2011年11月05日14:33 カテゴリ経済 TPPについてのリンク集 きのうのトコトン議論でちょっと驚いたのは、元外交官の孫崎氏までが「アメリカの関税は低いから、TPPで輸出は増えない」と繰り返し批判していたことだ。これが外務省の平均的な経済リテラシーだとすると、政治家だけではなく官僚にも教育が必要だろう。同じことばかり書くのも面倒なので、今までブログと「アゴラ」などに書いた記事をまとめておく。自由貿易のメリットは輸出を増やすことではなく、消費者の利益を最大化することである。これは国際経済学の教科書の最初に書いてあることで、それを理解しないとすべてトンチンカンな話になる。 いろいろ話題の中野剛志氏の話は、この根本問題を勘違いして、「TPPで輸出は増えないからメリットがない」とか「関税を撤廃して農産物の価格が下がったらデフレになる」とかいうナンセンス。論評する価値もない。 「貿易はWin
野田政権がTPP(環太平洋経済連携協定)への参加方針を打ち出してから、日本中で反対の声がわき起こっています。従来貿易自由化に反対であった農業団体などの利害関係者だけではなく、それとは関係の無い一般の人にも反対意見が多く、ネットでも反対意見が大勢を占めているように見えます。 このようなTPP反対論で最近有名になっている中野剛志氏(経産官僚・京大准教授)の意見を読んでみました。簡単にまとめると、TPPでは日本の輸出は増えず、米国からの輸入ばかり増えるから、日本にとって損な協定であるというのが、反対理由のようです。 中野剛志(経産官僚・京大准教授)の、TPP解説がわかりやすすぎる!―日本がTPPで輸出を拡大できない理由:ざまあみやがれい! このような意見の背後にあるのは、貿易で利益を得ることを国益と考え、輸出を善、輸入を悪と考える、重商主義という考え方でしょう。この考え方では貿易とは輸出国が輸入
「これがSFだ!」という定義はなかなか難しく、ファンの間でもしばしば議論になったりしますが、そんな奥の深い世界を1枚にまとめてしまったのがこの図。他の文学ジャンルの発展とともに、SF史を一目で理解することができるようになっています。 これはアメリカ・ニューヨーク在住のデザイナー、ワード・シェリーさんが2009年に作成したもの。 様々なジャンルの文学がどのように進化・分化していったのかを4400×2364ピクセルという巨大な画像にまとめています。自分の好きなジャンルとそうでもないジャンルが意外なところでつながっているのを発見できたりします。 The History of Science Fiction (JPEG)(拡大) 中世が終わり、合理主義が台頭してきたあたりがSFの出発点。科学技術が進歩した上、地球の様々な場所への探検やユートピア思想によって、まだ見たことのない理想的な社会への憧れが
博士課程を卒業して三年度目です。 最初の二年は研究員というお仕事もあったのですが、今年度は完全に非常勤講師のお仕事しか無いので、こういう場合は「ポスドク」とは言わないのかな。定義がいまいちわかっていません。 最近、こういう時期/境遇の時にしか書けないことがいくつかあるんじゃないかとぼんやり考えています。 ここでは、こういう状況になって初めて「ああ院生の頃にこういうことをしておけば良かった(のかなあ)」と思ったことについて書いてみます。二つだけですが。結局僕の計画性の無さを告白するだけに終わりそうですが、回顧録として。誰かの参考になるなんてことがあると嬉しいです。 短い時間に研究する方法を色々考えておく 僕は院生の頃はどちらかというと研究したい時にまとめてガッとやるタイプでした。 もちろん院生の頃もシンポジウムなどのイベントに関わる仕事やTA/RA、研究室の運営、バイト、…など研究以外にも色
仕事でMacBook Air 13inchを使うことになりました。 軽さと薄さが最高ですよね。毎日持ち歩いています。MacBook Airの美しい表面を傷つけないためのケースを探していたのですが、薄さを損なわないシンプルなものがやっと手に入りました。 再生フェルト丸留め付きケース グレー・大 | 無印良品ネットストア ジョブズ氏がAirをプレゼンしたときに封筒から取り出したというエピソードをこの記事で知りました。 新型MacBook Air対応のマニラ封筒ケース登場 - #RyoAnnaBlog 封筒から出すことでAirの薄さ・軽さを強調したかったのでしょうね。 この封筒は、そのプレゼン時の封筒(マニラ封筒)に似た形です。フェルトの素材がAirを優しく守ってくれるような安心感を与えてくれます。封筒のサイズはギチギチではなく、左右に多少余裕がありますよ。 試しに白のMacBookを入れてみた
西日本を中心に生息するクマゼミが、夏にNTT西日本(大阪市)の光ファイバー通信の家庭用ケーブルを、木の枝と間違えて産卵し断線させる被害が平成17年ごろから多発していたが、NTT側が21年に開発した最新型ケーブルは、3年連続で被害が0件だったことが分かった。単純にケーブルの皮膜を厚く硬くすればよさそうだが、ケーブルが太く硬くなり過ぎれば敷設工事の障害となる。頭を抱えていたNTT側とセミの攻防は、NTT西に“軍配”があがったが、その裏には猛暑とたたかう研究員たちの苦労があった。 クマゼミは、体長約60~70ミリの大型のセミ。毎年7~9月、枯れ枝などに直径約1ミリの産卵管を突き刺して卵を産みつけるが、光ファイバー通信の幹線から枝分かれした家庭用ケーブルを、枯れ枝と“勘違い”して産卵。ケーブルに穴を開け、中の心線を傷つけて通信を遮断させる被害が11年に初めて確認された。その後、光ファイバー通信の敷
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