「広告批評」のバックナンバーを整理してたら、 原発の広告がまだ出てきた。 1988年の6月に出た主要各紙に出た新聞広告。 ま、例によって例のような広告だけど、2点とも新聞1頁の大スペース。力が入ってるなあ。 それはそうと、 このところ、原発存続の空気が強くなってきているようで。 来年あたり、こんな広告がちょっと意匠をかえて、また出てくることになるんだろうか。 脱原発・脱成長。なんとしても実現しないと。 あ、脱成長に関連して、 ヴァンス・パッカードの「浪費をつくり出す人々」を読み返してみた。 メーカーが繰り返す計画的陳腐化。その日常化。古い本だけど、新しい。 いまの「成長」は「暮らしを豊かにするための成長」ではなく、 「成長のための成長」に成り果てている。 原発なみに、これはこわい。 パッカードのことはいずれまた。