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ブックマーク / blog.tinect.jp (147)

  • どうやって子どもに「文化資本」をプリインストールしていけばよいだろう? | Books&Apps

    子どもには「ギリシア人の家庭教師」をつけてやりたい。 かのアレクサンダー大王には、大哲学者のアリストテレスが家庭教師に就いたという。 また、古代ローマではギリシア人の家庭教師を招いて、子弟の教育にあたらせたともいう。 こうした「ギリシア人の家庭教師」が、アレクサンダー大王やローマ人子弟に教育効果をもたらしたのは間違いなかろう。 また、日でも戦前には「書生」という風習があって、インテリな学生を家事手伝いとして自宅に住まわせる風習があった。 「書生」の存在は、その家の子どもに少なからぬ影響を与えたことだろう。 昨今は、「文化」という言葉が語られることが多い。 文化とは、語彙力や言葉遣い、学力や教養や美的センスといった、個人的リソースのことを指す。 文化は直接的にはお金にならないかもしれないが、地位や人間関係へのアクセスを左右し、巡り巡って経済資をも左右するという点において、やは

    どうやって子どもに「文化資本」をプリインストールしていけばよいだろう? | Books&Apps
  • ヘルシオをうまく使いこなせる人は、AI時代もかなりラクラク生き残れるんじゃないだろうか。 | Books&Apps

    先日、ちょっと衝撃的すぎる体験をしたのでまとめてみようかと思う。 端的にいうと、「あー、AI仕事を奪われるってこういう事なんだな」って奴である。 事の発端は先月、新潟に旅行にいった事から始まる。 米どころ新潟で、真に旨いコシヒカリを見つけ出すのを目的に猛烈に白米をべたのだけど、その副作用?として体重が4キロも増えてしまったのである(その時の旅行のまとめ記事→ あなたはきっとまだ当の当に美味しい「魚沼産コシヒカリ」をべたことがない | Rettyグルメニュース ) さすがに4キロは太り過ぎである。痩せねば。という訳で、ちょうどその頃、与沢翼氏が絶+筋トレダイエットを行っており、僕も氏に見習ってそれを踏襲してみる事した。 絶して、まあ多少はスルッと痩せることには成功したのだけど、絶ダイエットによってわかった一番の効用は、事の買い出しとか調理とかを全部なくすと、メッチャク

    ヘルシオをうまく使いこなせる人は、AI時代もかなりラクラク生き残れるんじゃないだろうか。 | Books&Apps
    toya
    toya 2018/09/26
  • 私が仕事をしてきた中で「最も合理的」と感じたリーダーの話。 | Books&Apps

    もうずいぶん前のことになる。 あるIT業の業務改善プロジェクトに、私はいちメンバーとして参加した。 その会社のプロジェクトメンバーは全部で8名。期間は約9ヶ月だった。 経営陣肝いりの、それなりに大きいプロジェクトである。 そのため、プロジェクトマネジャーは、掛け値なしに優秀であった。 指示は的確で、果敢に新しいことにチャレンジするが、無用なリスクは取らず、守りが堅い。 メンバーとの関係も付かず離れずとバランスが良く、理想的な人物だった。 だが経験的に、プロジェクトメンバー全員が優秀であることはほぼない。 政治的な理由からか、教育効果を期待してなのか、リストラ予備軍だからなのか、それとも単なる人手不足なのか。 理由は様々だろうが、プロジェクトメンバーの中に、必ず2,3名はボンクラが含まれているのである。 そして、プロジェクトは一定の期間内に成果を出す、という厳しい制約があるため、無能の扱いを

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  • なんのメリットもサポートもなく「君、チームリーダーね」と放り出されるのは理不尽ですよね、という話。

    ホーム > なんのメリットもサポートもなく「君、チームリーダーね」と放り出されるのは理不尽ですよね、という話。 どうもしんざきです。 いきなり関係ない話から始めて恐縮なのですが、昨今「オクトパストラベラー」というゲームに、私と長男二人でハマっておりまして、SFC時代ライクなRPGを目いっぱい楽しんでおります。ロマサガを思い起こさせる懐の広さが超楽しいです。 ただ、長男については、この手の「昔ながらの文法のRPG」というものが初体験だということもあり、 「家の中の宝箱勝手に開けても怒られないの…!?」とか、 「女の子なのにこんな重そうな剣とか鎧とか装備させていいの…!?」とか、 「テリオンが盗んでるの他の人は怒らないの…!?」とか、様々な若者の悩みに直面しているようです。 「あー、こういう風に考えたこと、昔あったあった」という感じで、子どもの頃の自分の感性を懐かしく思い出すのと同時に、ハンイ

