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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (34)

  • 小説家になろう計画も3年 - 新小児科医のつぶやき

    次作を連載し始めると年を楽に超えてしまうので、少し早いですが今年の振り返りみたいなものです。このブログもかつては医療系を中心に書いていた時期もありましたが、それも遠い昔になりました。あれはあれで煮詰まって、勤務医の今の実感から遠ざかり過ぎて燃え尽きるように終わっています。 休養を挟んでしばらく歴史オタク的なものを書いていましたが、子どもの時からの夢を実現させるために小説に取り組み始めたのが2017年の夏です。盆休みを利用して書き始めたのですが処女作は難産でした。 難産だった理由は小説とはどれぐらいの長さが必要なのかわからなかったのがまずあります。これも今から思えば短編とか、中編で満足しておけば良かったのですが、文庫1冊相当を目指したのであまりの長さに目眩がしました。あれだけの分量が必要とは書いて見なければ実感は難しそうな気がします。 あれから3年、あれこれ書いてみました。未公開分を合わせ

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    toya 2020/12/27
  • 黄昏交差点:修羅場 - 新小児科医のつぶやき

    結婚はしてからの方が大変だと言うけど、人並みに明るくて暖かい家庭を期待してた。嫁だってそうだったはずだけど、勤務医ライフが容赦なく襲い掛かってきた。嫁は仕事を続けたかったみたいだけど、上の娘の出産とともに退職せざるを得なくなったぐらい。 夫婦で家事分担とか、育児分担ってレベルじゃないのが思い知らされたで良さそう。あの頃は月に十回ぐらい当直があり、とにかくボクが家にいない日が多かった。帰って来てもクタクタだし、そこにポケベルが鳴り響く生活だったものな。 あれじゃ、家事分担とか育児分担は嫁だって言い出せなかったで良いと思う。もちろん結婚前にそういう生活だとは話してはおいたのだけど、 「覚悟はしてたけど、ここまでとは・・・・・・」 医者になって六年目に異動があって病院を変わり、今度はスタッフとして勤務になり給料もあがった。あの時は嫁も喜んでた。ただ忙しさは前の病院以上だった。その病院では時間外手

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    toya 2020/12/27
  • 弘前大の青森県枠にまつわる風聞 - 新小児科医のつぶやき

    ■弘前大研修マッチ数 弘前大医学部は1944年の青森医専を前身とするもので、一県一医大増産より前に作られている伝統校です。弘前大も旧制弘前大を前身とする大学です。それと言うまでも無く私立ではなく国公立でもあります。ただ新研修医制度後の研修医獲得は苦戦を強いられているようで、公益財団法人医療研修推進財団の医師研修マッチング資料によると、 年度 青森県 全国平均 弘前大 大学平均 定員 マッチ者 充足率 定員 マッチ者 充足率 2003 95 60 63.2 71.4 47 24 51.4 73.2 2004 109 49 45.0 71.9 47 10 21.3 67.3 2005 115 53 46.1 72.1 47 9 11.9 67.4 2006 118 61 51.7 71.6 47 8 17.0 70.8 2007 113 62 54.9 69.4 40 11 27.5 71.6

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    toya 2018/06/23
  • 麻疹アウトブレイクとワクチン本数考 - 新小児科医のつぶやき

    ■麻疹定期接種率 厚労省HPの麻しん風しん予防接種の実施状況から2008年度から2014年度までの実績を掘り起こしてみました。 年度 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 1期 接種対象者 1099696 1091349 1091098 1080996 1076242 1051564 1047926 MR 1036271 1020829 1043815 1030193 1049423 1004521 1010193 麻疹単独 511 290 213 158 137 107 117 接種率 94.3 93.6 95.7 95.3 97.5 95.5 96.4 2期 接種対象者 1155479 1211024 1105035 1076327 1096271 1102300 1093665 MR 1060813 1034364 1023749 998884 102

