こんにちは。TAK(@tak_dcxi)です。 今回は SNS で頻繁に話題になる「font-size の指定はpxとremどちらを使うべきか?」問題について。 自分が観測している限りだと、 font-size の指定は px と rem どちらを使うべきか? Web デザイナーはコーディングの知識があったほうがいいか? jQuery はオワコンなのか? 実装者はピクセルパーフェクトに拘らないとダメか? h1 タグはどこに使うべきか? あたりは四半期に一度は話題になっている感覚がありますね。 おそらくこの記事を読んでいる方や、もしくはタイムラインにこの記事の Twitter カードなんかが流れてきてウンザリしている方も多いことでしょう。僕も正直「またこの話題か…」という感想ですが、頻繁に話題になるということはそれだけ意見が割れているということなので、自分なりの見解をまとめるためにもこの記事
<img>タグは頻繁に使用されるタグということもあり、その分間違った使い方をよく見ます。 本記事では、<img>タグの取り扱いについて、以下の2点について解説したいと思います。 1. <img>タグをどんなタグで囲うか 2. alt属性には何を入れたら良いか<img>タグをどんなタグで囲うかよくTwitterや個人の方が書かれているブログなどで「<img>タグは、○○タグで囲うべきだ!」というようなことを発信されているのを見かけます。 しかしながら、そもそも<img>タグをなにかのタグで囲わなければいけないというルールはありません。 例えば、画像や見出し、段落を含む、カードレイアウトのようなデザインがあった場合に、 <div class="card"> <img src="image.jpg" alt=""> <h2>見出し</h2> <p>カードの説明文が入ります。</p> </div>
二〇一七年 卯月 卅日 日曜日 ■ 改訂版・たぶん、ほとんどの人は viewport meta タグの指定をまちがえてる・その1 [/links] この記事は書かれてから1年以上経過しています。内容が古くなっている可能性があります。コメントの受付は終了しました。 もう3年近く前になるが、「たぶん、ほとんどの人は viewport meta タグの指定をまちがえてる」という記事を書いた。その内容に大きな間違いはないのだけれど、3年前と今とでは状況が変わっているし、あらためて読み返してみると我ながらわかりにくい記事だと思った。 一方、Google で「meta viewport」と検索して上位に出てくるページを見る限り、3年たってもまだ理解していない人が多いようだ。たとえば「もう逃げない。HTMLのviewportをちゃんと理解する」は、残念ながら理解が中途半端だ。そんなわけで、改訂版を書くこ
CSSは使いようによっては様々な表現が可能な奥深い言語です。しかし、アニメーションなど凝った動きをするものに関してはコードは見れても実装方法を詳しく解説している記事は多くないように思えます。 この記事では、私(さかっちょ)がTwitterで過去にツイートしたCSSの技術をCodePenで改めて実装し、Twitterでは解説しきれなかった実装方法をより詳しく説明しています。CSS初学者の方にもわかりやすいように解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。 その1. 一文字ずつ登場するテキストアニメーション See the Pen [CSS Tips] Text Show-up Motion by Takuro Sakai (@sakaccho) on CodePen. 一文字ずつtransformで移動させています。文字が途切れることなく流れるようにtransition-delayを調整
俺流レスポンシブコーディングの覚書。「人には人のレスポンシブ」があるのでこれが正解だってわけではないのですが、レスポンシブコーディングで悩んでいる人にとって参考になる記事になってくれたら嬉しいです。 ブレイクポイントは特定のデバイスの画面サイズを基準にしない 以前アンケートを取った時にデバイスのサイズを意識して決める人が半数以上を占めていた。 アンケート結果を抜きにしても「2021 年のブレイクポイント決定版はこれだ!」的な記事がバズっているのを定期的に目撃し、主流のデバイスのサイズを比較するアプローチがほとんどであるが、僕はデバイスの端末のサイズを基準にブレイクポイントを決めることには否定的である。 主流のデバイスのサイズなんてものは時間が経てば変化する。 昨年 iPhone 12 が発表された時に従来の画面サイズとは違うバリエーションになることが分かるやいなやタイムラインが慌てふためい
2021 年 1 月に CSS Cascading and Inheritance Level 5 の First Public Working Draft が公開された。 CSS Cascading and Inheritance はその名の通り、CSS の Cascade や継承などについての仕様を定義しているもので、つい先日 Level3 が晴れて W3C Recommendation となった。 CSS Cascading and Inheritance Level 3 is a W3C Recommendation そして、新たに First Public Working Draft が公開された Level5 では、今までの Cascading に、新たにLayerという概念の導入が検討されている。 本記事では CSS の Cascading についておさらいし、新しい概念であ
