韓国ではビジネスメールにも絵文字を使う IT大国とも呼ばれる韓国。送られてくるビジネスメールや印刷物、掲示物を見ると、よく絵文字が使われています。その多くは「^^」のような簡素なもの。 日本では私的なメール以外に顔文字を使うと「常識知らず」などという烙印を押されることすらあります。しかし韓国では、相手との距離もありますが、明らかに目上の人だとか、フォーマルすぎる場でなければ、「^^」のような顔文字をひとつ使うくらいであれば、許されることが多いようです。 ちなみに韓国語では絵文字は「イモティコン(이모티콘)」とよばれ、英語の’emotion(感情)’+’icon(アイコン)’を合わせた合成語。このようにビジネスのなかにもちょっとした遊び心があるのです。 韓国ではビジネスの場であっても、大勢に影響しない場面であれば、ちょっとした「遊び」の要素を入れることがあり、そのようなことに関しては比較的寛
アルゼンチンは”シエスタ”を中心に回っている Hola(こんにちは)、アルゼンチン在住の奥川です。 僕がベッドにいる理由は、今回はアルゼンチンのお昼寝文化「シエスタ」について紹介するから。日本では、子どもはまだしも大人が昼寝をとることはそれほど一般的ではありません。でも、この国では当たり前、しかも2~3時間の長すぎる昼寝。アルゼンチン人のライフスタイルは、シエスタを中心に回っていると言っても過言ではありません。 子どもも大人も毎日昼寝! シエスタ文化は植民地時代の名残 シエスタの時間帯は、基本的に13:00~16:30もしくは17:00まで。たとえば、人が早くからやってくるスーパーやKIOSCO(コンビニみたいなもの)は16:30に、床屋さんのような常に人が来るわけではないお店は少し遅めの17時くらいから開きます。シエスタは昼寝もしくは休憩の時間なので、お店が閉まりますし、そもそも人が来な
こんにちは、海外ZINE・編集長の水嶋です。 海外ZINE、1月のテーマは「海外の夜景」をお送りしました。 夜景といえばシティビューが思い浮かびがちですが、国によってはさまざまな事情からそれ自体が存在しなかったりするんですね。改めて、当たり前と思っていることは海外ではそうでもない、「海外の常識」をお伝えするという本サイトの趣旨に適うテーマだったなと思いました。 この記事では、6つの記事をひとつひとつ振り返りたいと思います! https://traveloco.jp/kaigaizine/nightview-china ライター:海辺暁子 上海の夜景は黄浦江(川)を挟んで異なる 東は未来的な大都会で西は100年前の租界風景 ナイトクルーズがあるが30円の渡し船でも楽しめる 西方には水辺近くの古い街が残り風情満点 発展をつづける中国、中でも大都市の上海の夜景はゴージャスです。私も最近行きました
夏のあいだ辛抱強く咲く国花・ムクゲ 初夏から初秋にかけて、紫・白・ピンクの花を次から次へと咲かせる花、ムクゲ。この花こそが韓国の国花として認識されている花です。 韓国語では「ムグンファ(무궁화)」といい、漢字で表すと「無窮花」。朝に咲き、夜にしぼみながらも、夏のあいだ次々と花を咲かせます。 漢字からもわかるように、力強く辛抱強い花、というのが、ムクゲのもつイメージです。またムクゲを表す漢字には「槿」というものもあります。 ムクゲが国花として制定された理由はわかっていませんが、古代から朝鮮半島に自生していたとされていました。当時のひとびとは、ムクゲを「天の花」と呼び、9世紀後半の新羅末期には自らの地を「槿花郷」と呼んでいたほか、さらに朝鮮の美称として、前述の「槿」を含む「槿域」という言葉もあるためだとされています。 しかし、今では国花であるムクゲを道端で見かけることは、多くはありません。現代
バイクタクシー通勤の悲喜こもごも、ジャカルタは通勤地獄 ジャカルタの通勤について語る時避けては通れない問題、それは世界最悪とも言われる恐るべき渋滞。ジャカルタを訪れた者、住んでいる者すべてが渋滞にまつわる戦慄の逸話を持つため、ご存知の方も多いかもしれません。 あれはまったくネタでも誇張でも、たまたま不運だったわけでもなし。通勤往復時間は3~4時間が当たり前、郊外に住む自動車通勤者はまだ月がきれいな夜明け前から家を出ます。ピーク時の市内では、徒歩10分の距離が車で1時間かかることなど日常茶飯事。 「だったら歩けばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、ジャカルタは全体的に歩道が少なく、車と車の間が少しでも空いていればところてんのごとくバイクが流入するので、哀れな歩行者のスペースなど皆無に等しい状態です。 そして、これが私の通勤スタイル。月曜から金曜まで、朝9時に出勤しています。通勤手段は
ローマの地下鉄は大都市なのに超シンプル、その納得の理由とは? 東京や大阪など大都市に住む人にとって、身近な移動手段といえば地下鉄。朝夕の通勤ラッシュにはうんざりさせられるものの、渋滞がなく時間も正確であることを考えると、やはり日常生活に欠かせないものといえるのではないでしょうか。 ここイタリアでも地下鉄が市民の足として欠かせないのは同じ。ローマやミラノでは、通勤やちょっとした外出などに多くの人が利用しています。今回はそんなイタリアの首都・ローマの、とある地下鉄事情についてご紹介したいと思います。 まずはそのローマの地下鉄路線図をご覧ください! 出典:Metro Roma ……随分、シンプルだと思いませんか? 「本当に首都か?」という声が聞こえてきそうな路線図。あっさりとして見えるのは、路線図のデザインがシンプルだからという理由だけではないでしょう。東京の地下鉄の駅数は285であるのに対して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く