ナイトクラブで踊る人(2021年7月10日撮影、資料写真)。(c)Sebastien SALOM-GOMIS / AFP 【11月8日 AFP】DJが低音の音量を上げればダンスフロアの客が盛り上がり、体の動きも激しくなることを、エレクトロニックミュージック好きは経験的に知っている。だが、そうした反応は意識的な反応なのだろうか。 カナダの研究者がこのほど、これまで科学的に示されていなかった、低音と身体の動きの関係を明らかにした。研究結果は7日、学術誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された。 研究では、エレクトロニックミュージック・デュオ「Orphyx」のライブの観客130人のうち約60人に、身体の動きを計測するための動作検知ヘッドバンドを装着してもらい、人間には聞こえない超低周波音が流れるスピーカーのスイッチを入れたり切ったりした。 その結果、超低周波音が流れる