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ブックマーク / wiredvision.jp (159)

  • WIRED VISION / 神経細胞を仮想環境に接続――「意識」は生まれるか

    神経細胞を仮想環境に接続――「意識」は生まれるか 2007年9月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Brandon Keim 2007年09月28日 神経細胞を培養するための多電極アレイ Credit:ジョージア工科大学神経工学研究室(4枚とも) 哲学者のルネ・デカルトが「われ思う、ゆえにわれあり」と言ったとき、おそらく、ネズミの神経細胞群が培養皿で切手サイズにまで育てられ、コンピューターに接続されるといった事態は想像していなかっただろう。 長年にわたり、科学者たちは、研究室で培養された脳細胞の発火パターンを観察することで、脳の発達についての研究を進めてきた。 しかし最近まで、培養皿の脳細胞は、情報を受け取ることができなかった。実際の灰白質とは異なり、信号を送ることしかできなかったのだ。 ジョージア工科大学の科学者チームは、より物の脳に近い活動をする神経

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    tsimo 2007/09/28
  • 荷物の重さを8割軽減、MIT開発の「外骨格」装具 | WIRED VISION

    荷物の重さを8割軽減、MIT開発の「外骨格」装具 2007年9月27日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel 2007年09月27日 米国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)から資金援助を受けたマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者たちが、背負った荷物の重さを和らげるシンプルな補助装具を開発した。 『Exoskeleton』(外骨格)という想像力豊かなネーミングのこの装具は、背中にしょった約36キログラムの荷物の重みを80%軽減してくれるという。関節でつなぎ合わせた複数のパイプを介して、荷重を地面に直接逃がすという仕組みだ。 この発明で画期的なのは、電力消費量の低さだ。Exoskeletonを動作させるのに必要な電力はわずか1ワットで、この手の装置で一般的な3000ワットより大幅に低くなっている。 ただし、Exoskeleton

  • 社内ビデオが流出:Googleは「SNS化」をめざす? | WIRED VISION

    社内ビデオが流出:Googleは「SNS化」をめざす? 2007年9月13日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) Scott Gilbertson 2007年09月13日 米Google社は『Facebook』の後を追っているようだ。 Google社から流出したビデオには、同社が提供する各サービス(『Picasa』『GTalk』『Google Calendar』『Google Reader』など)を『Activity Streams』と呼ばれるものに統合するという計画が詳細に説明されている。 Activity Streamsを友人に登録してもらうことにより、Facebookのフィードと同じ要領で、自分や友人の活動を追跡したりアップデートしたりできる。 この情報の出所は、『Google Blogoscoped』の読者が見つけたGoogle社の社内ビデオだ。 ビデオは誤って公開

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    tsimo 2007/09/13
  • クールな外見で低燃費、シトロエンの『C-Cactus』 | WIRED VISION

    クールな外見で低燃費、シトロエンの『C-Cactus』 2007年9月12日 環境 コメント: トラックバック (0) Matthew Phenix 2007年09月12日 Photo Credit: Citroen 政治的理由から反フランスを貫く皆さんはどうぞご勝手に。フレンチ・フライを「フリーダム・フライ」と呼ぶのならそれも結構。 でも筆者はフランスが好きだ。特にフランス車は――これまでも、これからも。 私を訴えたければご自由に。米国におけるフランス車の過去の実績がパッとしないという点について、何か言いたければ言ってもらっていい(まあ、黙っていてくれればその方がいいけれど)。 それでも私は今ここで宣言しよう。仏Renault社、仏Peugeot社、仏Citroen社は、他のどの会社よりも、自動車製造の技術(ある程度は学術的な部分まで)の向上に貢献していると(この評価には含めていないが、

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    tsimo 2007/09/12
  • ウェブ・アプリへの移行をリードする『iPod touch』 | WIRED VISION

    ウェブ・アプリへの移行をリードする『iPod touch』 2007年9月10日 IT コメント: トラックバック (1) Scott Gilbertson 2007年09月10日 米Apple社は9月5日(米国時間)、インターフェースもデザインも『iPhone』にそっくりな『iPod touch』を発表した。この2つの製品でもっといろいろなことをしたいと考える開発者やハッカーにとっては、まったく新しい世界が開かれたことになる。 同社のSteve Jobs最高経営責任者(CEO)は明言していないものの、iPod touchのオペレーティング・システム(OS)は、iPhoneに使われているものと同様に『Mac OS X』と同系列のものだと、多くの開発者が考えている。これはつまり、iPod touchはiPhoneと同じくらいハッキングしやすい可能性が高いということだ。 「これまで、(『iPo