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    toya 2016/09/10
  • 末期がん患者へのDNR不要論 - 新小児科医のつぶやき

    3/20付日経メディカルより、あえて全文引用します。 コード(心肺蘇生)を末期がん患者や家族に尋ねるな 扇田信(聖路加国際病院腫瘍内科) 「心臓マッサージをしたり、延命のための人工呼吸器を着けますか? 私としては勧めませんがどうします?」 こんな会話が末期がん患者やその家族と医師との間で行われているとしたら、すぐに改めるべきだ。感染症やCOPD、心不全の急性増悪などと異なり、末期がんの進行による心停止・呼吸停止に対して心肺蘇生は100%無力であり、医学的に無意味な行為である。 「肝転移による肝不全で生命の危機がありますから肝移植を検討しますか? 私としては勧めませんがどうします?」 こんな馬鹿げた話をするなんてあり得ないと思うだろう。肝臓が手に入ることはなく肝移植をしたデータはほとんど存在しないが、理論的には効果があるかもしれない。少なくとも効果は否定できない。ただ、われわれは実際にできな

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    toya 2015/11/02
  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

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  • 関西系と言われてギャフン - 新小児科医のつぶやき

    ■発端 バッタもん日記様の ちきりん氏のお粗末な科学教育論 ここから議論は展開するのですが、私も教養はあった方が良く、広い方が好ましいと思っています。ちきりん氏は実用性に重点を置かれているようなので、その視点で考えてみます。日の産業構造は古典的な分類では第三次産業にシフトしています。たしか第三次産業も細分化されて第六次ぐらいまであった気がしますが、平たく言うと営業系のお仕事が増えているぐらいの理解でもそんなに的外れでもないと思っています。営業で大事なのは客とのコミュニケーション能力です。セールスなんてなればモロです。 セールスと言ってもピンキリなんですが、仕事の話だけしか出来ないセールスマンはイマイチと思っています。是非はともかくたとえば接待系の業務。接待される側はこの時にずっと仕事の話しかされなかったら、はっきり言ってウンザリです。次に接待どころか、セールスさえ受ける気がなくなります。

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    toya 2014/02/27
  • 神の話術 - 新小児科医のつぶやき

    医療でもインフォームド・コンセント(IC)ってな言葉が定着して久しいですが、これに関連するトラブルは数多くあります。ステレオ・タイプのものなら、 そんな事は聞いていない そういう風に理解していない そもそも何を言っているのか理解できなかったさらに言えば それでも実は不満だった! こんなのもあります。実際に損害賠償訴訟で責任を認定されたり、責任は認められなくとも長い訴訟に付き合わされたりする訳ですから、どうやったら良いICが出来るかは頭痛のタネとなっています。なんと言っても、言葉とは別に患者の音がどうなっているかを「タチドコロ」に見抜く能力は多くの医師には無いからです。これは医師だからと言うより、多くの人間がそうだと思っています。某所である弁護士が ICとは詳しい説明ではなく、患者が必要とする情報を伝え、患者が納得する事が要点である(ちょっとニュアンスが違うかもしれません) 理はわからない

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    toya 2013/10/18
  • 堀潤事件簿 - 新小児科医のつぶやき

    ■よく知らない人 実は殆んど存じ上げない方です。NHKの人気アナウンサーだったそうですが、我が家はあんまりテレビを見ない上にチャンネル権を喪失して長いので、NHK時代の活躍は「まったく」存じません。wikipediaで確認すると2001年に入社、2013年4月1日に退職となっていますから、NHK時代は12年間だったらしい事ぐらいはわかります。ついでにwikipediaからですが、 同年6月15日、宇野常寛とともに、放送への市民参加の実現と市民による発信力の強化に貢献することをめざして、市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げる。 同年とは2012年の事でNHK在職中になります。兼業しても「エエんかいな」と素直に思いますが、きっと良かったんでしょう。マスコミにも華々しく取り上げられています。 ■事件簿その1 8bitNews とにもかくにも8bitNewsは発足し、翌年にはNHKも退