「SEO に強い HTML の書き方」というツイートがそこそこバズっていて、その内容に対して駆け出しエンジニアの方たちが「参考になった」などと称賛の声を挙げていたのを見かけて思うところがあったのでこの記事を書きました。 元ツイの概要は次の通り。 body > main > article > sectionに h1は 1 ページに 1 つ(要キーワード) 見出しタグは毎度 section で囲む ヘッダーメニューは nav で囲む 画像に適切な alt を設定する title / description を書く 階層を意識して書く div はあまり使わない 画像は p で囲む この記事は元ツイおよび元ツイの投稿者を批判する意図で書いたものではなく、あくまで挙げられている内容に対する個人的見解をまとめたものです。 正しいか正しくないかをそれぞれの項目のはじめに書いていますが、あくまで僕個人の
Webページのパフォーマンスを向上させることは、CSSでも可能です。去年の暮れからChromeで利用できるようになったCSSの新しいプロパティで、2021年現在Edge, Operaにもサポートされています。 読み込みパフォーマンスを向上させるために最も効果があるCSSの新しいプロパティcontent-visibilityについて紹介します。 content-visibility: the new CSS property that boosts your rendering performance by Una Kravets, Vladimir Levin 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに content-visibilityのサポート状況 CSS Containmentとは content-visi
CSSのclip-pathプロパティは、非常に便利です。 セクションの区切りを斜めにしたり、ボタンに波紋のエフェクトをつけたり、スクロールして要素がビューポートに入った時にアニメーションで表示されたり、最近のWebページやスマホアプリで見かけるエフェクトはclip-pathプロパティを使用すると、簡単に実装できます。 clip-pathプロパティの基礎知識と便利な使い方、実装のポイントなどを詳しく解説します。 Understanding Clip Path in CSS by Ahmad Shadeed 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに clip-pathプロパティにおける座標 clip-pathプロパティに使用できる値 clip-pathプロパティを使用した実装 終わりに はじめに clip-pathプ
margin-bottomではなくmargin-topを使う派である旨をツイートしたら理由を尋ねられたので、それに対する回答です。大きくは次の3つです。 末尾の要素の存在が任意である場合が多いため Stackレイアウトとの取り合わせやすさのため 隣接セレクターを使った場合分けができるようにするため CSS、基本コンポーネントの上にマージン取る派と、下にマージン取る派がいると思うですけど、自分は今までずっと下で。というのは、その方が直感的だと感じるからなんですけど、見出しの下って結構縮めるよね?それを上マージンでやると結構頭こんがらがらない?って思うんだけどどうなんだろう — Takazudo (@Takazudo) January 12, 2021 上です — 全部入りHTML太郎 (@_yuheiy) January 12, 2021 なぜですか? — u (@uknmr) Januar
更新履歴 追加 2024/04/01 「Epic Easing」を掲載しました 2024/03/07 「Filter Blend」を掲載しました 2024/03/04 「Tooltips & Speech Bubbles」を掲載しました 2023 2023/07/04 「CSS Box Shadows Generator」を掲載しました 2023/06/29 「Regulex」を掲載しました 2023/04/05 「Colorable」を掲載しました 2023/03/09 「Scrollbar.app」を掲載しました 2022 2022/10/04 「CSS Shadow Palette Generator」を掲載しました 2022/09/07 「Wayback Machine」を掲載しました 2022/05/31 「Min-Max-Value Interpolation」を掲載しました
CSSを最適化して、ページの読み込み時間を高速化する方法を紹介します。 シンプルなCSSのファイルをはじめ、大規模プロジェクトで使用されるCSSまで、すべてのCSSに効果があるテクニックです。 Optimizing CSS for faster page loads by Tomas Pustelnik 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに 読み込みに時間がかかるのはなぜか? スタイルシートのファイルサイズを制限する クリティカルCSSを使用する 遅延読み込みのスタイルシート スタイルシートにコード分割を使用する まとめ はじめに 先日、私は自分のWebサイトの読み込み時間を改善することにしました。すでにかなり高速にロードされていましたが、まだ改善の余地があり、CSSの読み込みがその原因の1つであることが分か
