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映画とセルクマに関するtoshi20のブックマーク (161)

  • 「ルパン三世/カリオストロの城」ゴート札考 - 虚馬ダイアリー

    金曜ロードショウで放映された「カリオストロの城」を見ていた。 ルパン三世 カリオストロの城 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2014/08/06メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (22件) を見る 今や知らないものはない程に知られた名作であり、放映されているとつい見てしまう大人気アニメーション映画であるが、見ていて気になり始めたことがあった。ゴート札である。 ルパン三世が国営カジノの金庫に忍び込み、逃げおおせたものの奪った札がことごとくゴート札という偽金であったことから、その大元の偽金の原版を奪おうとした事が物語の発端である。 ゴート札は主要産業がないカリオストロ公国の、国を支える「経済活動」である。 編の中でルパン三世が説明するゴート札の概要とはこうである。 ルパン三世「かつて物以上と讃えられた ゴート札の心臓部が

    「ルパン三世/カリオストロの城」ゴート札考 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/10/19
    ブログ更新。「カリオストロの城」ゴート札について。
  • 「ジェイソン・ボーン」 - 虚馬ダイアリー

    原題;Jason Bourne 監督 ポール・グリーングラス 脚 ポール・グリーングラス/クリストファー・ラウズ 原作 ・キャラクター創造:ロバート・ラドラム その男は生きていた。自らの罪にのたうちながら。 そして、僕らは待っていた。少なくともボクは待っていた。彼の帰還を。 待ちきれなくて、うっかり台湾に行ってしまうほどに。 おマットさんのカムバック。「ボーン・アルティメイタム」以来、ポール・グリーングラス監督と主演のマット・デイモンが、2012年の外伝となる「ボーン・レガシー」を挟んで登板した、ナンバリングとしては第5作となる「ボーン」シリーズ最新作である。 ボーン・アイデンティティー [Blu-ray] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2012/04/13メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (17件) を見る 最初にシリーズが始まったのは「ボーン・ア

    「ジェイソン・ボーン」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/10/11
    「ジェイソン・ボーン」感想でございます。
  • 「君の名は。」 - 虚馬ダイアリー

    監督・脚新海誠 外連、という言葉がある。 元来人形浄瑠璃の世界で、「定法」に寄らず奇をてらったり、俗受けを狙うという意味であまりいい意味では使われない。いわゆる「はったり」だ。 はったりというのはあまりいい意味には使われないが、ことフィクションの世界ではそうではない。現実的でない物語を語るときにどうしても必要になる。つまりはったりを利かせつつ、読者や観客の気を引きながら語る話法を俗に「外連味がある」などと言ったりする。これをカラダになじませてしまえば、それは立派な作家性にすらなりうるのである。 さて。それをふまえて。 新海誠監督最新作である。 まずは驚いた。面白かった。 感想を一言で言えば、まるで拙い綱渡りをみているような映画である。 転校生 [DVD] 出版社/メーカー: バップ発売日: 2001/04/21メディア: DVD購入: 4人 クリック: 237回この商品を含むブログ (

    「君の名は。」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/09/18
    「君の名は。」感想でございます。
  • 「ONE PIECE FILM GOLD」 - 虚馬ダイアリー

    監督:宮元宏彰 原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎 脚:黒岩勉 逆転裁判123 成歩堂セレクション Best Price! - 3DS 出版社/メーカー: カプコン発売日: 2015/04/02メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (29件) を見る 「逆転裁判」というゲームがある。最近アニメ化もされ、知名度も格段に上がったので知らない人は大分少なくなったように思う。 改めて説明すると、「逆転裁判」というゲームは新人弁護士・成歩堂龍一が、裁判で何度も逆境を経験しながらそれをはねのけて、依頼人の無実を晴らしていくというゲームである。 ボクはGBA版から連綿とシリーズ、及びスピンオフを遊んできた生粋のシリーズファンで、今年発売された最新作「逆転裁判6」も当然速攻で購入しプレイ、クリアしている。 「逆転裁判」というのは、実は時間軸が「実際の日」とは微妙に異なる世界にある。こ