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    toya 2013/10/01
  • 子供がプロレスを知らない時代 - 新小児科医のつぶやき

    ビフォーアフターって番組を娘が好きなので付き合っていました。今回は新日プロレスの合宿所のリフォームです。リフォームの内容はちょっと置いておいて、今さらながらに驚いたのは中2の娘はプロレスをまったく知らないことです。覆面選手(獣神サンダー・ライガーだったかな?)が登場していたのですが、 どうしてマスクを取らないの? これを聞かれて返事に詰まったってところです。番組内容からプロレスはなんらかのスポーツ、それも格闘技系らしいぐらいは分かったようですが、プロレスと言うスポーツ(と言ってエエのかな?)自体の存在を知らないのです。マスクがなんらかのコスチュームらしいまでは推測できても、試合でもないのになぜにマスクをしているか(それもヘルメットまで被って)不思議だったようです。思い返してみると、そりゃ知らないだろうと思わざるを得なかったってところです。 でもって、なんとか説明しようとしてハタと困りまし

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    toya 2013/06/05
  • ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき

    出来心でワタミの事を少し調べてみました。ソースが比較的固そうなところから適当にピックアップしますが、テレビ東京の番組『日経スペシャル カンブリア宮殿』にこういう会話が放映されたとなっています。 ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」 村上龍「?」 ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」 村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」 ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」 村上「?」 ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」 村上「一週間」 ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」 村上「…んん??」 ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったの

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  • 進路と適性と親心みたいな雑談 - 新小児科医のつぶやき

    私も娘がいますから進路については人並みに心配しています。ま、同じような悩みを持つ親も多いもので、そんな話がチト花咲いた次第です。なんちゅうか 遊んでないで勉強しないと後悔するのは自分だぞ 自分の親に散々言われたセリフを子供に言っている自分に歳を感じるみたいなところでしょうか。その点は順送りなんですが悲しいと言うか、寂しいところです。そういう雑談をしながら、進路と適性について思いついた事をちょっとまとめてみます。前にもやった気がするのですが、まあ良い事にします。 ■社会人とは たいした定義ではないのですが、社会人になるとは自立してっていけるようになる事だと考えています。もっと単純化すれば何かの仕事に就き、その収入で自立するでも良いと思います。そこにスムーズに移行させるように親としてはやきもきする訳です。どうせ仕事に就くのなら、少しでも良いところに就いて欲しいは多くの親が願っていると思ってい

    進路と適性と親心みたいな雑談 - 新小児科医のつぶやき
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    toya 2013/05/23
  • ハゲへの理不尽な扱い - 新小児科医のつぶやき

    ハゲてしまう事はその殆んどが人の責任ではありません。どっちかと言うと遺伝的な問題の方が多いと思っています。ちなみに私は父方がハゲる傾向があり、母方はハゲない傾向があります。これも実は複雑で、曽祖父母の代まで遡るとミックスが色々あってなんとも言えない気はしています。今のところ、白髪は目立ってきていますが、ラッキーな事にハゲるまで至っていません。ちょっと薄くなってる気もしないでもないですが、なんとか頑張っているの感じでしょうか。 私の事はともかく、男性への最大の侮蔑の言葉としてハゲは厳然と存在します。たとえば2/2付朝日新聞ですが、 「ハゲ」と言われ平手打ち 神奈川の教諭、生徒16人に 神奈川県小田原市教育委員会は2日、市立中学の50代の男性教諭が生徒から「死ね」「ハゲ」などと暴言を吐かれたことをきっかけに2年生の男子生徒16人を平手打ちする体罰があったと発表した。教諭は生徒や保護者に謝罪、

    ハゲへの理不尽な扱い - 新小児科医のつぶやき
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    toya 2013/02/06
    関テレの山本アナが好きな私に死角はなかった→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E6%B5%A9%E4%B9%8B
  • 戦隊モノの黄金律 - 新小児科医のつぶやき

