米ニューヨークで撮影に応じるショーン・ブルックス(Sean Brooks)さん(左)とスティーブンさん(2013年4月2日撮影)。(c)AFP/The DOMA Project 【6月29日 AFP】配偶者に与えられる連邦法上の優遇措置を同性婚カップルにも拡大した米連邦最高裁の判決は、すぐさま劇的な結果をもたらした。あとほんの少し遅ければ米国から強制退去処分になるところだったコロンビア人男性のスティーブンさん(35)は、今や合法的に米国人の夫と一緒にニューヨーク(New York)に滞在できるようになった。 最高裁のウェブサイト上にこの画期的な判決文が発表されたのは26日午前10時。法律事務所マスライアー・ソロウェーの修習生がそれを印刷し、5ブロック離れた移民裁判所まで走って届けるには30分しか残されていなかった。移民裁判所の判事は、滞在許可証を持たないスティーブンさんの強制送還を検討して
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