    「ONE PIECE FILM GOLD」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/09/14
    「ONE PIECE FILM GOLD」感想。いや、シンゴジと「君の名は。」に話題をかっさらわれたけど、結構いい映画なんだよ!
  • 「ジャングル・ブック」 - 虚馬ダイアリー

    原題:The Jungle Book 監督:ジョン・ファヴロー 脚:ジャスティン・マークス 原作:ラドヤード・キップリング 当の闇をあなたは知っていますか。まわりに一切の光がなく、夜目は一切利かず、ただ、漆黒がある。 文明に生きているとつい忘れがちになるもの。ボクはかつて体験した暗闇は河原でのものだった。一切の電灯がなく、空の星の光は届かず、かすかに遠く光が見えるだけであとは、闇が自分の全身を包み込んでいる。 そうなると人はぞっとするわけである。一気に五感がうめきをあげる。なにもない闇の中で、自分にとっての救いは遠くに見える「明かり」だけである。人間にとってはまさに、光無き世界は恐怖でしかない。 なぜそんな事を思い出したかと言えば、作を見たからである。 で、その「ジャングル・ブック」。見事である。 基的に言うなれば、アニメーションの実写化というものがここまで来たのかという思いを抑え

    「ジャングル・ブック」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/09/10
    「ジャングル・ブック」感想でございます。
  • 「トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男」 - 虚馬ダイアリー

    原題:Trumbo 監督:ジェイ・ローチ 原作:ブルース・クック 脚:ジョン・マクナマラ かつて20世紀には「冷戦」と言われる戦争が存在した時代がある。 世界が二つに割れるという、そこを境に思想も経済も人も分断されていた時代があった。 1945年に第2次世界大戦が終結した後、世界は「資主義」を基盤とする国と「共産主義」を基盤とする国に色分けされた。おおざっぱに言えばそういうことになる。 分断された「向こう側」の思想を持つと言うことを「敵性」とみなし、アメリカ、西側諸国、さらには日も例外では無く、「共産主義」を「是」とする人々を糾弾、排斥する動きが出てきたのである。 共産主義はアメリカでは1930年代に若者の間で広く受け入れられ、その理想に共鳴する人々は多かった。その時期に共産党に入党したり、その思想に深く傾倒した人々は、「敵性」思想を持つ人物としてリストアップされ、監視と弾劾と、そし

    「トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/08/30
    「トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男」 感想であります。その生き様、必見であります。
  • 「シン・ゴジラ」 - 虚馬ダイアリー

    監督:庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督・特技監督) 脚:庵野秀明 この映画が公開された日、ボクは日にいなかった。 先のエントリに書いたとおり、「別の映画」を目当てに台湾にいたからである。 携帯電話を切り、ネットにもあまりつながない状況で台北で映画を見たり、屋台で飯ったりして、ホテルに戻ってきてWi-FiにつないでiPadTwitterのタイムラインをながめたら、そこには、この映画に熱狂する書き込みがずらっと並んでいた。 正直な事を言えば、この時からすでにこの熱狂の火種は急速に燃えさかっていた。 はっきり言えば。この公開直後から数日、Twitterやネットに吹き荒れた熱狂の熱は異国にいたからこそ、異様に気圧されるものがあった。 台湾ではこの映画の公開はまだ先で、しかも日とはまだ違う映画映画館を独占している状況であったから、完全に「シンゴジラ」については「いずれ見ようかな」くらい

    「シン・ゴジラ」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/08/23
    シンゴジ感想です。
  • 素晴らしき台湾邦題の世界。 - 虚馬ダイアリー