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    tsimo 2007/09/10
  • プラズマ状態で「無機的な生命」が誕生――最新の物理学研究

    プラズマ状態で「無機的な生命」が誕生――最新の物理学研究 2007年9月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Brandon Keim 2007年09月06日 Photo: NASA/ESA 生物は炭素からできているはずという考え方は、かなり時代遅れになっている。現代の考え方は、持続する組織とエネルギー流のパターンこそが生物の質、というものだ。 実際、私たちが有機体だからといって、エイリアンも有機体である必然性はない。 そんなわけで、地球上の生命のかたちにこだわるのはやめて、広い心を持とうではないか。『Science Daily』の記事『物理学者が、生物に似た特質を持つ無機塵を発見』から引用する。 国際的なチームが、適切な条件下で、無機塵の粒子がらせん構造体を形成し得ることを発見した。こうした構造体は、一般に有機化合物や生命体に見られるのと同じ方法で、相互

  • 「吐き気を催す波長」で攻撃する携帯型武器 | WIRED VISION

    「吐き気を催す波長」で攻撃する携帯型武器 2007年8月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Noah Shachtman 2007年08月29日 米国土安全保障省(DHS)の資金提供を受けた、米Intelligent Optical Systems社の研究チームが、人に当てて吐き気を催させる懐中電灯の開発に取り組んでいる。 ワイアードのブログ『Threat Level』によると、この『LED Incapacitator』は、まず距離計を使って、標的となる人物の目までの距離を測定する。 それから、絶えず色が変化する光パルスを発し、標的となった人の気分を悪くさせる――それも、ちょっとどころではない。『Technology Review』の記事によると、「人によって出方に差はあるが、効果は見当識障害からめまい、吐き気までと幅広い」という。 パートナーのVladi

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    tsimo 2007/08/29
  • 驚異の素材『エアロゲル』、その用途は? | WIRED VISION

    驚異の素材『エアロゲル』、その用途は? 2007年8月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Rob Beschizza 2007年08月29日 Photo:NASA/JPL ワイアードでは以前にもエアロゲルについての記事を掲載している(日語版Hotwired過去記事)が、この「驚異の素材」を別の角度から取り上げる価値は大いにあるだろう……。 大部分が空気というこの風変わりな超軽量素材は、1000度もの熱に耐え、負荷が均等に分散された場合は、自重の何倍もの重さを十分に支えられる強度があるという。 最終的には、一般的な素材として日常生活に浸透する、と研究者たちは考えているが、たぶん、製造コストがネックになっていて、実際的な用途を見出すのは依然として難しいようだ。 『Times』紙は、イリノイ州にあるノースウェスタン大学のMercouri Kanatzidis教

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    tsimo 2007/08/29
  • バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(1) | WIRED VISION

    バイオ燃料の普及で森林が絶滅?(1) 2007年8月20日 環境 コメント: トラックバック (2) Brandon Keim 2007年08月20日 放牧地を作るために、アマゾンの森林を焼いて伐採している様子(NASAの『LBA-ECO』プロジェクトより) 燃料用作物を育てるために森林を伐採する場合、環境への悪影響は大きく、バイオ燃料の利用によっても埋め合わせができないことが最近の調査でわかった。 ヒッピーの夢だったエネルギー用作物が環境対策の主流となった今、この調査結果は人々の熱を冷まさせるメッセージだ。 今や世界中の政府や産業界が、環境を汚染する化石燃料の代わりに植物から生成した燃料を使うことを表明している。しかしそれは、木々を育み二酸化炭素を貯蔵する森が見られなくなる事態を招いてしまうのだろうか。 科学雑誌『Science』誌の記事の中で、イギリスの環境保護団体『World Lan

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    tsimo 2007/08/20
  • コーヒーで動くスターリングエンジン | WIRED VISION

    コーヒーで動くスターリングエンジン 2007年8月20日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (3) Charlie Sorrel 2007年08月20日 カフェラテを、飲むこと以外に使えないかと考えていた人(誰だって1度は考えるだろう?)には、コーヒーで動くスターリングエンジンがお薦め。ドイツのAstroMedia社から発売されている。 スターリングエンジンはロバート・スターリング[1790-1878、スコットランド人]が発明した単純な熱機関で、熱エネルギーを運動エネルギーに変換する。 2つの空間の温度差を利用し、ピストンを動かす仕組みだ。エンジンは4サイクル形式で、1枚のフライホイールですべての動きを制御する。 AstroMedia社のキットは、バロック調のペーパークラフトで、厚紙製の体とアルミニウムの部品から成る。 高さは16.5センチで、1杯の飲み物で12時間動

