教育思想双書 教育現象のシステム論出版社内容情報 ルーマンの社会システム論に依拠しつつ教育関連のテーマを考察し、日本の教育システムの現実にひきつけてルーマン理論を再解釈！ 1.教育システムに関わる生徒の自己、つまり心理システムとの関わりからの分析と、2.教育システムとその他の機能システム(経済、家族、政治、学問、芸術etc.)との関わりを分析すること。この二つの方向から公共性・個性・学習・カリキュラム等をテーマに、教育システムとその外部との関係に迫る！ 関連書： 『ルーマンの教育システム論』（恒星社厚生閣） 第1章 公共圏としての学校のシステム論的再編 ──アレントの「見捨てられた境遇」からルーマンの「尊厳」へ── 1 学校の公共性をめぐる錯綜した状況 2 学校の社会性と公共性 3 学校の公共性への新たなシステム論的視点 第2章 「個を生かす教育」を生む社会システム 1 「個」を生かす教育というメッセージ 2 「個」の再帰
