岡本太郎記念館(港区南青山6、TEL 03-3406-0801)は4月23日より、開館10周年記念展「太陽の塔-万国博に賭けたもの」を開催する。 同展では、昨年11月に同記念館資料庫で発見された「太陽の塔」の複数のスケッチを初公開。「太陽の塔」「青春の塔」「母の塔」の造形イメージや、塔の内部に展示していた彫刻のスケッチ、塔とその回りの空間構成を思考したメモ書きなど、岡本太郎が60年代に中南米に旅行に行った際にホテルの便せんにメモ書きしたものが中心。発見された402枚のうち30~40枚を展示する。 記念館の吹き抜けエントランスには、塔の内部にある「生命の樹」を再現した高さ30メートルの写真を展示。館内壁面には、岡本太郎が「太陽の塔」に賭けたメッセージを、作品や資料とともに掲示する。このほか、「太陽の塔」「母の塔」「青春の塔」などを制作するために作られた模型や50分の1 のサイズで作られた「太