データの取得場所や広告の種類に関する説明はまとめ記事【定期更新記事:米新聞社広告費動向(Q単位)】で説明されている。そちらで確認をしてほしい。 今回ターゲットにするのは、アメリカの新聞の広告収入推移。以前の記事で掲載した領域(2004年以降)で、同じように最新データ・2011年分まで反映させて生成したのが次のグラフ。 「リーマンショック」によって大きく落ち込んだ後のリバウンド(反動)が見られた日本の各種経済指標同様に、アメリカの新聞業界の広告収入においても、滝のように下落した2009年と比べて2010年ではリバウンドが確認できた。これはこれらの値があくまでも「昨年と比べての増減の割合」であるからに過ぎない。そしてそのリバウンド効果が無くなった2011年では、オンラインも含め復調ぶりは姿を消し、再び右肩下がりのグラフを生成している。 紙媒体は押し並べて2006年以降は「前年比」でマイナス域の