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2010年10月7日のブックマーク (3件)

  • ♪D5の夜♪

    書きかけの修論と バイトばかりしてる俺 パソコンの前でうわの空 届かない夢を見てる 居場所のない研究室の ドクター殴りたい 言葉の裏 皮肉をこめられ 言われれば逃げ場もない 図書館にこもり 背を曲げながら 言葉の一つもわかりあえない 文献たちをにらむ そしてドクターたちは今夜 修論の下馬評を立てる とにかくもう学校や家には帰りたくない 自分の研究が何なのかさえわからず震えているM2の夜 盗んだテーマで走り出す 行く先もわからぬまま 暗い夜の帳のなかへ 誰にも縛られたくないと 逃げ込んだ大学院で 自由を失った気がした M2の夜 冷たい風 冷えた体 人恋しくて 夢見てるマスターの発表を 「ダメだ」と呟き叩き潰す 闇の中ぽつんと光る 学会発表 一晩あれば書ける業績 ひとの論文まる写し 公募の結末もわからないけど 教授と俺は 就職だけずっと夢に見てる 教授たちは 博論を書けよ書けよと言うが 俺は嫌

  • Amazon.co.jp: 社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」 (岩波文庫 白 209-2): マックスヴェーバー (著), Weber,Max (原名), 祐治,富永 (翻訳), 浩,折原 (翻訳), 保男,立野 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」 (岩波文庫 白 209-2): マックスヴェーバー (著), Weber,Max (原名), 祐治,富永 (翻訳), 浩,折原 (翻訳), 保男,立野 (翻訳): 本
  • 彼女の結婚 - slight detour

    <1. 兆し> 彼女が結婚を意識したのは、26歳くらいの頃だった。 つきあって5年ほどの彼は同じ職場の同僚で、頼りがいのあるやつに見えた。二人の関係も良好だったし、結婚するのは自然な流れだと思っていた。ただ、プロポーズの言葉や、それを自分がどう受け止めたのかについて、彼女には記憶がない。 結婚が決まり、どんな式にするかの話し合いが始まってから、雲行きは怪しくなった。 ちょうど人前式というスタイルが導入され始めた頃で、信じてもいない神に結婚を誓うというのもおかしい、と考えた彼女は「人前式でやろうよ」と彼に提案してみた。着るものもお仕着せの文金高島田やウェディングドレスではない、ちょっと自分らしいオリジナリティのあるものにしてみたかった。 彼の反応は、微妙なものだった。だが、特別な反対というものもなかった。どうしても女性の方が結婚式の準備には夢中になるもの。そのときの彼女には、彼の無反応はそれ

    彼女の結婚 - slight detour