富士通は11月11日、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「DXビジネス」の強化に向け、中途採用の目標人数を引き上げると発表した。2019年度の目標人数は150人だったが、300人に倍増する。採用の対象は、即戦力として期待できるAIエンジニア、サイバーセキュリティエンジニア、データサイエンティストなど。 社会人経験が3年前後の第二新卒も積極的に採用する。第二新卒者の場合は、IT関連の業務経験は不問。IT知識をレクチャーする研修を入社後に実施し、新卒と同水準の知識を身に付けられるよう支援するという。 同社広報は「この規模の人数を1年間に中途採用することは過去にない」と話している。 IT企業からDX企業に転換 富士通は19年6月に時田隆仁氏が新社長が就任後、「IT企業からDX企業への転換」をテーマに掲げ、DXビジネスの拡大に注力。同事業に特化した新会社を20年1月に立ち
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