    えー。夏休みを怠惰に過ごすことでおなじみの私ですが。 今年は珍しく遠出をするぞ!という事で。夏期休暇をもらってですね。 成田から航空機に乗りまして。 台湾は台北に行ってきました。 海外に行くのは学生時代の終わりに韓国・ソウルに卒業旅行して以来ですから・・・・15年以上ぶりです。パスポート取り直しました。 理由はこれです。 9年ぶりのマット・デイモンとポール・グリーングラス監督がタッグを組んだ「ボーン」シリーズ最新作「ジェイソン・ボーン」を見に来たわけです。9年。9年ぶりですよ。どんだけ待ったと思ってんだよ。しかも日の公開世界最遅なんですよ!2ヶ月遅れですよ。 ふざけんなよ!おれはなあ「ボーン」を「見たい」んじゃねえんだよ!もういっそ映画を「浴びてえ!」「浴びてえ」んだよ!というわけでまあ、4回くらい映画を浴びるように見まくってきたわけですが。←見過ぎだよ。 というわけで。台北で日とそれ

    素晴らしき台湾邦題の世界。 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/08/21
    先月台湾旅行へ行ったので、そこで出会った、「台湾邦題」の世界についてのエントリを書きました。
  • 「セトウツミ」 - 虚馬ダイアリー

    監督:大森立嗣 原作:此元和津也 脚色:宮崎大/大森立嗣 ここ最近見た映画が立て続けに「暴力」によって人が死んだり痛めつけられたりする映画だった。 自分は、暴力というものへの忌避感は基的に強い。 俺自身いじめとは無関係とはいかない時期はあったんだけど、高校生活はその地獄から抜け出してちょっと穏やかに過ごしていた。ただ、そのいじめによって心がやや不安定な時期でもあって、もやもやしたり不安だったりもした。けれど、ただ、なんて言うんだろう。放課後の時間だけはその不安とは無縁で、楽しかった。 一方的に痛めつける暴力の映画は、時折ボクにいじめと関わっていた時代の辛い記憶を呼び起こさせる。いまは遠く見えるその記憶も、時折鮮明に甦る時があって、その時はちょっとつらくなることもある。そして、大人になってからも、暴力とは無縁とはいかなかった自分は、暴力というものへのあこがれは微塵もなく、ただ「痛み」を感じ

    「セトウツミ」 - 虚馬ダイアリー
  • 「日本で一番悪い奴ら」 - 虚馬ダイアリー

    監督・脚:白石和彌 私は基的に怠惰でだらだらした不真面目な男である。 怠惰というのは悪である。この国にはある種そういうのを嫌う空気がある。隙あらば仕事をし、寸暇を惜しんで働き続ける者ほど美しい。勤勉なものほど、称揚される人間達はいない。そこまでしないとこの国は動かないわけではあるまいに、なんでかみんな余裕がない。 その反動だろうか。国民的アニメの主人公と呼ばれる人間はおどろくほど怠惰な人間が多い。「ドラえもん」ののび太、「おばけのQ太郎」のQ太郎、「ちびまる子ちゃん」のまる子、そして「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両さんなどである。 基的になにもしたくない、人間、できることなら仕事なんぞ適当にやって適当に遊ぶ方でいいに決まってる。寝たり、趣味に没頭したりしていたい。一日中空をながめて暮らすんでもいい。などということは日人は許してくれないがゆえに、その「怠惰さ」をフィクションの主人

    「日本で一番悪い奴ら」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/08/05
    「日本で一番悪い奴ら」感想。
  • 2016年上半期感想書き損ねた映画たち - 虚馬ダイアリー

    「オデッセイ」The Martian (リドリー・スコット) オデッセイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2016/06/03メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (29件) を見る 突如起きた砂嵐がきっかけで火星にひとり取り残された宇宙飛行士が、みずからの知恵を駆使してサバイブする様を描いたリドリー・スコット監督最新作。 いやあ、単純に面白かったですし、こういう映画を見たくて映画見ているところがあるので大変面白かった。 MASTERキートン 1 完全版 (ビッグコミックススペシャル) 作者: 浦沢直樹,勝鹿北星,長崎尚志出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/08/30メディア: コミック購入: 5人 クリック: 500回この商品を含むブログ (73件) を

