MYCOM BOOKS - 大藤幹 『世界の「最先端」事例に学ぶ CSSプロフェッショナル・スタイル』 http://book.mycom.co.jp/book/4-8399-1907-0/4-8399-1907-0.shtml 『Web Designing』誌に連載されている、大藤幹氏のCSS記事をまとめた本。 これは早く本になってほしいと以前から思っていたが、本になってみれば、連載に加えて特集記事などのオマケもついて、予想以上に充実した素晴らしい内容になっている。 この連載(本書)がいいのは、CSSの文法を教科書的に解説するのではなく、CSS界で名高いトップデザイナーが作ったサイトを題材に、そのCSSコードを実際に解析して、詳しく解説している点だ。 プログラミングでも、語学でもそうだが、文法を解説することが主眼の教科書は、「This is a pen」式の味気ない例文で学ばされることが
仕事の場合、とにかくお金がもらえればなんでもいい、と考えるだろうか? お金も大事だが、やりたいこと、誇りを持てること、自分が成長できること、なども重視するはずだ。 世間に迷惑をかけてまで、お金を稼ぎたいとは普通考えないだろう。 ところが投資となると、とにかくお金が増えればなんでもいい、儲かるところに投資する、 と考えがちな人が多くなってくる気がする。 ビジネスの中には、いいものと悪いものがある。 社会を良くするのが「いいビジネス」で、悪くするのが「悪いビジネス」だ。 ここでの「悪い」とは、違法という意味ではない。 違法ではなくても、社会に悪影響を与える「悪い」ビジネスはいくらでもある。 お金を投資するときは、「いいビジネス」に投資すべきだ。 「いいビジネス」に投資すれば、社会を良くするのに間接的に貢献することになる。 逆に「悪いビジネス」に投資すれば、社会を悪くするのに間接的に加担すること
O'ReillyのエディターがDiggのCSSをパクったという疑いで、Diggで糾弾されるという事件が先ごろ起きた。 Digg - O'Reilly writer Steve Mallett has stolen digg's code http://digg.com/security/O_Reilly_writer_Steve_Mallett_has_stolen_digg_s_code これに対して、まもなくO'Reilly側から説明が出た。 O'Reilly Radar - Digging The Madness of Crowds http://radar.oreilly.com/archives/2006/01/digging_the_madness_of_crowds_1.html 実情は、直接パクったわけではなく、彼が使っていたツールの元を辿っていくと、DiggのCSSに行き
asahi.com - 「バブルのような雰囲気」 株価急上昇で奥田経団連会長 http://www.asahi.com/business/update/1205/103.html <日本経団連の奥田碩会長は5日の記者会見で、東京株式市場で株価が急上昇していることについて「日本全体がバブルの時期のような雰囲気になっているのではないかと思う。株価が上がることに乗り遅れるのではないか、という焦燥感から買いが買いをよんでいるような状況だ」と述べ、株価が経済の実態以上に上昇しているとの警戒感を示した。 奥田会長は、雑誌やテレビなどで株式投資をあおる記事や番組などが最近増えていることも指摘し、「カネ目当ての国になるのではないかと思う」と憂慮を示した。そのうえで、「二度と前回のバブルの轍(てつ)を踏まないように日本人として考えなければならない」と警鐘を鳴らした>。 「バブルのような雰囲気」、私も同感だ。
Googleに入ったPython作者、Guido van Rossumが、Googleでの様子などについて書いている。 All Things Pythonic - Python Status Update http://www.artima.com/weblogs/viewpost.jsp?thread=143947 Googleでの仕事について書いている、最初のセクションをざっと訳してみました。 大意: ところで、Googleでの新しい仕事はスゴイよ!まるで大学に戻ったみたいだ。デキる人たちが山ほどいて、それもただのプログラマーじゃない。Googleが雇った人はみんな、それぞれの領域で平均以上の人ばかりだ。ここにはいつも学ぶことがある。きっと最初の3か月くらいは圧倒されつづけるだろう。くつろげるようになるまでには1年くらいかかりそうだ。(無料の食事については言ったっけ?) Googleで
ITmedia : Amazon傘下のA9、地図検索で現地写真を表示 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/17/news005.html <Amazonは、A9.com Yellow Pagesのために開発したBlock View技術を使った画像付き地図検索サービス「A9.com Maps」のβ版を公開した。米国20都市で約3000万枚の写真を用意しているという>。 Googleに負けじと、A9も地図サービス開始。以前「A9 Yellow Pages」で書いた、<トラックにコンピュータで制御されたカメラを載せて街を走らせ、撮影したもの>を使っているらしい。 A9.com Maps http://maps.a9.com/ さっそくやってみたが、こりゃスゴい!! 本当にストリート・フォトで、人まで写っちゃってるよ!! アクセス殺到のせいか、レ
