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ブックマーク / amano.blog.ss-blog.jp (5)

  • まだあった: 天野祐吉のあんころじい

    「広告批評」のバックナンバーを整理してたら、 原発の広告がまだ出てきた。 1988年の6月に出た主要各紙に出た新聞広告。 ま、例によって例のような広告だけど、2点とも新聞1頁の大スペース。力が入ってるなあ。 それはそうと、 このところ、原発存続の空気が強くなってきているようで。 来年あたり、こんな広告がちょっと意匠をかえて、また出てくることになるんだろうか。 脱原発・脱成長。なんとしても実現しないと。 あ、脱成長に関連して、 ヴァンス・パッカードの「浪費をつくり出す人々」を読み返してみた。 メーカーが繰り返す計画的陳腐化。その日常化。古いだけど、新しい。 いまの「成長」は「暮らしを豊かにするための成長」ではなく、 「成長のための成長」に成り果てている。 原発なみに、これはこわい。 パッカードのことはいずれまた。

    まだあった: 天野祐吉のあんころじい
    tototti
    tototti 2011/12/01
    確かにそんな気がする。『いまの「成長」は「暮らしを豊かにするための成長」ではなく、「成長のための成長」に成り果てている。』
  • 原発という贈り物: 天野祐吉のあんころじい

    これ、24年前、1987年に電気事業連合会が出した原発の広告です。 当時、原発の安全性と恩恵をアピールする広告が、電気事業連合会や東電から盛んに出されました。 この年、「広告批評」の6月号でぼくらは原発反対の特集をしたのですが、上の広告は、その中でとりあげた原発PR広告の一つです。 で、この広告の写真に出ているのは、こんどの大津波でひどい被害を受けた宮城県南三陸町(当時は志津川町)の子どもたちですが、みんな無事だったのかどうか、とても気になります。 ま、この町は福島第一原発の直接の被害は受けていないようですが、この写真の中の子どもたちを原発のためにいま強制疎開をさせられている福島の子どもたちに置き換えて考えてみたら、ぞっとせざるをえない。その子たちの「未来のために」原発は、いったい何をしてくれたっていうんでしょうか。 こんなことになっても、日経済の安定と成長のために原発は欠かせない、とい

    原発という贈り物: 天野祐吉のあんころじい
    tototti
    tototti 2011/06/11
    25年前の原発推進の広告には「この子達の未来のために。」とコピーが付いていた。未来はどうなったのか。
  • ピタゴラスは古い?: 天野祐吉のあんころじい

    朝日新聞に連載している「CM天気図」が1000回になって、あちこちから「よくもまあ飽きずに」とか「いいかげんにしたら」とか、うれしい声をもらいましたが、「天気図」の前に「私のCMウオッチング」というタイトルで、同じようなことを同じようなスペースで書いていたので、それを足すと、1321回になります。 で、その中には、読者の方からの反応のすごく面白いものがあって、そういうのがいちばん記憶に残ってますね。そのひとつをご紹介すると――、 1987年のセブンイレブンのCMに、こういうのがありました。 「駅からまっすぐ帰ると200メートル、セブンイレブンに寄って帰ると300メートル。でも、毎日ついセブンイレブンに寄ってしまう」 といったようなコピーで、画面に上の図のようなイラストが出ていたんです。 上の図がCMの絵と違うところは、店(セブンイレブン)のところに「直角」をあらわす記号は入っていなかったの

    ピタゴラスは古い?: 天野祐吉のあんころじい
    tototti
    tototti 2011/02/01
    「計算が虚数になって、セブンイレブンが存在しないことに」新聞連載、面白い読者さんがいるんだなぁ。。
  • 可士和式: 天野祐吉のあんころじい

    「可士和式」ができました。 天野祐吉・佐藤可士和共著 装丁・佐藤可士和 定価1500円+税 11月25日発売。 なんのへんてつもなさそうなですが、実は古風なフランス装。の上部がアンカットになっております。 で、お手持ちのペーパーナイフ(なるべく上等のもの。なければ、カッターでもなんでもいい)で、写真のように上部のアンカットの部分を丁寧に切ります。 と、いままで上部がこう見えていたものが―― こうなります。きちんと切れてないボアボアのところがいいんですねえ。古風な奥ゆかしさにあふれているんですねえ。 それにしても、だれもがいそがしいご時世に、なぜこんな手間のかかるを出したか。版元はこう申しております。 ま、屋さんで現物を見てください。 ただし、上が切れてないから立ち読みはできません。 怒らずに、なるべく買ってくださるとうれしい。 おっと、中身は、天野と佐藤が「新しい広告」について語り

    可士和式: 天野祐吉のあんころじい
    tototti
    tototti 2010/11/28
    自分でページを切らないと、見られない本。フランス装 というらしい。。
  • 障害者はだれだ: 天野祐吉のあんころじい

    tototti
    tototti 2010/03/31
    『「昨日より少しは成長している自分」を実感するということは、実は「生きている」という実感を持つのと同じことだと思う。』なるほど。
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