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちはお久しぶりです。Web標準黒帯(ヤフー内のスキル任命制度)の岡部和昌(@kzms2)と申します。 今回の記事はありがちな「たくさんの良さげなCSSのプロパティなどを羅列してひたすらまとめる」だけではなく以下の考えのもと、まとめた記事です。 岡部が「使うケースがある・覚えておくべき」と感じたオススメできる、または有用と判断したCSS 可能な限り2020年からブラウザに実装された、またはこれから実装されるCSS 比較的新しいまたはあまり使われている印象がないCSS 実際のコードや挙動、対応ブラウザを掲載 自分目線でみたコメントや使えそうな場面をできる限り丁寧に説明 つまり2020年に実装されたものを中心に、有益でオススメでき
近年のフロントエンド開発にはコンポーネントという概念が付いて回ります。React・Vue・AngularといったViewライブラリでは、コンポーネントを定義してそれを組み合わせてアプリを作ります。また、いわゆるWeb Componentsとして知られる仕様群により、ライブラリに依存せずに“コンポーネント”を作ることもできるようになってきています。 コンポーネントは、何らかの機能(あるいは責務)を持った部品です。また、コンポーネントによっては再利用される(アプリ内の複数の箇所から利用される)ことを意図しているものや、そもそもライブラリとして配布されているようなものもあります。アプリの機能の一部分を抜き出したものという見方をすれば、コンポーネントというのは関数にとても類似した概念であることが分かります。 コンポーネント設計によって、言い換えればアプリがどのような機能を持ったコンポーネントたちに
先日、当ブログで紹介したThe State of CSS 2020(紹介記事)に使用されているホバーエフェクトが話題になっていたので、紹介します。 テキストリンクをホバーすると、ラインを引くまでは普通のアニメーションですが、ホバーを外した時に通常とは逆方向で元の状態に戻ります。 ラインが一方向にスーッと通り過ぎるような感じです。
※前回の2020年12月からベゼルレスのiPad mini6(8.3インチ)が出たので更新しています。 記事の詳細の内容はiPad mini6が入っていない内容です。 MacBookもM1チップでProじゃなくてAirで十分みたいになっていて、大きさやスペックが大きければいいみたいな時代は終わって、自分に合ったものを選ぶ人がより増えてきたように感じています。 前回が2019年5月にレスポンシブデザインのブレイクポイントの記事を書いて、今でもたくさんのアクセスがあり、たいへん嬉しく思っています。 そこで今回2021年に向けて内容を見直しました。 最近発売されたベゼルレスのiPad AirやiPhone12 miniなど新しいサイズも増えて、より複雑になった印象です。 iPadのSplit Viewを気にしない人は、去年と同じ560px/960pxでも問題はないです。 hashimotosan
CSS Gridは、今まで使用してきたレイアウトの実装とは大きく異なります。flexboxはアイテムを一つの軸に沿って並べるので、floatの延長としてあまり難しくはないと思います。しかし、CSS Gridは軸が一つではなく、縦と横の二つの軸でレイアウトします。 CSS Gridの基本的な使い方を分かりやすく解説します。 Learn CSS Grid in 5 Minutes by Per Harald Borgen 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 CSS Gridを始めよう! 最初のグリッドレイアウト CSS Gridの列と行 CSS Gridのアイテムの配置 CSS Gridを始めよう! グリッドレイアウトはWebサイトの設計において基本であり、CSS Grid モジュールはグリッドを作成するための最も強力で
ページのレイアウトやUIコンポーネントを実装する時に、フロントエンドのデベロッパーはいろいろなことを考えます。スクリーンのサイズが小さい時はどうなるのか、デザインでは中央配置に見えるけど実装はどうすべきか、要素が少ない場合や多い場合があるのか、max-やmin-を定義した方がよいのか、、、 フロントエンドのデベロッパーはCSSでレイアウトを実装する時に何を考えるか、その思考プロセスを言語化した解説記事を紹介します。 下記は、頭の中のメガネで見える実装のイメージです。 Thinking Like a Front-end Developer by Ahmad Shadeed 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに デザインのディテールは脇に置いておく 配下ページのレイアウトを実装する時に考えること ディテールを掘り
この記事は食べログアドベントカレンダー2020の4日目の記事です。 この記事を執筆するのは、食べログでフロントエンドチームに所属する佐伯です。 皆さんマークアップはお好きでしょうか。僕は好きです。 HTML、CSSでWebサイトが作れるのはもちろんのこと、CSSやSVGを駆使すれば、JavaScriptが必要になりそうであろう複雑なUIなども簡潔に作成出来るからです。 JavaScriptはBabelなどのおかげでIE11も比較的対応しやすいですが、マークアップはそうはいきません。Polyfillが対応していないことや、対応していたとしてもReactなどのフレームワークとの共存出来るかなど問題点があるため、IE11に合わせるしかありませんでした。 しかしながら、IE11の情勢も変わってきました。 2020年3月よりIEでYoutubeを閲覧するとアラートが表示されるようになっています。 ま
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