    えっといわゆる戦隊モノのお話です。戦隊モノと言えば5人組が定番ですが、黄金律ともされる構成は、 熱血正義感のヒーロー ニヒル役 ヒロイン ひょうきん者(ないしガキ) 気は優しくて力持ち(ないしデブ) この構成の家的なものがゴレンジャー・シリーズともされています。ゴレンジャー・シリーズも5人組構成のバリエーションが途中であったりするようですが、揺れはあっても黄金率に戻る部分は多いと勝手に想像しています(うちは娘だけですから、さすがに見てません)。 なんのであったか忘れてしまいしたが、この構成について隊内恋愛の蔓延を防ぐために必要な組み合わせであるとの説を読んだ事があります。なんちゅうても若い隊員ですから、狭いグループで一緒に行動すれば恋愛の一つも起こらないと不自然です。多くの戦隊モノ構成でもヒロインがヒーローに淡い恋心を抱く設定はあったとは思います。しかしウルトラセブンを例外として発展は

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    toya 2013/01/22
    (戦隊シリーズについてはつっこみどころはあるのですが(趣味の範囲で)、医療ネタ以外のゆるいエントリーも楽しいです)
  • 上小阿仁村後日談 - 新小児科医のつぶやき

    ここの話は前にやったので、ごく簡単に経緯を書いておきます。 Date 事柄 補足 2007年4月 現村長が24年ぶりの選挙の末に当選 * 2007年5月 前々任の医師が退職 * 2007年11月 前任の医師が就職 6ヶ月の無医村状態が解消 2008年3月 前任の医師が辞意を表明 前任医師が辞意表明まで4ヶ月 2008年5月 前任の医師が退職 前任医師は6ヶ月で辞職 2008年9月 現在の医師が応募 * 2009年1月 現在の医師が就職 8ヶ月の無医村状態が解消 2010年2月 現在の医師が辞意を表明 現在の医師が辞意表明まで13ヶ月 当時集めた情報では前任医師も現在の医師も、こういう地域医療に熱意も経験もある医師であった事は確認されています。現在の医師の方を簡単に紹介しておきますと、 内科と小児科が専門で、北海道利尻島の病院勤務や、タイでの医療支援に従事した経歴を持つ。 それと前々任医師の

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    toya 2012/11/08
  • 報道と森口氏 - 新小児科医のつぶやき

    報道検証機関と言うところが探し出してくれた森口氏関連の記事のうち、 ハーバード大学客員研究員 ハーバード大学研究員これを名乗って発言された該当記事一覧が掲載されています。ちょっとまとめてみます。 No. 読売 タブ 日経 1. PASS 2009年7月9日付朝刊22面 iPS細胞:肝がん細胞から作成 ハーバード大の研究チーム成功 2009年7月9日付朝刊34面 『がん幹細胞』からiPS細胞 米大など成功 新治療法の開発も 2. 2009年9月2日付朝刊2面 肝臓のがん細胞9割が正常に戻る マウス実験で成功/ハーバード大 2009年9月2日付朝刊3面 肝がん細胞:大半を正常化 ハーバード大チーム、マウスで成功 2009年9月7日付朝刊13面 肝がん細胞、正常に 米ハーバード大 遺伝子など用い 3. 2009年11月8日付朝刊17面 [iPSどこへ行く](下)研究体制の差 戦略無く周回遅れ

