僕は今までに二度、適応障害に掛かっている。今年1年過ごしてみて、漸く当時の状況を客観的に考察できるようになってきた(とか各所そろそろ時効だろうと思ったりする)のと共に、その前後で仕事に対する考えが大きく変わった部分があったので、つらつらと綴っていこうと思う。 わりと意識高い系だった 別に近年の揶揄する方の意味合いは無く、かつての僕は割と意識高い系の人間だったと思う。切っ掛けこそ不純な動機(好きなエロゲーのソシャゲ化の話)ではあったものの、黎明期のソシャゲ業界に飛び込み、意識の高い旬のスタートアップを渡り歩いてきた。ハードワークをこなしつつウェブエンジニアとしての技量を上げ、勉強会で登壇してみたり、グループワーク型インターンのメンターをしてみたりということもあった。週末起業的なことをやっていた時期もある。 当時は20代から30そこそこという若さも手伝って、外に出て情報発信することや、ガッツリ
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