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    tsimo 2007/08/20
  • 小さなしずくを自在に操るマイクロ流体デバイス | WIRED VISION

    小さなしずくを自在に操るマイクロ流体デバイス 2007年8月20日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Aaron Rowe 2007年08月20日 マイクロ流体デバイスは、まるで配管設備を持ったコンピューター・チップのようだ。 おそらく、マイクロ流体デバイスは、あらゆる種類の医療技術に欠かせないものになるだろう。物理的な問題がすべて解決すればだが。 シンガポールで開催された第3回バイオエンジニアリング・ナノテクノロジー国際会議で13日(現地時間)に、ハーバード大学物理学部のDavid Weitz教授は、同教授の率いる研究チームが、さまざまな働きをするマイクロ流体デバイスを作成できることを示した。 このデバイスを使うと、液体の小さなしずくを選り分けたり、分割、結合したりできるほか、しずくの中にまったく同形のしずくを作ることさえ可能だ。教授の学生の1人は、このチップ

  • シンガポール「バイオポリス」で、バイオエンジニアリング・ナノテク国際会議 | WIRED VISION

    シンガポール「バイオポリス」で、バイオエンジニアリング・ナノテク国際会議 2007年8月16日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Aaron Rowe 2007年08月16日 8月12〜15日(現地時間)、第3回バイオエンジニアリング・ナノテクノロジー国際会議がシンガポールで開催。2003年以来バイオテクノロジーに力を入れてきた同国の努力の成果を披露している。 会場のリサーチパークは、その名も『Biopolis』。敷地内の超現代的な建物にはそれぞれ『Proteos』、『Matrix』、『Genome』といった名前が付けられ、最新の設備が整っている。 会議が格的に始まった13日、私は数々のハイレベルなプレゼンテーションを目にする機会に恵まれた。そのテーマは、組織工学から量子ドットまで多岐に及んでいた。特に刺激的だった発表や出来事を数日中にお届けしようと思う。 シ

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    tsimo 2007/08/16
  • 任天堂の宮本茂氏が語る、ゲームの新たな発想(1) | WIRED VISION

    任天堂の宮茂氏が語る、ゲームの新たな発想(1) 2007年8月 8日 コメント: トラックバック (1) Chris Kohler 2007年08月08日 7月中旬に『E3』会場で行なわれたこのインタビューは、もしかするとゲーム業界が最も待ち望んでいたものかもしれない。相手は任天堂のゲーム開発を指揮する宮茂氏。 私はこの5年間で宮氏に話を聞く機会が何度かあったが、すべてのインタビューが意義深いものだった。 規模を縮小した今年のE3にあっては、宮氏としても話す材料はそれほどなかった。しかし、開発中の『Wii Fit』や『スーパーマリオギャラクシー』のゲームデザインについて語る彼の言葉は必読に値する。 巨大な開けた3D空間ではなく、球体や惑星の上でプレイすることの最大のメリットは、自分がやっていることを常に見る上で、カメラがあまり問題にならないことです。3D空間での操作に苦労している人

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    tsimo 2007/08/08
  • WIRED VISION / 8km先の対象を撃つ「レーザー・ライフル」(1)

    8km先の対象を撃つ「レーザー・ライフル」(1) 2007年7月31日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Hambling 2007年07月31日 米陸軍は現在、検問所の防衛手段として「プラズマ音響防衛システム」(Plasma Acoustic Shield System:PASS)を開発しようとしている。レーザーパルスによってプラズマを発生させ、さらにそのプラズマ中に超音波の衝撃波を発生させて閃光と大音響を作り出すというシステムだ。 もっとも、同プロジェクトの当初のアイデア、および長期的な目標として、携帯可能な致死性レーザー兵器の開発がある。PASSはその目標へのささやかな第一歩にすぎない。 写真は米空軍「ScorpWorks」チームが開発した、固体レーザーを用いた非致死性対人レーザーライフル「PHaSR」 陸軍の高度エネルギー兵器システム部門(A

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    tsimo 2007/07/31
  • 『Wii』+『Second Life』で、訓練用シミュレーター(1) | WIRED VISION