    2016年上半期感想書き損ねた映画たち - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/07/26
    ブログ更新。
  • 生宮崎駿はこうして拝んだー「千と千尋の神隠し」舞台挨拶in 日比谷みゆき座ルポ - 虚馬アーカイブス

    「千と千尋の神隠し」の公開を前日に控えた昨日19日6時頃、銀座に降り立った窓の外。  この日のために、デジカメを用意してお・・・・く事が出来なかった(一度買いに行ったら、値段が予算を大きく超えてんだもん)ので、ばたばたとビッグカメラ新館で購入。 相変わらずの行き当たりばったり人生である。 ソニーのサイバーショット。 自分としては大奮発である。(なにげにボーナス物欲解放戦線の規模として最大であった。)  結構機能がいい割に手頃な値段だったので購入したのだが、店員に付属の電池だけでは3・4枚しか撮れませんから、充電池も買えという脅しを受け、7800円也の充電池セットと予備のメモリースティックを購入を余儀なくされる。 くそソニーめ!ALL IN ONE、とか書いて置いてよけいなもん買わせるなよ!あこぎな商売しやがって。 そんなこんなで8時頃、日比谷東宝映画街のスカラ座前に行く。 予想通り既に30

    生宮崎駿はこうして拝んだー「千と千尋の神隠し」舞台挨拶in 日比谷みゆき座ルポ - 虚馬アーカイブス
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    toshi20 2016/07/11
    私が昔ホームページに上げた「千と千尋の神隠し」公開日の日比谷ルポを、はてなブログにて再編集してアップしたものです。
  • 「64-ロクヨン-」前後編 - 虚馬ダイアリー

    原作:横山秀夫 監督:瀬々敬久 脚:久松真一/瀬々敬久 横山秀夫のD県県警シリーズ最大ヒット作「64」の映画化。 D県県警の広報官・三上義信(佐藤浩市)は失踪した娘を探し続けている。娘は自分の顔が嫌いだと言っていた。三上の、その刑事のような目で見られるのが怖いとも。娘が蒸発してから、・美那子(夏川結衣)は娘からの電話を待ち続けている。ある日、無言電話がかかってきた。美那子は娘からの電話からだと信じている。三上が出て娘に呼びかけると電話は切れた。 三上は仕事上でもトラブルを抱えていた。ある交通事故で加害者の実名公表を控えた事で、記者クラブの記者達が反発。記者クラブを仕切っている東洋新聞記者・秋川(瑛太)が抗議文を出そうとしたのを止めようとした際、不可抗力で抗議文を破ってしまったことで、記者クラブは広報室との関係を遮断。ボイコットを始めてしまった。 三上は元刑事である。彼の中にはある一つの

    「64-ロクヨン-」前後編 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/07/07
    ブログ更新。「64-ロクヨン-」前後編感想です。
  • 「ヒメアノ〜ル」 - 虚馬ダイアリー

    監督・脚:吉田恵輔 原作:古谷実 生きている日常というものはどことなく茫漠として見えるものだ。 世界では様々な事件や事象が起きていてもそこから遠く離れているだけで、世界から接続されてないように感じたりする。テレビでは事件、事故、政治、経済、様々な事が起こっているけれど、自分の中で起きていることは「寝て、起きて、仕事して」というそんなルーチンの中に押し込められた生活で、では俺はそんな世界の中で接続を絶たれているのかと言えばそんなことは無い。今日もどこかで「何か」が起きていてそれは僕らの世界と地続きなのだ。そういう当たり前のことを僕らはふいに忘れてしまう。 無趣味でモテず、バイト先でもミスして先輩に尻拭いされるさえない日々を送る岡田は、ある日安藤先輩に喫茶店に行くことになる。そこには先輩が片思いしている運命の人、阿部ユカがいた。そして、それをじっと見つめる金髪の男。先輩がユカのストーカーだと