    なんのメリットもサポートもなく「君、チームリーダーね」と放り出されるのは理不尽ですよね、という話。
    toya
    toya 2018/09/01
  • 自分が、家族の伝統を作っていく側に回った、と思った話。

    今から、しんざきの年末の過ごし方に関する、すごーーーく個人的な話をします。 今年から、年末を実家で過ごさないことになりました。つまり、年越しの瞬間に、私の父と握手をすることがなくなりました。 どういう話かというと。 しんざき家の年末の動き方というのは、十数年来、次のようにルーチン化されています。 ・12/30頃から、しんざき方の実家に帰省する、ないし実家の年末旅行に随行する ・12/31に年越しを迎える ・1/1にしんざき方実家と別れて移動し、しんざき奥様方実家に帰省する ・正月をしんざき奥様方実家とご一緒に過ごす まあ、多分そこまで特殊な動き方でもなかろうとは思うのです。 当然のことながら、夫婦で実家は一つずつあるので、年末の挨拶と年始の挨拶をローテーションで済ませてしまおうという感じで、普段は会えない孫たちに会える実家もそれぞれ喜んで下さるという、なかなかリーズナブルな動き方だった訳で

    自分が、家族の伝統を作っていく側に回った、と思った話。
    toya
    toya 2018/08/11
  • 摩擦を恐れる人も多いけど、実は間違いを指摘することも、立派なマナーなんだ。

    道徳教育の場面において「女王のフィンガーボウル」というエピソードがしばし登場する。 これはイギリスの女王、ヴィクトリアの有名な逸話から引用したものだ。 女王がある国の貴族を招いて事会をした際、手を使ってべる料理が出された。 当然、その際に指を洗うフィンガーボウルも出されたが、招かれた貴族は文化の違いからそのフィンガーボウルの使い方が分からず、飲料水だと思って中の水を飲んでしまったのだ。 しかしながら、女王はそのマナー違反に対して意外な行動をとった。怒るでもなく、間違いを指摘するでもなく、笑い者にするでもなく、気分を悪くするでもなく、全く別の行動をとったのだ。 それは、自らもそのフィンガーボウルの水を飲むことだった。まるでこの水の使い方はそれで正解だと思わせ、来客に恥をかかせることなく和やかな雰囲気で事会を終えることができたのだ。 女王のとった行動は大きなマナー違反であるが、これは形式

    摩擦を恐れる人も多いけど、実は間違いを指摘することも、立派なマナーなんだ。
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    toya 2018/08/11
  • 自己肯定感が低いと、褒められても、それを素直に受け入れることができない。

    昔、塾講師のアルバイトをしていた時期があります。学生時代でしたので、もう20年近く前でしょうか。 一口で塾といっても色々ありまして、具体的に言うと大きく三種類あります。進学塾、補習塾、総合塾の三つです。 進学塾は、その名の通り受験対策の為の指導をする塾。補習塾は、主に学校の勉強についていけない子どものフォローをする塾で、総合塾はどっちもやる塾です。 当然のことながら、総合塾はある程度規模が大きい塾が殆どである一方、補習塾は個別指導中心のちっちゃい塾が多いです。 進学塾は、大手さんもちっちゃい塾も両方ある印象です。N能研さんとかT進さんとか、大手進学塾の代表格ですよね。 私が働いていたのは、講師数も一桁の小さな補習塾でして、もっぱら小学校高学年〜中学校くらいで、学校の勉強についていけなくなった子たちのフォローをしていました。 近所の学校の数が限られていて、どの学校から生徒が来るかというのも大

    自己肯定感が低いと、褒められても、それを素直に受け入れることができない。
    toya
    toya 2018/07/18
    私逆方向にねじれてたな小学生時代:「あの子たちは勉強すれば叱られるもんだと思ってるから」→ 「勉強してもしなくても同じ結果になるから、成績良くても褒め言葉をストレートに受け取れない」
  • モテないのは、マジで苦しい。