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  • 豚を生で食うとは - 新小児科医のつぶやき

    10/1付朝日記事は有料部分が読めないので、10/2付杉忠嗣(朝陽薬局)のジオログより、 豚レバ刺し、危険な人気 牛禁止で注目、細菌感染の恐れ豚の生による主な感染症 こちらに全文が掲載されていますので参考にしてください。一部引用しますが、 東京都心の歓楽街にある大衆酒場。名物の豚レバ刺しを目当てに連日、大勢の客が訪れる。店主によると、7月1日に牛レバ刺しが禁止された前後から注文が増えたという。豚レバ刺しを出すのは「モツ焼き」「焼きとん」と呼ばれるホルモン焼きの店が多い。一部の店は、牛レバ刺し禁止を機に豚に切り替えた。 東京や大阪には、豚肉の刺し身をべられる店もある。豚肉料理がメーンの大阪市内の居酒屋は、豚ユッケが看板メニューだ。 記者が店に足を運んだり、店のホームページなどで調べたりしたところ、豚の生料理を出す店は少なくとも都内で70軒、全国で計100軒を超えると見られる。「刺し身

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  • かなりミステリアスなあの村への赴任医師 - 新小児科医のつぶやき

    はっきり言って出遅れました。それでも遅まきながら調べだしたのですが、結論を先に言っておくと実にミステリアスです。お名前は西村勇氏であるのと、現在71歳であられる事、そして赴任前は帯広市に住まわれていた事ぐらいしか情報がありません。著書とされる人間現象の哲学的および実験的研究の内容の一部が話題になっていますが、マスコミ情報と著書情報ぐらいしか見つからないです。 著書の内容については既に「話題沸騰」状態で、あんまり付け加えられる事は残っていないのですが心理学にはかなり造詣が深そうだです。著書の内容を素直に信じれば、対面する相手の不快感情とか怒りの感情を完全に分析対象に出来る人間です。こういうタイプの精神科医は個人的に知っているので、実在してもおかしくはないと思います。 経歴について出回っている情報のソースはどこも同じで著書紹介にある、 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 西村/勇 19

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  • 上小阿仁村・自殺対策は成功しているみたいです - 新小児科医のつぶやき

    wikipediaより、 2007年(平成19年)から2009年(平成21年)にかけて、毎年自殺者が4、5人出ており、10万人あたりの自殺率に換算すると、150ポイント前後と、きわめて高い値となっている。このため、村では2010年度(平成22年度)から自殺予防への取り組みを行う集落に助成する制度をスタートさせたが、村民からは「何をやればいいのか」といった戸惑いの声も出ている。 この自殺率が異常に高いのではないかの指摘が出ています。当に高いかどうかの検証とその後どうなっているかのムックをやってみます。 ■出来る範囲で補正をかけてみる ソースとしたのは、 平成21年地域における自殺の基礎資料のうち2−1−1 都道府県・政令指定都市別単純集計(住居地)(自殺率、男女・年齢(10歳階級)・職業(8区分)・場所(6区分)・原因・動機別) 秋田県の市町村別・年齢別人口 −各年10月1日現在− (昭和

    上小阿仁村・自殺対策は成功しているみたいです - 新小児科医のつぶやき
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    toya 2012/07/19
  • 上小阿仁村・記録のためだけに書いときます - 新小児科医のつぶやき

    もはや風物詩ですが年表をまとめておきます。 Date 事柄 補足 2007年4月 現村長が24年ぶりの選挙の末に当選 三つ巴の選挙戦 2007年5月 3代前の医師が退職 この時点で無医村 2007年11月 2代前の医師が就職 6ヶ月の無医村状態が解消 2008年3月 2代前の医師が辞意を表明 2代前の医師が辞意表明まで4ヶ月 2008年12月 2代前の医師が退職 2代前の医師は13ヶ月で退職 2008年9月 先代の医師が応募 * 2009年1月 先代の医師が就職 ギリギリ無医村回避 2010年2月 先代の医師が辞意を表明 先代の医師が辞意表明まで13ヶ月 2011年5月 前村長の再選ならず 先代の医師が退職 先代医師は2年4ヶ月で退職 2011年6月 現在の医師が就職 ギリギリ無医村回避 2012年7月 現在の医師が辞意表明 現在の医師は13ヶ月で辞意表明 村内政治的に言うと先々代村長は6

    上小阿仁村・記録のためだけに書いときます - 新小児科医のつぶやき