自民党の石破茂前地方創生担当相は6日、都内で行われた内外ニュースの講演で、憲法改正をめぐり自衛隊の存在を明記することに「反対はしない」とする一方、「(戦力不保持を定めた)9条2項との整合性をどう取るのかに答えを出さないまま、改正することに納得していない」と述べ、9条1、2項を残して自衛隊を明文化する意向の安倍晋三首相(党総裁)との違いを改めて鮮明にした。講演での憲法改正に関する内容は次の通り。 ◇ 当然のことだが、日本国憲法は、日本が独立していないときにできた憲法です。占領下において定められた憲法である。もちろんその改正手続きは、大日本帝国憲法の改正手続きにのっとっているので、形式に瑕疵(かし)があるわけではない。独立を果たしたからには、日本人の手で憲法を改正するということでなければならない。憲法改正そのこと自体が、自己目的なのではない。改正するためにするという考え方には、私もあまり賛意を
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