    先月、カナダのトロントでワゴン車が歩行者を次々とはね、10人が亡くなった事件がおきた。 「非モテ」ネットコミュニティーに巣くう闇|NHK NEWS WEB 女性との交際経験がなく、自分を「モテない人間」、いわゆる「非モテ」とみなす若い男性たちのインターネット上のコミュニティーの存在が、ある事件をきっかけに注目されています。 その事件とは、先月、カナダ最大都市・トロントでワゴン車が歩行者を次々とはね、10人が亡くなった事件。 容疑者の男が事件の直前、ソーシャルメディアに投稿していたメッセージの内容から、「非モテ」ネットコミュニティーの一部で渦巻く、女性に対するゆがんだ怒りや恨みが事件の動機につながった可能性が浮上しているのです。 この事件の背景にはインセルという非モテ男性によるコミュニティーの影響があるのではないかと言われている。 インセルとはどういうコミュニティーかというと、ようは生まれて

    モテないのは、マジで苦しい。
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    toya 2018/07/10
  • 今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う

    どうもしんざきです。とある業界の、社員100人ちょっとの企業で中間管理職をしています。 同業他社の管理職同士で飲むことがたまーにありまして、先日は何故か「どれくらい古いパソコン用語を知っているか勝負」という、冗談抜きでひとかけらの生産性もない話で盛り上がっていました。 平成も終わろうかというこの時代に、HYMEM.SYSの記述方法についての宗教議論とか、当になんの役にも立たないのでやめて欲しいです。超楽しかった。 で、その時、もう一つ盛り上がっていた、というか愚痴の言い合いになっていたのが、「ちゃんとタスク切れる人不足」という話でした。 毎度毎度、人手が足りている、足りていないの話になるのは管理職飲み会あるあるです。飲み会の一つの焦点といっても良いかと思います。 業界にもよるのかも知れないんですが、実をいうと今、採用自体は割とスムーズにいっているという話を聞くことが多いんです。 それも、

    今の時代、「ふわっとした仕事を具体的なタスクに落とし込むスキル」だけで十分食えると思う
  • ライフハックとは「目を良くしようと努力せず、すぐメガネをつかえ」ということである

    珍しく売れて欲しい、と心の底から思えたがあるので紹介する。 借金玉さんの「発達障害の僕が「える人」に変わったすごい仕事術」である。 タイトルだけみると、よくある自己啓発の亜種にも見える書だけど、その質はそういうものとはちょっと異なる。まあ質については後で書くとして、まず書の見どころから書いていこう。 ライフハックとは「メガネをつかえ」ということである まず、このは読み物として普通に面白い。 このは大雑把にわけると全部で2つの構成要素がある。1つ目が日常生活への適応で2つ目が社会への適応である。 以下順に説明していこう。 世にある多くの自己啓発は「こうすれば朝型人間になれる!」だとか「こうすれば仕事の生産量が圧倒的に高くなる!」といったスーパーマンの成り方を語っているけれど、このは「残念ながら自分は変わらない」事を前提に書かれている。ここが物凄く面白い。 「残念ながら自

    ライフハックとは「目を良くしようと努力せず、すぐメガネをつかえ」ということである
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    toya 2018/06/20
  • 名声をあきらめ、自らを客観視できなくなり、私は無事、中年となった。

    自意識過剰で、刹那的な生き方を好むポーズを崩さない、つまりは、よくいる根暗なサブカル青年だった私は、自分は30歳までには死ぬだろうと思っていた。 気がつけば、生きる筈のない30代も終わろうとしていて、あの時代とここは地続きだったのか、という驚きとも諦めともとれない感情を抱きながら、もはや、はっきりとした感傷にも浸ることなく、無事、私は中年になった。 フリーランスのプログラマにとって、年度末は稼ぎ時だ。 その日も私は、システム開発のヘルプとして駆り出されて、依頼元である制作会社のオフィスで作業していた。 作ろうとしているものは平凡なもので、長い経験のある自分としては、スケジュールがタイトである以外は、手慣れた仕事だと思った。不安があるとすれば、システムの基になるフレームワークを実際に仕事で使うのが初めて、ということだった。 だが、私の得意なWebシステムであることに違いはない。 フォームか

    名声をあきらめ、自らを客観視できなくなり、私は無事、中年となった。
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    toya 2018/06/08
  • 「フランスのひきこもりはデートする」から見えてくること

    最近、日で「ひきこもり」の話題を見かけることがめっきり少なくなりました。 精神科医の斎藤環さんが『社会的ひきこもり──終わらない思春期』を出版した90年代後半から、「ひきこもり」はいまどきの青少年の社会問題としてクローズアップされてきました。 しかし、2010年代になってから精神医学の方面で目にするのは、青少年の社会問題としての「ひきこもり」ではなく、高齢化する「ひきこもり」の話題です。 私自身の臨床感覚としても、”青少年が新たに「ひきこもり」になった”という相談を受ける頻度はめっきり少なくなったという印象です。 00年代の精神科では珍しくもない存在だった「十代や二十代のひきこもり」が、現在は少なくなっていることを裏付ける統計的資料を探してはいるのですが、「高齢化するひきこもり」についての資料はザクザク見つかる一方で、「若いのひきこもりの発生率は低下している」ことを裏付ける資料はまだ見つ

