「そもそも『不動産の物件データ』は誰のものなのか」。これ、とても重要な問いだと思うのであります。 ただ、実のところ誰もなんも考えてない、と思うんですよね。物件情報のデータをどうする云々の話しを見かける度に、「おいおい、ちょっと待て」、と言いたくなります。 今まで何度かこの問いを投げかけてきたのですが、誰も答えてくれないというか、議論も始まらなそう(IT系の人達も皆が見てみぬふり?)なので、今後の議論のきっかけとなるよう、前提となることを少しばかり書き留めておきたいと思います。 何をするにもまず、「そもそも『物件データ』は誰のものなのか」、という所からじっくりと議論する必要があるでしょう。 巷の「レインズの『オープン化』論」の論点を整理してみるデータは誰のものか近年は、「データの重要性」というのがますます高まっていて、「データ駆動のナンチャラ」というのが政府や企業でも言われるようになっていま
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