    「ヒメアノ〜ル」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/07/01
    「ヒメアノ〜ル」感想。
  • 勝ったのは百姓!「殿、利息でござる!」 - 虚馬ダイアリー

    監督 中村義洋 脚 中村義洋/鈴木謙一 原作 磯田道史 中村義洋監督による、喜劇調の初時代劇映画である。 さて。 日人って「サムライ」って言葉が好きだ。 なんだろうね。日人と言ったら日刀持って髷結って馬乗ってね。俺達日人は「昔からサムライだ」なんつってね。なにかっつーたら「武士道」だ、「侍魂」だ言うじゃんか。 ま、あたくしも好きですよ。時代劇は昔から好きだし、チャンバラ好きだし、子供の頃は偽のプラスチック刀ぶんぶん振り回して、「暴れん坊将軍」の松平健とか、「長七郎江戸日記」の里見浩太朗を真似て「成敗!」とかやってましたよ(渋い子供だなオイ)。まー基的に時代劇にしたってが「刀持ってなきゃ話になんねえ」みたいなところがある。 対して、商人なんかはね。基的に極悪非道の悪い奴か、強盗に襲われる被害者か、人のいい理解者か、そんな脇に回るところがせいぜいでね。ましてや百姓なんかは基的に

    勝ったのは百姓!「殿、利息でござる!」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/06/24
    「殿、利息でござる!」感想。どうしても感想書いておきたかった。この映画はいいですよ。大好き。
  • 「アイアムアヒーロー」 - 虚馬ダイアリー

    原作 :花沢健吾 監督 : 佐藤信介 脚 :野木亜紀子 それは唐突に始まる。予感すらない。 35歳。漫画家アシスタント。趣味はクレー射撃。名前は「えいゆうと書いてヒデオ」つまり英雄。鈴木英雄(大泉洋)という名前の男が主人公である。妄想癖があり、性格は引っ込み思案で暗い。1歳下の彼女との関係は冷え切っている。彼女のアパートの部屋に間借りする形で生活しているが、漫画家になる夢をあきらめきれない英雄は持ち込んではボツになりの繰り返し。結婚を望む彼女は、英雄を部屋からたたき出し、英雄は寒空の中着の身着のまま、路頭に迷うことになる。 こんな世界。こんな残酷な世界。滅びてしまえばいい。そう願ったかはわからない。だが、その日を境に世界は唐突に「壊れ出す」。 噛まれると感染していく病。あットいう間に死に至り、首を落とさない限り生き続ける「屍」と化す。彼女。漫画家先生。アシスタントの同僚。次から次へと感染

    「アイアムアヒーロー」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/05/11
    「アイアムアヒーロー」感想です。
  • 「ズートピア」 - 虚馬ダイアリー

    原題:Zootopia 監督:リッチ・ムーア/バイロン・ハワード 脚:ジャレッド・ブッシュ/フィル・ジョンストン ディズニーのアニメーション新作。多種多様な動物が住む巨大都市「ズートピア」で警察官になったウサギのジュディと詐欺師のニックが、肉動物たちの失踪事件の謎を追う物語。 まず。手前味噌で申し訳ないが、Twitterで書いた自分の感想をざっと引用しておきます。 「ズートピア」。見た目(種族)に囚われないウサギと見た目に屈して流されてきた狐が出会う、種族を越えた自由と繁栄と偏見と差別が重なり合う大都会で起こる難事件田舎でもあった単純な差別が、都会ではより複雑に重なり合って偏在してるという視点が見事。差別や偏見は被差別側にもあるというね。 「ズートピア」。種族に囚われる事と種族を武器にして生きる事の紙一重。この映画の「黒幕」もある意味見た目を武器にしてのし上がってきたというところは、