アマゾンで本を売る - アマゾン・ドット・コムCEOジェフ・ベゾスのインタビュー http://bookseller.seesaa.net/article/8727868.html <グーグルやアマゾンを見ていると、最先端のプログラムを駆使しながら、さらにその上を目指していこうとする技術志向とビジネスが結びついていて、それが未来を切り開いていくようなワクワク感を覚える。 それに比べて日本のIT系と言われる企業は、楽天にしてもライブドアにしても、技術の先端で未来を開くというより、企業買収によってビジネス規模を拡大していく手法だ。 その原型はソフトバンクの孫正義氏のやり方にあるのではないかと思う>。 これを読んで、「アップル、グーグルは未来をつくっている テレビ局なんか買っている場合じゃない」で書いたのと同じことを感じている人がここにもいた、と思うと同時に、そうか、原型はソフトバンクだったんだ
Web 2.0関連の情報が豊富なTechCrunchに、「Memeorandum is Changing the Web」(MemeorandumはWebを変えつつある)という大げさなタイトルのエントリがのっている。 その「Memeorandum」 -- たぶん「ミームオランダム」と読むのだろう 「Meme」(ミーム)と「Memorandum」(メモランダム)をかけあわせた造語 -- とは、このサイトだ。 Memeorandum http://tech.memeorandum.com/ TechCrunchでは、以前もこのサイトを紹介していて(「Memeorandum Is Exceptional」)、そのときもいちど見てみたのだが、あまりピンとこなかった。Google Newsみたいなものか、と思ったくらいだった。 しかし今回の2回目の紹介では、Robert ScobleやDave Wi
ジョン・ヘーゲル(著書『ネットで儲けろ(Net Gain)』などで知られる)が、モルガン・スタンレーのアナリスト、メアリー・ミーカー(Mary Meeker)が先日のWeb 2.0カンファレンスに登場したことを受けて、バブル再来の可能性について書いている。 Edge Perspectives with John Hagel : Mary's Back - The Internet, China and Bubbles http://edgeperspectives.typepad.com/edge_perspectives/2005/10/marys_back_the_.html 私はこれを見て、以前梅田さんが書いていたエントリをただちに思い出した。 CNET Japan : [梅田望夫・英語で読むITトレンド]バブル戦犯と言われたMary Meekerの再登場 http://blog.j
以前「コンピュータと同じ歴史を歩む人間」というエントリで、コンピュータのコモディティ化と、優秀な人材のコモディティ化が似ている、ということを書いた。 優秀な人材にもいろいろあるが、ここでは優秀な人材を「速いCPU」にたとえたように、比較的ロジカルな優秀さを指している。問題を解いたり、一定の処理をこなすのが早く、その解や到達点が比較的はっきりしているとき、その問題や処理は「ロジカル」なものと言えると思う。 こう考えると、あらゆる「ロジカルなもの」について、これからコモディティ化が進むのではないか、と思える。 ロジカルなものとは、「あると便利なもの」だ。「こういうのがあったら便利だ」と思えるものは、何らかの問題のある状況に対して、ロジカルなソリューションが可能だということを意味している。 それは「Google的なもの」だと言ってもいいかもしれない。IT的なロジックによって自動化・効率化できるも
お金を稼ぐためには、「働く」必要があると思っていないだろうか? そして、「働く」という言葉の勤勉な響きに比べて、「売る」という言葉はどことなく下品であり、儲けばかり考えている商売人のようなイメージがないだろうか? 私は30年以上、ずっとそう思っていた。 しかしいまの私は、「働く」よりも「売る」のほうが基本であり、むしろ「純粋」ですらある、と考えるようになった。 お金を稼ぐ方法として、会社に勤めたり、アルバイトするのが普通だと思う。 いっぽう、自分で店を開いたり、自分の作品を売ったりしている人は、どちらかといえば少数派だろう。 しかし、経済活動の原始的な形態からすると、自分の持ちものや作品、サービスなどを、自分自身で市場に売るほうが、より「基本」だと思うのだ。 自分にお金が入ってくるということは、必ず、何かを売っている。 自営業の人やフリーランスの人などは、これがわかりやすい。しかし会社に勤
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