    『Wii』+『Second Life』で、訓練用シミュレーター(1) 2007年7月30日 IT コメント: トラックバック (0) Steve Mollman 2007年07月30日 任天堂のゲーム機『Wii』では、そのコントローラーを使ってまるで当にプレイしているかのような感覚でテニスやゴルフ、野球を楽しむことができる。では、同じコントローラーで、外科手術や薬剤散布、原子力発電所の操作を練習してはどうだろう? マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究員であるDavid E. Stone氏は、現実世界でこうしたもののシミュレーションを行なうのに、Wiiリモコン以上に適した道具はないと話す。 実際、人の動きに反応するコントローラーは「コンピューター科学史上、もっとも重要な技術革新の1つ」だとStone氏は主張する。これを利用しない手はないだろう。 Stone氏にとってWiiリモコンは、仮

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    tsimo 2007/07/30
  • ノートPC市場に革命をもたらすか、OLPCの『XO』 | WIRED VISION

    ノートPC市場に革命をもたらすか、OLPCの『XO』 2007年7月27日 IT コメント: トラックバック (1) Scott Gilbertson 2007年07月27日 非営利法人One Laptop Per Child(OLPC)が7月23日(米国時間)が最終ベータ版を発表したノートPC『XO』[日語版注:一般には「100ドルノートPC」と呼ばれている]は、既存のラップトップ・コンピューティングに革命をもたらす存在には見えないかもしれない。だがこれは、そうした可能性を持つマシンだ。 いかにもおもちゃのような明るい緑と白のデザインで、初期の『iMac』と米Fisher Price社のおもちゃが間違って合体したかのような見た目だが、その仕様には印象的な点がいくつもある。 XOがわれわれのノートPCに対する概念を変えそうな領域としては、第1に消費電力があげられる。XOは、既存の最もハイ

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    tsimo 2007/07/27
  • 「顔認識」がさらに進化――性別や感情を識別 | WIRED VISION

    「顔認識」がさらに進化――性別や感情を識別 2007年7月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Becker 2007年07月25日 オートフォーカスのデジタルカメラの購入を考えている人なら、「顔認識」が最近の必須機能だということを知っているだろう。フレーム内の人の顔を自動的に検知し、露出もピントもその部分に合わせる技術だ。 そしていま、ドイツのフラウンホーファー研究所半導体部門(Fraunhofer Institute for Integrated Circuits)の研究者たちが、次の段階へと足を踏み入れたようだ。 顔の部分を認識するだけでなく、その人が男性か女性か、また楽しそうか不機嫌そうかを、動画からリアルタイムで見分けられるシステムを開発したというのだ。 この技術は、カメラに使われる場合、どのように機能するのだろうか。必要に応じて「もっ

  • これは笑える音声認識(動画) | WIRED VISION

    これは笑える音声認識(動画) 2007年7月12日 IT コメント: トラックバック (1) Charlie Sorrel これは、うまく作られたパロディーかもしれないし、あるいは物かもしれない。いずれにせよ、これを見る前には、手に持ったカップをテーブルにおいた方がいい。さもないと、コーヒーを吹いてさんざんな目に遭うだろう。 このビデオは、『Windows Vista』のユーザーが、Vistaの新しい音声認識技術を使って『Perl』スクリプトを書こうとする様子を撮影したものだ。とにかく笑える。 Vistaの高度な音声認識技術[Fake Steve(たぶん、職場では見ない方がいい)] WIRED NEWS 原文(English)

  • 「感情認識ソフトウェア」をマーケティングに利用 | WIRED VISION

    「感情認識ソフトウェア」をマーケティングに利用 2007年7月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (2) Nicole Martinelli 2007年07月18日 感情認識ソフトウェアでマッピングした、イギリス人被験者が幸せな気持ちでいるときの顔。 Photo:Theo Gevers 人間の表情を読み取るプログラムが、マーケティングを一変させるかもしれない。 オランダの研究者グループが、そんなソフトウェアを利用した消費者テストを実施した。その結果は、女性の笑顔を引き出すには甘いべ物が最も確実だという、すでによく知られている話を補強するものだった。 このテストでは、ヨーロッパの6ヵ国の女性300人について、5種類の品をべている様子が撮影された。バニラアイスクリーム、チョコレート、シリアルバー、ヨーグルト、リンゴ。意外ではないが、女性たちは、アイスクリームと