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    toya
    toya 2018/05/12
  • 人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。

    先日、Twitterを見ていたら、あるアカウントが「論理の間違い」を指摘されていた。 「そこは因果関係ではなく、相関があるだけですよ」と、指摘されたのだ。 だが、客観的に見れば、指摘はまっとうで、非難めいた口調でもなく、丁寧な指摘だった。 ところが、そのアカウントの主は、怒った。 「私がいいたいのは、そのようなことではない」と、指摘した人をブロックした。 * 最近、親戚がうちに来てくれたときのこと。 その方は、親切で、人の世話を焼くのが大好きな方だ。非常に献身的で「子どもたちのために、スープを作りたい」と、わざわざ遠くから来てくれたのに、料理を振る舞ってくれた。 ところが、子どもたちがスープをあまり飲まない。 「味が変」というのだ。 その方は「好き嫌いはダメだよ−」と子どもたちにいうのだが、結局、子どもたちはスープを残してしまった。 味をみたが「これちょっと酸っぱくない?」と指摘したとこ

    人は自分の信念に反する事実を突きつけられると、過ちを認めるよりも、事実の解釈を変えてしまう。
  • 他人に興味がない人の為の、コミュニケーション能力向上術

    何度か書いているんですが、コミュニケーションの根っこは「他人に対する興味・関心」です。先日、こんなことをツイートしましたら、結構反応してくれた人が多かったようで。 コミュニケーションの根は他人に対する興味であって、コミュニケーション能力について悩んでいる人は「他人に対する興味が全然ないのに頑張ってコミュニケーション術を身に着けようとしている」という人がいるのだが、それはお湯も水もない状態で頑張ってコーヒー淹れようとするようなもんというか — しんざき (@shinzaki) 2018年4月4日 ちょっと、上記についていつも考えていることを補足的に書いてみたくなりました。長文なのでお暇なときにどうぞ。 相手に対して興味を抱いているかどうか。相手がしていること、相手が関心を持っていること、相手が好きなことに関心があるか、どうか。コミュニケーションって、そこから全てが始まると思うんですよ。 コ

    他人に興味がない人の為の、コミュニケーション能力向上術
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    toya 2018/04/09
  • 「信頼残高は、溜めるばっかりじゃなくて、運用するものですよ」って教わった。

    いきなり斜め上の話になっちゃうんですけど、皆さん、昔プレステで出た「ガンパレード・マーチ」ってゲーム、覚えてますか? 高機動幻想ガンパレード・マーチ 『高機動幻想ガンパレード・マーチ』(こうきどうげんそうガンパレード・マーチ)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたコンピュータゲームである。企画・開発アルファ・システム。ジャンルは基的にはシミュレーションに属す。 謎の生命体「幻獣」との戦いで生き残ることが目的だが、生き残りさえすれば何をしてもよいという自由度の高さが特徴。宣伝は『電撃プレイステーション』以外ではほとんど行われなかったが、口コミでブレイクした。 (Wikipedia) 2000年9月28日、アルファシステムより発売。 ジャンルとしてはシミュレーションで、幻獣っていうモンスターと戦うロボット戦術シミュレーションみたいな側面もあるんですが、学校生活シミュレーショ

    「信頼残高は、溜めるばっかりじゃなくて、運用するものですよ」って教わった。
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    toya 2018/03/30
  • とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた

    前回、学校内でイジメが起きる原因について書いた。 簡単に内容を要約すると、イジメは個人のマインドによるものではなく、閉鎖された空間に密集させられ高ストレス状況下に置かれれば、誰だって行ってしまう可能性があるというのが記事のテーマだった。 閉鎖された空間に人間を密集させると、人は人をいじめるようになる | Books&Apps 実はこれに限らず、人は意外と環境に影響をうけやすい。私達は自由意志を持っていると誰しもが思っているけれど、実は人と人との距離感で心のあり様は相当に左右される。 というわけで今回は心と身体の距離感が人の心に与える影響について書いていこうかと思う。 筑波研究学園都市という場所がある。ここは国家プロジェクトにて、高水準の研究と教育を行うための拠点として、茨城に建設された街だ。 アメリカのアイビーリーグのような大学を中心とした知識人が集う良き学園都市を目標として作られたのだと

