこども空間。保育園や幼稚園建築の魅力を聞く : この世に家がある限り

    10月18 世界で評価されるこども空間。保育園や幼稚園建築の魅力を聞く カテゴリ:住まいのこと仕事に関すること 以前、足立区の保育園の取材をさせていただくにあたり、 お誘いを頂いた幼保関係者の集まるイベントで 子ども向けの施設を専門に作っているという方にお目にかかった。 それが日比野拓さん。 そこで見た様々な幼稚園、保育園、子ども園の画像にびっくりした。 こんな素敵な建物で育つなんて、子どもたちが羨ましい。 加えて、その日、日比野さんが話された内容にも非常に感銘を受けた。 安全第一、それってつまり、自分の責任を回避しようとするだけのことであり、 施設内だけを安全にしたからといって、子どもの生活すべてが安全になるわけではなく、 そうではなく、何が安全なのか、気をつけなくてはいけないのはどこかをきちんと教えれば良い、 多少は失敗しながら人は学ぶ、そんな内容だった。 それから、物に囲まれた空間

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    toronei 2016/10/19