    「ズートピア」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/05/10
    「ズートピア」感想。「ズートピア」という世界はどこから来たかについて考えたりしました。
  • 「ちはやふる/上の句」またはネットにおける日本映画にまつわる言説について - 虚馬ダイアリー

    「ちはやふる/上の句」 監督・脚:小泉徳宏 原作:末次由紀 しょっぱなから景気の悪い話で申し訳ないが、最近更新量がめっきり減った。 まあ、単純な話、それすなわち映画鑑賞量が激減しているからである。 正直な事を言えば休日は寝ている事がめっきり多くなった。当然ながら映画鑑賞にも支障を来すようにはなる。 その割にはてなブックマークやTwitterは頻繁に更新している感はあるのだが、基的にソシャゲに嵌まっている人の行動原理と同じで、忙しい隙間の時間にそこそこ捗らせることが出来るためである。だもんで、基的には「仕事してるか、寝るか、大河ドラマと朝ドラ見てるか」みたいな生活へと移行しつつあり、「これはまずい」と思いながらも半分ブロガーとしては死んだ状態で生きている。 なのでまあ、基的にネットは関わりも積極的に発信していくというよりも、見ながら時折茶々入れるくらいのポジショニングに終始している。

    「ちはやふる/上の句」またはネットにおける日本映画にまつわる言説について - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/04/23
    ちょっと長めです。「ちはやふる/上の句」とネットでの「日本映画」にまつわる言説について。
  • 「あやしい彼女」 - 虚馬ダイアリー

    監督:水田伸生 脚:吉澤智子 若くして子供を産み、苦労して育て上げた73歳のおばあちゃんが、20歳に若返り、青春を謳歌するコメディである。(以上ストーリー説明終わり) 映画ファンには言わずと知れた韓国映画「怪しい彼女」のリメイクである。 怪しい彼女 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2015/01/07メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (9件) を見る 優れたフォーマットの物語はどこの国であろうとも輝きを増す。「怪しい彼女」は現在、中国でもリメイクされ、今回がリメイク2作目である。 「怪しい彼女」が優れているのは、この物語が長年子供を育てるために自らを犠牲にして生きてきた「母」たちへの限りない「愛情」と「感謝」を描いた物語であり、そして「老人」がいま明確に欲する「自らに起こるメルヘン」、つまり「もう一度理想の青春を謳歌する」というファンタジー

    「あやしい彼女」 - 虚馬ダイアリー
    toshi20
    toshi20 2016/04/12
    「あやしい彼女」感想。結論としては「多部ちゃん可愛い。尊い。」です。
  • 「リップヴァンウィンクルの花嫁」 - 虚馬ダイアリー

    監督・原作・脚:岩井俊二 「私はこの涙の為なら死ねるよ。」と里中真白は言った。 この世は契約と嘘で出来ている。国というもの、それを支える家族というもの。それらと個人をつなぐもの。組織と個人をつなぐもの。他者とのお金を挟んだやりとりをする時に間に入るもの。我々は様々な契約によってつながりが「ある」と認識される。 他人と当の自分を遮るための偽りの自分。そして当の自分という「あやふや」なものをかろうじて「こういうものである」と形作るもの。こうありたいと思う理想と、どうしようもない現実を埋めるもの。それは嘘である。 すべて当でアル事の方が、実は少ない。嘘は「方便」と名を変えて、僕らが生きていく事を少し楽にしてくれる。 童話絵 宮沢賢治 やまなし: 童話絵 (創作児童読物) 作者: 宮沢賢治,田原田鶴子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/04/15メディア: 大型この商品を含

    「リップヴァンウィンクルの花嫁」 - 虚馬ダイアリー
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    toshi20 2016/04/07
    「リップヴァンウィンクルの花嫁」感想。