神奈川県鎌倉市は一大観光地ということもあり、さまざまな施設が誕生する中、ちょうど1年ほど前に、「駅前の会員制図書館」「鎌倉彫で食事やコーヒーを楽しめるカフェ」という、いずれもユニークなコンセプトの施設がオープンし、地元で話題になった。 そして、この2つの施設には“地域コミュニケーションの活性化に貢献する”という共通の思いが込められている。 オープンからほぼ1年が経過した今、あらためて施設の責任者にインタビューし、開業までの道のりや、それぞれの「見えてきた課題」などについて語ってもらった。 鎌倉駅前に出現した「会員制図書館」 鎌倉駅東口のバスロータリーから徒歩1分、「起業プラザ」という縦長のビルの3階に、その場所はある。 昭和45年築の古いビルの階段を上り、3階の扉を開くと、部屋の中央には大きめのテーブルが置かれ、壁際には小説やマンガ、写真集などさまざまな本が並んでいる。 ここは、2015年
![鎌倉で話題の図書館・カフェの共通点とは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2868e0b24136d20d6da8830d1b3600a1543e723e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F0%2F1200w%2Fimg_1094b8ca6d6befd9ec0297bf574dc026112036.jpg)