    とある学園都市の自殺率が劇的に減少した理由がなかなか知見に溢れていた
  • お金なしで生きることは出来ないのに、子どもの頃にお金のこと教えないでどうするんですか

    割と最近になって認識したことなんですが、「子どもに対してお金の話を隠蔽したがる大人」というのは、どうもかなりの数いるような気がしています。 例えば、知り合いの親御さんとお話していたりとか。 例えば、少し高齢の小学校の先生とお話している時とか。 「お金はどう動くのか」とか、「日常生活を送る時に必要なお金の多寡」とか、その程度の話であっても、「いやー子どもにあんまりお金の生臭い話は…」みたいな感じで、話に出すのを嫌がる方が、少なくとも私の観測範囲だとそこそこの数いらっしゃるんですね。 人によっては、「子どもの前でお金の話は絶対しない」なんて人もいます。 なんというか、性の話と同じように、お金の話を軽いタブーのように扱っている親御さん、ちょくちょく見受けられるんです。あまり触れてはいけない話題、触れることが道徳的に忌避される話題。 勿論、家庭の方針は家庭それぞれ、子どものありようは子どもそれぞれ

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    toya
    toya 2018/02/26
  • いくら「個人の生産性」を上げても、実は忙しさも給料もあまり変わらない。【PR】

    世の中で「生産性」の議論が活発である。 特に日生産性部が発表する、「OECD諸国との比較」において、日が35カ国中21位と振るわないデータが発表されて依頼、「生産性を上げなければならない」という話題をメディアでよく見かけるようになった。 さらに、働き方改革に起因する「労働時間の短縮」がこれに拍車をかける。 「定時までに帰らなければならない」が、「個人が仕事を早く終わらさなければならない」と解釈され、効率よく、脇目も振らず一心不乱に仕事をすることが、「生産性向上」と曲解された。 しかし、来の「生産性向上」とは、全くそのような話ではない。 なぜなら、上述したような施策はすべて「部分最適」に陥るからだ。 いくら個人が頑張っても、それは個人の成果はおろか、全体の成果には結びつくとも限らないし、場合によっては他部署を混乱に陥れるだけ、というケースもよくある。 世界的ベストセラー「ザ・ゴール」

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    toya
    toya 2018/02/19
  • 「自由にやらせると、潰れてしまう人」について。

    正月が終わった。 新しい年が始まり、仕事が再開される。 が、長い休みの後には、反動として「働けなくなる人」が一定数出てくる。 仕事のプレッシャーからなのか、プライベートのトラブルに起因するものなのか。実際のところは決してわからない。 そして、私が最も記憶している出来事の一つも 「休み明けに働けなくなった人物」の話だ。 ***** 10年以上前の話。 私が参加していたプロジェクトのメンバーの一人に、システム会社出身のOさんという人物がいた。 彼は能力的には平凡で、特に明晰であったわけではなかったが、その真面目さと素直さで、プロジェクトリーダーからはそれなりの評価を得ていた。 「それなりの」という言葉を使った理由は、リーダーにとって「面倒な仕事を引き受けてくれる便利な人物」という認識だったからだ。 特に優れたアイデアを出すわけでもなく、顧客との折衝がうまいわけでもない。 だが、与えられた大量の

    「自由にやらせると、潰れてしまう人」について。
  • この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。

    僕は彼女の不幸な顔しか知らない 僕は彼女の不幸な顔しか知らない。 「遅れてごめん」 彼女は息を弾ませてそう言いつつ、カップを片手に向かいの席に座った。 「そこまで待ってないよ」 僕の言葉はカフェの喧騒に吸い込まれた。もう何度となく交わされた会話だ。彼女が僕に会いたいと言ってくる時は、彼女の人生が上手くいっていない時だ。 (Photo:Макс Радомский / Max Radomskii) 彼氏ができたり、他に夢中な趣味があったり、仕事に没頭している時、同期との飲み歩きが楽しい時、彼女は僕に声をかけない。 ただSNS上で見知った関係だけがそこにある。 彼氏と別れたり、仕事がうまくいかなかったり、そういった彼女自身が煮詰まったであろう時に僕に声がかかる。 都合が良いといえば都合が良い相手なのだろう。だから僕は彼女が上手くいっていない時の顔しか見たことがない。 彼女が結婚し、もう何年も声

    この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。